今年のゴールデンウィークの長期休暇は赤道を越えて南太平洋諸国へ。アフリカと並んで未踏の国が多い地域ですが、今回はそのうちトンガ、フィジー、ツバルの3カ国を訪れました。
その中でも特に印象に残ったのは、一番行きたいと思っていたツバル。人口1万人ほどのミニ国家で、国内には交通信号無し、薬局無し、チェーン店無し、クラブ無し、と無い無い尽くしの国でしたが、非常にオープンな雰囲気でリラックスして楽しめました。GDP等の経済指標でいうと世界最貧国の一つのはずですが、サブサハラのアフリカ各国と違って人がギスギスしていないのは、温暖な気候と自給自足可能な食糧事情のおかげでしょうか。
また、トンガやフィジーで気になったのは中国の存在感。米国がトランプ政権でどんどん内向きになっている間に、太平洋の勢力図は少しずつ変わって行くのかもしれません。
【フライト】
東京〜シドニー間はJALの単純往復。日豪路線はワンワールド同士でカンタス航空とコードシェアをしてくれると羽田深夜発や早朝着等の選択肢が増えて嬉しいのですが、現状ではJALユーザー的にはこれ1択。メルボルン線は往路のスケジュールが悪すぎて使えません。
シドニーから先はニュージーランド航空とフィジーエアウェイズをそれぞれ個別に手配。今回の一番の収穫はフィジーエアウェイズで、機内サービスについては頑張っている様子が随所に感じられて気分の良いフライトでした。資金力に乏しいのでハード面は一流航空会社には及びませんが、もうすぐ成田線にも就航することもあり、次にこの地域を訪れるときもぜひリピートしたいエアラインです。
【旅行記】
2日目:ニュージーランド航空 NZ702 シドニー〜オークランド Works Deluxe
2日目:ニュージーランド航空 NZ974 オークランド〜ヌクアロファ Works Deluxe
4日目:フィジーエアウェイズ FJ210 ヌクアロファ〜ナンディ ビジネス
5日目:フィジーエアウェイズ FJ281 スバ〜フナフティ ビジネス
7日目:フィジーエアウェイズ FJ280 フナフティ〜スバ ビジネス
8日目:スバ散策 (2) ゾロ・イ・スバ森林公園、フィジー博物館
9日目:フィジーエアウェイズ FJ915 ナンディ〜シドニー ビジネス