Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

7~8日目:スバ散策 (1) ホリデイイン、市場、市街地

スバで泊まったのは、ツバルに行く前にも1泊したHoliday Inn。スバ市街地の南側に位置していますが、中心部までは十分歩いて行ける距離。

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部屋にDilmahのティーセットとケトルが完備されているのは助かります。

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2階建てという低層ビルなので部屋からの眺めはそんなに良いわけではありませんが、一応リゾートホテルの括りでしょうか。

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向かいの海はかなり濁っており遊泳禁止になっていますが、海沿いにプールがあり午後はかなり混み合っていました。

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到着日の夜は、ホテルから歩いて数分の距離にある日本料理店"Daikoku"へ。かなり人気の店らしく、ロンプラ等でもオススメされています。

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鉄板焼きがウリの店らしく、フィジー人の料理人が客の前でパフォーマンスを披露しながらサーブしていました。客層は地元の人よりも欧米人観光客が中心。

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アルコール類はスーパードライや日本酒も置いてありますが、やはり少し高め。

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そういえばまだフィジーのビールを飲んでいなかったので、ここで初挑戦。クリアな瓶でコロナと見間違いそうな見た目です。

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鉄板焼きはひとり客向けではなさそうだったので、まずは寿司。2貫で10.5ドル(=約550円)。

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そしてメインはとんかつ定食、ご飯と味噌汁付きで24.5ドル(=約1,300円)。どちらも無難なものを選んだからか味は許容範囲。値段もそこまで高いわけでもなく、旅行の途中で一息つくにはちょうど良いレベルでした。

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翌朝は朝から早速街歩きへ。幸いにも天気は絶好。 

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南太平洋の島嶼国の中では最も発展しているフィジー。その首都というだけあって、中心部にはビルが建ち並んでおりなかなかの都会ぶり。

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なんと、マクドナルドまであります。

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銀行はなぜかどこも大混雑。ATMも列が出来ているところが多かったですが、ちょうど給料日なのでしょうか。

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フィジーはツバルと違い、台湾ではなく中国と国交を持つ国。トンガほどではありませんが、この国でも中国の存在感はかなりのものです。

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スバにおいては、特に食堂系の店はかなりの割合が中華系によって経営されている印象。レストランの名前にあるYangだったりWongだったりというのは明らかに中華系の苗字です。

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そのうちの1店に入って朝食に。

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まずライスかキャッサバを選び、その上に好きなおかずを3品選んで乗せてもらう、いわゆる"ぶっかけ飯"形式。中華系が経営だからといって全てが中華料理なわけではなく、フィジー料理やインド料理のおかずも選べます。それだけ中華系移民の存在がフィジー人の日常生活にまで浸透しているということでしょう。

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インド系人口が40%を占めるフィジーらしく、サリー店もいくつもあります。

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公共施設の看板は上から英語、フィジー語、ヒンディー語と、基本的には3カ国語表記。フィジーの複雑な歴史が垣間見えます。

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街の雰囲気は、南アフリカジンバブエあたりのアフリカの旧英領国家になんとなく似ている気が。昼は出歩けますが、夜はかなり治安が悪くなるのも共通点。

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スバで最も歴史ある教会であるSacred Heart Cathedralも街中にありますが、この時は内部は改装中で入れず。

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市街地の中心にあるのはTappoo Cityというショッピングモール。ここの1階には観光客向けの土産物屋が入っており、値段は少し高めでしたがきちんとしたクオリティのものが入手できそう。

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そして、Tappoo Cityの斜向かいに位置するのは中央市場。午前中に来たせいか活気は十分。

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驚いたのは、ここでも中国人が構えている店舗があること。今まで訪れた国では、どんなに中国人が進出しているところであっても、地元の市場においてまで商売をしているところは見たことがありません。それだけ中国の影響が浸透しているとも言えますし、逆に中国人が地元住民と良好な関係を築けているからこその結果だとも言えます。

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野菜売り場はかなりの割合が中国人。

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キャッサバやタロイモ売り場はフィジー人のテリトリー。フィジー人のおばちゃんはかなりの高確率でアフロヘアなので迫力があります。

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先ほどのキャッサバとこのタロイモはフィジーの主食。アフリカや東南アジアでもよく見られる、熱帯地方の定番作物です。

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暑いフィジーで人気なのが露天でのジュース売り。値段も格安なので、学生の頃だったら私も迷わず飛びついていたところですが、最近はやはり氷が気になって敬遠してしまいがち。保守的になってしまったものです。

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数日前に新聞で広告を見かけたMaxValuの店舗も、市場の近くで見つけました。店内は特に日本製品を推しているわけでも無く普通の地元のスーパーといった感じ。現地住民はこのブランドが日本発だということすら知らないかもしれません。

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午後は郊外にあるゾロ・イ・スバ森林公園へ足を伸ばしてみます。