Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

復路:JAL JL6 羽田〜ニューヨーク(JFK) ビジネス

今回は帰国便は午前発のJAL6便。一時帰国ということで滞在中は夜な夜な知り合いに飲み会を開催してもらっており、前夜も解散は2時半だったこともあってこの日はなかなかの二日酔いででした。グロッキーなままチェックインを終え、ラウンジでお茶と和菓子をもらって一息です。

搭乗後のウェルカムドリンクも今回はアルコールは控えてオレンジジュースで。

この日も快晴でした。やはりこの時期の東京は夏の蒸し暑さとも無縁ですし、冬晴れでスッキリした日が多いので好きな季節です。

機内食メニュー。A350導入を見越したものかはわかりませんが、12月からメニュー冊子のデザイン・フォントが少し変わりました。内容は特段変更なし。

いつも通り、離陸から40分ほどでサーブスタート。まずはアミューズからということで普段ならワインでももらうところですが、今回はそんな気分では無かったのでスカイタイムで。

今回は和食をチョイス。今回の便もガラガラで、クルー曰くキャパシティ244人のところ70人前後しか乗っていないとのことで、サービスもスムーズですぐ前菜プレートが出てきました。JALの和食はいつ見ても彩り豊かで、欧米のFrequent Flyersの間でも評判が良いのも納得。

メインは鶏と魚に加えてカレー。このカレーはコラボしている和食監修の料理店の定番メニューらしいのですが、スプーンが無いためこのカレーをどうやって食べることを想定しているのかイマイチわからずちょっと微妙。

普段だったらこのあとチーズをもらってお酒を続けるのですが、今回はデザートをもらって終了。

今回はアミューズから30分で完食となり、食事が終わってもまだこのあたり。やはりアルコールの有無が食事にかかる時間に影響していることを改めて感じました。

寝不足なのでそのまますぐ座席をフルフラットにして寝落ち。4時間ほど経って目覚めたあたりでアラカルトから中津からあげをもらいました。ご飯・卵焼き・漬物が揃っていて日本のスーパーの惣菜コーナーに置いてある弁当のような内容。

ついでにハーゲンダッツも。コロナ禍では在庫がダブついていたのか羽田の国内線ラウンジに置いてありましたが、今でも置いてあるのでしょうか。

ちょうどこの辺り。4時間寝るとずいぶん調子も上がってきました。

このB777-300ERに搭載されているスカイスイートの弱点は、天井に個人用ライトが設置されておらず手元が暗いこと。座席後部にはリーディングライトがあるのですが、テーブル全体を照らそうとなると照度が物足りません。JALもその問題は認識しているようで、希望者にはこのような小型ライトを持ってきてもらえます。ちょっと作業をしたかったので今回はこれを借りることに。

5時間ほどPC作業をしていたらもう北米大陸をかなり進んでシカゴ近辺。この辺りで食事のラストオーダーです。

フミコのセットメニューはイマイチ惹かれなかったので、アラカルトからカレー、サンドイッチ、サラダ、フルーツをオーダー。これだけお願いしてもギリギリでワンプレートに載りました。

今回もマンハッタン上空を通ってJFKへアプローチするルート。このルートの場合、左の窓側座席を押さえておくときれいにマンハッタンの摩天楼が綺麗に見えます。

JAL便としては珍しくコンコースC側に到着。入国審査場まで歩く距離は長かったのですが、審査自体はGlobal Entryのおかげで待ち時間ほぼ無しでサクっと通過。アメリカ入国も随分便利になりました。






 

国内旅行:加賀屋別館 松乃碧 宿泊記

和倉温泉の宿といえば有名なのはやはり加賀屋。今回はそんな加賀屋の別館として2015年に開業した松乃碧に宿泊しました。

加賀屋本館が家族向けの大型旅館なのに対して、こちらの松乃碧は小学生NGで全31室という小規模で落ち着いた雰囲気の宿。インクルーシブシステムを採用しており、食事は夜・朝に固定の1回ずつですが、それ以外の滞在中のドリンク類やスイーツ等は全て好きなだけもらっても料金に込みとなっています。

チェックインもロビーラウンジのソファーに座って、お茶と干菓子をいただきながらゆったり。

部屋の造りは少し古め。2015年開業とはいえ、新築ではなく廃業した旅館を買い取ってリノベーションしただけなので、こういう感じになってしまうのは仕方ないのでしょう。それにしても、ソファーはもう少し別のデザインのものが無かったのかと思ってしまいますが。

和洋室ということでベッド。

部屋で少し休憩をしたら館内散策に。ロビーラウンジではちょっとしたスイーツが用意されているのですが、これも料金に含まれています。

中庭には立派な茶室があり、宿泊客はこちらでお茶をいただくことができます。着物姿の先生がお手前を披露してくださるのですが、お付きの女性スタッフがきちんと解説してくれるので、カジュアルに楽しむことが出来ます。こうしたサービスが出来るのはやはり小規模な宿ならではでしょう。

茶室の天井には前田家の梅の家紋が描かれており、なかなか貴重なものだそう。

夕食は2階にある個室スペースで。石川県の地元の食材のオンパレードです。きちんと担当のスタッフの方がついてくださり1品ずつ解説してくれる丁寧な対応はさすが。

まずは加能蟹。冬の北陸といえばズワイガニですが、石川県で水揚げされると加能蟹と呼ばれるそうです。福井だと越前蟹、京都だと松葉蟹といったようにそれぞれブランド名称が付けられています。

もちろんここの飲み物もインクルーシブ。地元の食事には地元の酒というのがセオリーかと思いますので、北陸の日本酒を色々ともらいました。

コースの食事はどれも見栄えも良く、やはり加賀屋グループ。こんな皿が次々と登場してきて、海外生活者には堪りません。

メインはのどぐろと黒毛和牛。冬の北陸の味覚堪能です。

食後はロビーラウンジがバータイムになるので、そちらに移動。カクテル各種やリカー類に加えて、合鴨やチーズなどのおつまみもあるのでゆっくり過ごせます。日本のマリオット系ホテルのようにラウンジ大混雑といったことは全くなく快適でした。

翌日の朝食も同じ個室で。朝からこんな品数を食べられるのも日本の旅館ならではでしょう。

こちらの一夜干しと味噌漬けも朝から最高。

食後は、加賀屋本館を少し散策。歩いても行ける距離ですが、レセプションでお願いすればすぐに車を出してくれます。本館はやはりさすがの規模感で、お土産屋が両側に並ぶ通路などはどこぞのテーマパークのよう。

初めての加賀屋グループの宿泊。本館と別館でうまく棲み分けも出来ており、食事やスタッフの質はさすが加賀屋ということを実感させられました。







 

国内旅行:能登半島観光

1泊2日で能登旅行。この時点では年明けに大地震が発生するとは全く思いもしていない状況下での旅行でしたが、今となっては被災した地域の早期の復興を祈るのみです。

能登空港からはレンタカーで。空港ターミナルビルのすぐ横にレンタカー用の駐車スペースがあるので、別途送迎車等で移動する必要なくすぐに運転開始できます。

最初に行ったのは輪島朝市。午前のフライトで能登空港に飛んで車で直行すればギリギリ間に合うくらいの時間まで朝市はオープンしており、週末ということもあって観光客で賑わう朝市を散策してきました。ただ、ここも訪れてから1ヶ月も経たないうちに一帯が震災で大火事になってしまったということで、残念でなりません。

ランチは輪島にある寿司屋さん伸福で地物にぎりセット。アメリカ在住の身としては、3,000円(=$20)でこんな寿司セットが食べられることに感動。いつの間に日本も物価の安い国になりました。

同行者が頼んだちらし寿司。見た目で言ったらこちらの方が豪華そう。(値段は握りもちらしも同じです。)

午後は能登半島の中でも有数の観光地の1つである白米千枚田へ。ここは田植えから稲刈りまでの間のシーズンの方が、田んぼに稲が並んでおりより絶景となるようです。ちなみに冬季は夜間ライトアップをやっていたので、昼より日没後の方が人気だそう。

その後は北側の海岸沿いに車を走らせ、珠洲にある見附島まで。軍艦島とも呼ばれる景勝地ですが、2022年の地震ですでに少し崩れてしまっていたところ、今年年始の地震でさらに崩落が進みこの時の半分ほどは消失してしまったようです。

そのまま半島の南側に車を進め、能登半島の新たな珍名所イカキングへ。コロナ禍で支給された交付金を使って能登町が道の駅に設置した巨大なイカ型遊具ですが、見事に地元の子供達の遊び場になっているようでした。こうやって私のような観光客も珍風景目当てに訪れているわけですし、結果的には能登町にとっても良い資金の使い方になったと言えるでしょうか。

この日は和倉温泉に1泊。宿泊については別記事に記します。

翌日は南へ。天気が曇天模様なのか残念ですが、まずは砂浜に敷かれた車道として有名な千里浜なぎさドライブウェイに行きました。

ただし、がっかりなことにこの日は高波注意の看板とともに閉鎖で砂浜を車で疾走することは出来ず。そこまで風が強かったり波が高かったりする様子もなかったので、天気が優れない時は基本的に大事をとって閉鎖する運用なのかもしれません。

ランチは氷見で名物の氷見うどん

その後、天気が悪く景色が期待できなかったため、晴れていれば日本海北アルプスが一望できる雨晴海岸はスルーし高岡の歴史地区を少々散策。重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている有名観光地のはずなのですが、日本人・外国人観光客ともに皆無で非常に静かな街並みでした。

最後は富山駅前でレンタカーを返却し、そこから市バスに乗ってサウナーの北陸の聖地スパアルプスを1年半ぶりに訪問。アメリカに住むとただでさえサウナロスになっているのですが、ここのサウナは地下水を使っている水風呂のまろやかな水質が格別で、個人的には日本でも5本の指には入るお気に入りサウナ施設です。

スパアルプスのサ飯で〆て、1泊2日能登旅行は終了。帰りは富山駅からかがやきの最終便で帰京しました。

国内旅行:ANA NH747 羽田〜能登 プレミアムクラス

12月の一時帰国中、1泊2日で能登へ行ってきました。この頃には年明けに大地震が起こるとはつゆ知らず、初の能登半島旅行です。

今回能登までの往路は飛行機ということで、久々の日本国内線。能登線ANAの独占路線なので本当に久しぶりのANA国内線です。コロナ禍で海外に行けなかった頃はほぼ毎週末のように国内線に乗っていましたがそれもJALが基本だったので、羽田の第2ターミナルはいまだに使い勝手がよくわかりません。

今回はプレミアムクラスなのでこちらから。週末の朝でそれなりに混雑していたので、ありがたく優先レーンを使わせてもらいます。

8:55出発予定の便ですが、保安検査を通過したら既に8:30だったのでラウンジに立ち寄る暇もなくゲートへ。出発ゲートの47番に向かったのですが、サテライトのゲートとのことでサテライトターミナルまでバスで移動することに。

サテライト行きのバス乗り場。てっきり常にバスが待機しているのかと思いきや、到着したタイミングでは全て出払っていたようで5分ほど待たされました。20分前までに保安検査を通過すればOKという米国在住者からしたら信じ難い運用をしている羽田空港国内線ですが、ここで5分の待ちが発生してしまうようだと、サテライト便の定時運航に結構な影響が出てしまうのではないかと心配になります。

サテライト出発の便を見てみると。岩見・能登・米子・富山・稚内八丈島・大館能代など、大半がJALと競合していないANA独占の路線となっている点は、やはりという印象です。

とはいえ、個人的にはバス搭乗は嫌いではありません。こうして間近で飛行機を眺められるので、Aviation Geekにとっては意外と嬉しいもの。

結局ゲート前に着いたのは定刻8分前の8:47でした。私と同じバスで来た人が全員ゲートを通過した後のタイミングでも、ゲートのスタッフさんがあと10名待ちと言っていたので、やはりサテライトになると少しのディレイは仕方ないという運用になっていそうです。

機材はB737-800。プレミアムクラスは2-2の座席配置で、結構年季が入っていそうなタイプのシートでした。

かなり時代を感じさせる座席操作レバー。やはり国内線の機材ではJALに一日の長がある感じがします。

結局ゲートでは10人待ちと言っていたのですが、次のバスで来た乗客は6人だけで、そこまでで搭乗は終了してドアクローズして出発。残りの4人はどうなったのか知りませんが、次の便に振替だとすると能登便は1日1便しかないので夕方まで待ちぼうけを喰らうという大惨事に。ANAで羽田発で特にJAL競合が無い路線に乗る場合は、サテライトゲートに当たることも見越して早めの行動が吉ということを学びました。

大都会東京を眼下に眺めながらの上昇。やはり後ろに聳え立つ富士山の存在感が際立っています。

プレミアムクラスということで食事付き。こちらがメニューで、一応朝からお酒もサーブしているようですが今回は現地に着いたらレンタカーの運転が待っているので自粛。ただ、JALのファーストクラスと違いシャンパンは用意していないようです。

朝食時間帯ということでサーブされたのはサンドイッチとスープ。しっかりした機内食を期待するとがっかりする内容ですが、国内線ですしちょっとした軽食程度と思えばまあこんなものでしょうか。

羽田から能登へのルートは、富士山を皮切りに長野県を中心とする日本屈指の山岳地帯を縦断するルート。個人的には登山・トレランを趣味にしておりこのエリアの山々には幾度となくお世話になっているので、窓からの景色もひたすら眺めていても飽きることはありません。



こちらは八ヶ岳から南アルプス中央アルプス、さらにその奥にはつい10年前に噴火して死傷者を数多く出したことで有名になった御嶽山

多くの山々がフライトを通じて見えますが、ハイライトはやはり北アルプス五竜鹿島槍といった後立山連峰、そしてその裏に連なる剱岳立山といった立山連峰の雪を被った様は圧巻の一言に尽きます。

そして親不知から富山湾へ。上空から見るといかに親不知が交通の難所だったかよくわかります。

のときゅーこと能登空港に到着。2003年開業とのことで、まだまだ新しい空港です。

往路:JAL JL5 ニューヨーク(JFK)〜羽田 ビジネス

2ヶ月ぶりの一時帰国。今回の旅の前にTSA PreCheckとGlobal Entryという米国内空港での出入国手続きを速く行うことが出来る有料制度への登録がようやく完了したので、今回初利用です。

出発時に使えるTSA PreCheckは、国内・国際線に関係なく保安検査場で専用レーンが使え、更に検査時にPC等の電子類の取り出しや靴を脱ぐことが不要となるもの。この日も一般レーンは15分待ちに対してTSA PreCheckは5分待ちとかなりスムーズに進むことが出来ました。登録に数ヶ月以上かかるのが難ですが、米国在住で飛行機を多く利用する場合はかなり役立つサービスです。

セキュリティを通過したらいつも通りラウンジへ。今回は昼の時間帯の便なので、oneworld Emeraldステータスを利用してSoho Loungeが使えるのでそちらへ。夕方以降になると大西洋路線・南米路線が集中してかなり混雑するラウンジですが、この時間帯は出発便も少なくガラガラでした。

ちなみに、深夜便の利用時はこのラウンジは既に時間的にクローズしており、これより1段格下のGreenwich Loungeを使うことになります。そちらはかなりショボくわざわざ期待する価値は無いというのは先日に以下の記事で言及した通りです。

今回利用したSoho Loungeでは、通常のビュッフェに加えてアラカルトメニューをオーダーすることが出来ます。時間帯等によって内容はかなり変わるのですが、この日のメニューは以下の通り。

K-town DogとKale Saladをオーダーしました。以前はK-town Dogにはキムチが付け合わせとしてサーブされており好きだったのですが、ただのフライドポテトになってしまい残念。ケールサラダはアメリカらしくボリュームたっぷりです。

当初の予定では12月から同便にA350-1000が導入されるとのことだったので、わざわざ便利な深夜便ではなく昼行便にしたのですが、結局導入は年明けに延期となり、お馴染みのB777-300ERで東京へ向かいます。

座席もいつも通りのスカイスイート。今回はいつものお気に入りの5A/5Kが既に埋まっていたので、メインコンパートメント側の8Kを指定しました。

満席になることも多いNY線ですが、この日のビジネスの埋まり具合は半分程度。エコノミーに至っては7-8割が空席な一方で、唯一ファーストだけが満席という珍しいフライトでした。隣席ブロック率の高さに上級会員が多い路線であることが垣間見えます。

ニューヨーク発の便のウェルカムドリンクといえば謎のパイナップルジンジャージュースが定番ですが、今回はそれに加えて普通のオレンジジュースのチョイスもありました。シャンパンなどのアルコールのサービスはここではありません。

乗客が少なかったこともあり、定刻より13分前にはドアクローズしました。最近は深夜便の利用ばかりだったので、JAL利用で明るい時間帯の離陸は新鮮。

離陸後45分くらいで機内食サービスがスタート。昼行便の場合は通常通り離陸した後の最初の食事でメインミールがサーブされます。

今回は洋食を選んだのでまずはオードブルがサーブされるのですが、メニューには帆立と甘海老のサラダと記載があるところ、出てきたのはどう見てもシーフードではなく肉。

クルーにこれメニューと違いません?と聞いたところ、どうやら私の席に置いてあったメニューがJFK発ではなくJFK行きでサーブされるメニューだったことが判明。JALらしからぬミスです。ただ、大したことでは無いにもかかわらずクルーの謝り方が笑ってしまうほど大げさなのはさすが日系。

ということでこちらが正しいメニュー。JALのメニュー変更は3ヶ月間隔が基本で12月から2月は同じメニューが使いまわされますが、2月にも搭乗予定があるので和食はその時にとっておいて、今回は洋食を選びました。

ちなみにアラカルトメニューはこちら。

メインはいつも通りビーフ。普通に美味しいのですが、やはり和食に比べるとプレゼンテーションの面では劣るのは否めません。クルーに話を聞いても、やはり日本人・外国人問わずだいたいいつも和食の方が人気だそうです。

昼行便ですしすぐに寝る必要も無いので、メインの後はチーズをもらってもう少し酒を楽しみます。

飛行機は無数の氷が浮かぶハドソン湾へ。この辺りも旅行で来る分には楽しそうですが、いかんせん交通が不便そう。

ウイスキーを続けつつデザート。アメリカだと高価なジャパニーズウイスキーです。

デザートが終わると、チョコレートを持ってきてくれました。

ダラダラと2時間ほどかけて食事終了。最後は日本茶で締めます。

お酒のおかげもあり少し就寝しました。3時間半ほど寝て目覚めるとアラスカ上空を飛行中。

昼行便のフライトですが、12月のこの高緯度となると外はかなり暗め。

アラカルトからすき焼き丼とフルーツを注文。前回深夜便で同じメニューを注文した際は味噌汁とお新香もセットでしたが、今回は付いてきませんでした。

そういえばクルーの方が教えてくれたのですが、この路線は元々12月からA350-1000の導入が予定されていたこともあり、それを見越して新機材習熟の専門チームがクルーにアサインされており、しばらくは毎月1~2回はJL5/6便でJFKに飛ぶとのこと。シートの仕様も大幅に変わりますしギャレーの設備も変わるのですが、特にトレーニング施設は無くぶっつけ本番だそうで、クルーの方も大変そうです。

この後は映画を見ながら時間つぶし。少し前に流行ったBarbieを見てみましたが、アメリカらしいフェミニズム全開の映画でかなり楽しめました。ただ日本でヒットしなかったのは納得。

到着2時間前に最後の食事でエビチリ。メニューにはライス添えと書いてありましたが、エビは2つのみでほぼライスメインでした。

ちょうど夕焼けのタイミングで富士山のシルエットを眺めながら羽田に到着。こうしてみるとやはり富士山が日本のシンボルとなっているのも納得の存在感です。

2023年11月 西アフリカ旅行 まとめ

ほぼ4年ぶりのアフリカ渡航。未訪問国の大半がアフリカ諸国なので、それらを訪れるためにもコロナ禍前には毎年1回はアフリカ旅行をするようにしていましたが、コロナ禍でしばらく期間が空いてしまいました。

4年ぶりということでアフリカ独特の緊張感や汚職まみれの公務員に対する耐性が自分の中で無くなってしまっているのではないかと心配でしたが、西アフリカにおいては比較的治安の良いトーゴからスタートしたこともあってスムーズにあの雰囲気の中に戻ることが出来ました。ベナンを挟んで旅行者に評判の悪いナイジェリアも訪れましたが、そこまで嫌な思いもする機会も少ないままで旅行完了。ただやはり体力を使う旅行先であることは間違いないので、今後も年1度のペースは続けて自分の体力があるうちにアフリカ全ヵ国制覇を終えたいところです。

 

【フライト】

往復ともにANAマイルを使った特典航空券で手配。アフリカ旅行にはやはりエチオピア航空が便利で特典枠も比較的多めに用意されているのですが、それに加えて燃油サーチャージも欧州系のエアラインに比べて安いので、サーチャージが別途徴収となるANAとの相性は抜群です。

往路はトーゴまでの直行便を利用しました。数少ない米国〜西アフリカを結ぶ直行便で、トーゴまでは9時間台で着くのでアルゼンチンやチリといった南米南部の国へ行くよりも近く非常に便利。

復路はナイロビからアディスアベバ経由のエチオピア航空でニューヨークまで戻る予定だったのですが、アディスアベバ〜ニューヨーク便が2週間ほど前に欠航となり、欧州経由の便に振替。直前だったので特典の空きがある便が少なく経由地が多くなってしまいましたが、通常のANAルールでは認められないルーティングが出来たのでAviation Geekとしては悪くありませんでした。

ちなみに、途中移動に使ったラゴスアディスアベバ→ナイロビはアビアンカ航空の特典で手配。アビアンカ自体はそんなに乗りませんが、頻繁にマイル購入セールを行っているので便利なプログラムです。

 

旅行記

1日目:エチオピア航空 ET509 ニューアーク〜ロメ ビジネス

2~3日目:ロメ滞在(ホテル・SIMカード・交通手段・観光)

4日目:トーゴ〜ベナン 陸路国境越え

4~5日目:コトヌー滞在(SIMカード・ホテル・食事・ガンビエツアー)

6日目:ベナン〜ナイジェリア 陸路国境越え

6~7日目:ラゴス滞在(鉄道・ホテル・治安・食事)

7日目:ラゴスのスラム街探検

8日目:エチオピア航空 ET900 ラゴス〜アディスアベバ ビジネス

8日目:エチオピア航空 ET308 アディスアベバ〜ナイロビ ビジネス

9日目:ナイロビ1日観光

9日目:エチオピア航空 ET319 ナイロビ〜アディスアベバ ビジネス

9日目:エチオピア航空 ET730 アディスアベバ〜ウィーン ビジネス

10日目:エチオピア航空 ET730 ウィーン〜ブリュッセル ビジネス

10日目:LOTポーランド航空 LO236 ブリュッセル〜ワルシャワ ビジネス

10日目:ワルシャワ乗り継ぎ観光

10日目:LOTポーランド航空 LO26 ワルシャワ〜ニューヨーク(JFK) ビジネス

 

10日目:LOTポーランド航空 LO26 ワルシャワ〜ニューヨーク(JFK) ビジネス

ワルシャワショパン空港に帰還。時刻は15時半頃なのですが、11月のワルシャワではこの時間帯は既に外は暗くなり始めているにもかかわらず、ターミナルの照明がまだ点灯しておらずかなり暗いです。iPhoneの自動補正があってこれなので、実際はかなり暗いことが想像してもらえるかと思います。

この時間帯は先ほどと異なりエコノミー側のチェックインカウンターもガラガラでした。時間帯によるようです。

ビジネスクラス側もかなり暗め。この照明が意図的だとしたらポーランド人の感性を疑うレベルです。

保安検査にはしっかりとファストトラックが設けられており感心。ただ、スターアライアンスの各ハブ空港にあるGOLD TRACKとは扱いが違うようなので、スターアライアンスゴールドでも使えるのかは謎です。

セキュリティを越えたすぐ先はシェンゲン域内便の発着ゲートなので、日本便や今回搭乗する米国便の場合はそこからさらに表示に従って進み出国審査。

出国審査を終えてそのまま進むと、乗り継ぎで米国に行きますか?と1人1人確認しているスタッフがいるので、そうですと伝えるとこちらのカウンターに連れて行かれました。パスポートを提示して米国の自宅住所を伝えるとすぐ終了。確かに米国便への搭乗時は住所登録がいつも聞かれますが、乗り継ぎ時にこの確認をされたケースは今までなかったのでどういう運用をしているのか気になります。

全ての手続きを終えたらLOTのラウンジへ向かいました。ただ、ハブ空港のラウンジということで期待していたのですが、予想以上に狭いことに加え出発便が重なる時間帯ということもあって、まさかの椅子が1つも空いていない状態。立ったままで過ごしている人もいましたが、そんなのは本末転倒なので一瞬で後にしてゲートへと向かいました。 

シェンゲン域外線の出発便一覧。まさかの16:50~17:05の15分の間にシカゴ、ニューアークJFKトロント、デリーと大型機の出発を5便も重ねているのでさもありなんという感じです。これだけ便の出発を重ねるならラウンジの増築は必須だと思いますし、ただただLOTの評判を下げる要因になるだけな気がします。

ちなみに、成田便の時間帯は他に大型機も無さそうなのでこのような事態に見舞われることはなさそうです。

ゲートへ向かうとちょうど搭乗開始。ゲート周りはかなりカオスな様子でした。

ただ、人をかき分けて前へ進むとゲートではきちんと優先搭乗が行われており一安心。ラウンジといいゲートといい、もうちょっと全体的に快適な導線を確保してほしいものです。 

ちなみに今回はバスゲートからの搭乗。特にビジネスクラス用のバスが用意されているわけでもなく、エコノミーの乗客と混乗で機体へと向かいます。

こちらが今回の機材。あれ?と思う方も多いと思いますが、今回のフライトはLOTがAir Belgiumから機材・運行乗務員丸ごとウェットリースしている機材での運航です。Air Belgiumは2018年運航開始のベルギーの新興航空会社で当初はブリュッセル〜香港線等を飛ばしていましたが、コロナ禍等もあり資金繰りが悪化した影響で自社オペレーションは終了。現在は所有する3機を他の航空会社にウェットリースで貸し出し、リース収入でなんとか会社を継続している状況です。

機材にはこうしてOperating on behalf of LOTという表示もしてあります。バス搭乗を想定しておらず既に薄着になっていたにも関わらずいつの間にか外は雪が降り始めたせいで、手が震えて写真がブレブレ。 

搭乗。Air Belgiumはスタッガード型のシートを採用しており、ビジネスクラスのシートとしてはLOT本体の機材で採用されている2-2-2配置よりも格上。ヘッドカバーはきちんとLOT仕様のものがセットされていました。

ストレージには水やアメニティ。足元にはスリッパも置いてありました。こうしたものも含め、機内サービスは全てLOT仕様になっています。ちなみに、クルーはLOT所属とAir Belgium所属の混成。全体の人数としては半々程度の印象で、ビジネスクラス担当はLOT2名、Air Belgium1名の構成。ウェットリースだとクルーもリース元の人間のみというケースが多い気がしますが、LOTは自社クルーを乗せることでサービスの質を他のフライトとより合わせようとしているのでしょう。 

アメニティは歯ブラシや耳栓等で中身は標準的でしたが、ケースがシンプルで使い回ししやすい仕様。ケースだけ持ち帰って自宅で小物入れとして活用しています。

座席横のコントローラーや座席操作パネルも比較的新型。通常こうしたウェットリース機はかなり経年劣化した機材が回ってくることが多く避けるのが定石なのですが、この機材は2021年にサービスインしたばかりの新造機ということもあって快適性はLOT本体の機材を超えてくるという逆転現象が起こっています。だからこそ、LOTも1番のドル箱路線であろうJFK線に投入しているのかもしれません。

なお、パーソナルモニターはAir Belgium仕様。こちらはアメニティ等と違い簡単に入れ替えができないということなのでしょう。言語もポーランド語は無く、英語に加えてベルギーの公用語であるフランス語とオランダ語の3択です。

そして何より目立つのがキャビンの後ろに大きく掲げられているAir Belgiumのロゴ。ここまで主張の強いロゴをキャビンに配置するエアラインに乗るのは初めてかも。

離陸前にウェルカムドリンクのサービスあり。このタイミングで同時にカナッペが配られたのは驚きました。離陸前にドリンクだけでなくこうしたフードを出されたのは今までで初めての経験な気がします。

安全ビデオもAir Belgium仕様で英語オンリー。コテコテのポーランド人にはちょっときついかもしれません。JALANAがこれをやったら非難轟々でしょう。

離陸前に融雪作業。日本だと新千歳等でお馴染みです。

融雪作業の順番待ちに時間がかかったせいか、定刻より1時間20分ほど経ってからの離陸でした。 

離陸後すぐサーブされる1食目の機内食メニュー。

ワインメニュー1ページ目。

2ページ目。

3ページ目。全部で11種類も搭載しているのは、他のエアラインに比べてもかなり多い部類です。ポーランドはワインよりビール文化圏な印象を持っていましたが、意外とワイン派な国民性なのでしょうか。

その他のドリンクも結構ラインナップが独特。イェーガーマイスターを積んでいるエアラインなんてなかなか見ない気がします。

離陸から40分くらいでサービスが始まり、まずはナッツからサービスがスタート。

ちょうどバルト海を越えてスウェーデン上空に差し掛かったあたりでした。

前菜はスモークサーモンかグリーンピーススープだったので、最近コパ航空エチオピア航空と連続で当たっているスープを今回ももらいました。3回連続で今回も当たり。

スープが終わるとサラダとパン。てっきりサラダは前菜かメインのどちらかと一緒にサーブされるのかと思っていたので、これだけで独立してサーブされるとは驚きました。その分クルーの手間は増えるはずです。

メインは3択でしたがせっかくのポーランドのエアラインなので、ポーランドの伝統料理ピエロギをチョイス。英語メニューだとDumplingとしか書いてありませんが、ポーランド語版の方にはしっかりPierogiと書いてありました。こういう地元の料理を積んでいるエアラインは好感が持てます。

食後はデザートの前にチーズがいるか聞かれたのでまずはそちらから。あまり見たことのない緑色のチーズもありました。

そして最後のデザートはストロベリーケーキ。想像よりもずいぶん機内食に力を入れているなと思ったら、やはりターキッシュエアラインズやオーストリア航空でお馴染みのケータリング会社DO&COを採用していました。最近はBAもこちらを使っていますし、欧州を中心に順調にシェアを拡大しているようです。

食事が終わったのはフェロー諸島上空あたり。2時間弱ほどかかりましたが、プレート数も多かったため間延びしているような印象は一切感じませんでした。

この後は昨晩も夜行便だったので、疲れが出たのか就寝。16:50ワルシャワ発、20:35ニューヨーク着というスケジュールですが、11月という季節柄ずっと外が真っ暗だったこともあって、自然と眠りにつきました。特段ベットパッド等が無いのは少し残念。

4時間ほど寝て、次の食事の準備で周りが騒がしくなってきたら起床。画面を見ると既に北米大陸に到達していました。

間食と2食目のメニュー。どうやら選択肢はないようです。

1食目と違いワンプレートでドンとサーブ。これはサラダも乾燥しきっているしラビオリも無味に近いような味で、DO&COにしては正直ハズレの部類でした。

最後、着陸前にキャンディの配布。

正味9時間ほどでJFKに到着。到着してから気づきましたが、このルートだったら窓の外に注目していればオーロラが見えたかもしれないなと思い少し後悔しました。

これにて西アフリカ旅行も無事終了です。