今日は今回の旅のメインイベントであるツバルへと向かう日。スバの空港は実際には隣町のナウソリに位置しており、泊まっていたスバ市内のHoliday Innのからはタクシーで所要時間30分、25フィジードル(=約1,250円)でした。
フィジーの首都空港ですが、長い滑走路で大型機も着陸可能なナンディの空港にハブ空港としての立ち位置は取られており、こちらは一地方空港といった雰囲気。
それでも、トンガの空港とは違い、きっちり優先チェックインカウンターも用意されています。
遂にフナフティ行きのフライトに乗る機会がやってきました。ここ数年ずっと行きたい国リストの上位に名を連ねていただけに、このプレートを見ただけで感慨が。
チェックインを済ませても、出発予定時刻の1時間前になるまでは保安検査場は開きません。それまではチェックインカウンターの横にある食堂で朝食。このフライドチキンは完全にケンタッキーの味と同じでした。衣の粉が横流しされているのではないかと疑ってしまうほど。
ホテルで入手した新聞を読んでいると、MaxValuの広告が目にとまりました。イオン系のスーパーだったと思いますが、フィジーまで進出しているとは。下部の店舗一覧を見るとそれなりの規模のようです。
保安検査場が開いたので制限エリアへ。
ビジネスクラス利用ですが、この空港もラウンジは無し。アジアや欧米では国際線が飛んでいるような空港であれば普通はラウンジがあるものですが、南太平洋ではそうした常識は通用しません。
今日の便も昨日と同じくATR72-600。欠航が多いことで悪評のツバル便ですが、今日は無事飛んでくれそうです。
優先搭乗で機内へは一番乗り。後部から搭乗するのでなんとなく違和感があります。
小さい機体なので搭乗もすぐに終わり、そのまま離陸。
すぐにフィジー本島を離れて海上へ。青のグラデーションが目を惹きます。
水平飛行に移ると、まずはツバルの入国カードが配られました。イミグレ、税関、検疫x2で全部で4部にわかれており、記入箇所は多め。
続いて配布されたのは、機内エンタメとしてiPadとヘッドホン。昨日のトンガ便では配られなかったので、距離次第ということなのでしょう。
コンテンツは映画とテレビ番組がそれぞれ20本ずつ。驚いたことに邦画も1本(鎌倉ものがたり)入っています。
その後はミールサービス。まずは離陸後ではあるもののウェルカムドリンクからスタート。スプライトにフルーツを入れただけだと思われますが、南国らしさの演出には成功しています。
メインはスクランブルエッグかベジタリアンの2択。前者にしましたが、朝なので内容としてはこんなものでしょう。
出発から2時間強で、生憎の天気ではありますが何とかツバルの島々が視界に入ってきました。
さらに高度を下げると良く見えてきます。どうやら干潮の時間帯で水位が下がり、島同士が陸続きになっているようです。
この感じだと歩いて島同士を渡れるかもしれません。
写真右奥は晴れている一方で左奥は集中豪雨に見舞われているかのよう。天気は変わりやすいようです。
更に高度を下げて着陸寸前には、集落も見下ろせました。小さい島とはいえ、そんなに人口密度が高いわけではなさそう。
到着。幸い雨は止んだ後のようでした。
この便でもやはりビジネスクラスの乗客は降機が一番最後になってしまうため、イミグレの列も最後尾。まあ、ツバルまで来て5分だか10分の時間のロスを気にするなんてバカらしいので、特に問題無し。
この空港ターミナルは最近改築されたばかりのもの。2018年2月28日開業なので、このタイミングではまだオープンから2ヶ月しか経っていない出来立てです。
こちらが今まで使用していた旧ターミナル。こうやってツバルも少しずつ近代化していくのでしょう。