Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:マレーシア航空 MH71 成田〜クアラルンプール ビジネス

昨年3月以来のマレーシア航空の夜行便。チェックインカウンターの位置も変わり、今までは中心に近い場所だったのですが、現在は最端の島が割り当てられていました。

A350が就航しファーストクラスが設定されるようになったので、一応チェックインカウンターにもファースト客用の優先レーンが用意されてはいます。ただし、この日はファースト客はいないので封鎖されていたのですが。

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南側の保安検査場の優先レーンはJAL便の利用客のみが対象。北側に廻れば他の航空会社の乗客も利用できるのですが、そもそもこの時間帯の保安検査場は一般レーンでも混雑していないので、そのまま南から通過。

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JALのファーストクラスラウンジでシャワーを浴びると、シャンプー類が従前のよくわからない類のものから、資生堂のLe Mondorに変更になっていました。ANAのスイートラウンジで提供されるものと同じですが、ANAが持ち帰り可能なタイプなのに対してこちらは据え置き型。

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同じ夜便でも、羽田発の深夜便と違ってラウンジが空いていてゆっくり出来るのがこのマレーシア航空の便のいいところ。

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ただし、寿司バーは20:00で閉店なので、余程早く空港に着かない限りはありつくことは出来ません。

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今日の出発ゲートは98番。サテライト側でも更に一番奥にあるゲートで、本館のラウンジからは歩いて10分ほどは見ておく必要があります。

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ゲートに到着すると既にエコノミー客まで搭乗が開始していました。幸い列は短かったので、そのまま搭乗。

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この日の機材は6月から成田線に導入されたばかりの新型であるA350。ただし、シートの種類や配置は今までのA330とほとんど変わりありません。

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座席の操作パネルもA330のシートとほぼ同様。

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最前列のシートにすると足を入れるスペースが他より広いのもA330と同じ。

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A330との違いと言えば、最前方にファーストクラスの設定があることでしょうか。MHUpgradeで最低入札価格が5万円台だったのでアップグレードしようかとも思いましたが、夜行便で食後はずっと寝ているだけなので見送り。ちなみにこの便のファースト客は結局一人もおらず、かなりクルーの数が余っている様子でした。

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頭上のシートベルトサインや禁煙サインが液晶なのもA350の特徴です。

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座席に落ち着くと配られたのは、シグニチャードリンクだというパイナップルジュースベースのノンアルコールドリンク。今までは搭乗前のドリンクといえばグァバジュースやオレンジジュース等の普通の飲み物だったので、新しい試みのようです。ライム入りで爽やかな良い味でした。

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アメニティはポルシェデザインからアイグナーのものに変更。巾着袋のJALに比べるとかなりしっかりしているのは維持されています。

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縦に開いてフックで吊り下げられる形。中身は大したことはありませんが、ケースは旅行に役立ちそうです。

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機内食メニューを見ると、メインが3種類+和食という構成は以前と変わらず。先ほどのウェルカムドリンクはメニュー上でも一押しのWAU EMASという代物だったようです。

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ソフトドリンクのラインナップ。Miloが置いてあるのはさすが東南アジアの航空会社。

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アルコールリストその1。赤ワインは3種。

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アルコールメニューその2。白ワインも3種。シャンパンはありますが、ポートワインは積んでいません。

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乗客ゼロのファーストクラスに対して、ビジネスクラスはほぼ満席の状態で離陸。

離陸後はまずミックスナッツが配られるのは以前と同じですが、以前は赤色のパッケージのものだったのでブランドが変わったようです。定期的に同じ便に乗っていると、前回との細かな違いを見つけるのも楽しみの一つになります。

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続いてサテーが出てくるのはいつも通り。これはマレーシア航空の一番のウリと言えるでしょうから、余程のことがない限り変わらないはず。

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前菜はスモークチキン、サラダ、スープの3択の中からスープを選んだのですが、何故かサラダも一緒に出てきました。いつもながらのことですが、マレーシア航空にメニュー通りのサーブを期待するのは相変わらず無理な注文のよう。それにしても、このクルトンの量・・・

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メインはビーフのヌードル。肉も麺も安っぽく、味もただ濃いだけでこれは大失敗でした。まともに食べられたのは付け合わせの野菜くらい。

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デザートはハーゲンダッツかフルーツ。

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食事が終わるとこのあたり。

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食事が終わったら、シートにカバーを被せて就寝。旧式の滑り台型ライフラットシート時代からのカバーですが、座席のサイズが変わらないため未だに使い回しされている状況です。

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目が覚めたのは到着の直前。今回も到着の10分前くらいのギリギリまで起こされず、直前まで寝かせてもらえるのはマレーシア航空の良いところです。

ちょうどこの時期はワールドカップ期間中だったのですが、到着前の機長アナウンスではフライト中に行われた試合の結果が伝えられるという粋な計らいがありました。東南アジアでもサッカーは大人気ということでしょう。

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早朝4時にクアラルンプールに到着。この時間はまだ発着便も少なく、ほとんど人がいない静まり返った空港で照明だけが煌々と明るいのが不思議な感じ。

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どうやら成田便はこの日の到着便第1号だったようです。

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そのまま入国して一度到着ロビーへ。エアアジア便に乗り継ぐので、KLIA2へ移動します。

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