週が明けて月曜日。本来であればこの日の夕方発のフライトで出国の予定でしたが、2日前になって航空会社からキャンセルの連絡がメールであり、11:20発の便に振り替えとなってしまいました。そのためほとんど時間はなかったのですが、平日の市内の様子をみようと、朝に少しだけ町歩きに出かけることに。
昨日ミサで賑わっていた教会は、子供達の待ち合わせ場所になっていました。学校が近くにあるわけではなさそうだったので、通学バスでも待っているのでしょうか。
メインストリートは車の往来も幾分増え、昨日よりは活気が出てきています。
バスターミナルでもバスが発着していました。当初の予定では、この日は路線バスに乗って島内各地を巡る予定だったのですが、それも叶わず。
王宮の近くにあるのは、トンガ自由教会。19世紀に建てられた荘厳な教会なのですが、、、
今年3月に襲来したハリケーンの被害をまともに受けてしまったらしく、窓ガラスがほとんど吹き飛んでしまっている状態でした。当然入館禁止で外から眺めるのみ。
続いてはトンガの中央市場であるタラマフ・マーケット。市場なら朝から賑やかかと思いきや、数店舗がやっと営業を始めた程度でまだまだ静かでした。トンガ人は朝はゆっくりする気質なのでしょうか。
生鮮食品だけではなく、このような民芸品コーナーもあるので、お土産探しにももってこい。押しの強い感じでは無いので、ゆっくりと見て回ることが可能です。
町中のショップも今日はオープン。昨日は閉まっていたので気づかなかったのですが、こうした商店を経営しているのはほとんど全て中国系の人々です。
こうした雑貨店も中国系の経営。政府レベルの融資等の支援だけではなく、既にトンガの民間レベルでの経済もかなり中国に牛耳られているような印象でした。
ちなみに、旧英領の左側走行国家なので中古車はほとんど日本製。Lonely Planetでは、日本と中国がトンガで支援合戦などというコラムが掲載されているのですが、実際に日本が存在感を出せているのは自動車くらいのものです。
2時間ほど市内をぶらぶら歩いた後、ホテルに頼んだ送迎(40パアンガ)で空港へ向かいました。