Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

往路:JAL JL3 ニューヨーク(JFK)〜羽田 ビジネス

今回は日本への一時帰国。現在JALの羽田/ニューヨーク線は1日2便体制となっており、こちらのJAL3便は深夜JFK発、早朝HND着というスケジュールなので、限られた休暇で日本滞在を最大化するには最適な便です。

1:30出発のところ、23:45にチェックインカウンターに着くともう並んでいる乗客はほとんどおらずこの通りガラガラでした。カウンターのスタッフと話したところ、この便はいつも乗客の集まりが早いようで、2時間前にはほとんどチェックインは終わっているとのことでした。深夜便ならではの現象かもしれません。

現在JALが発着するターミナル8にはAA/BAの共同運営ラウンジが3つ(Chelsea, Soho, Greenwich)あるのですが、深夜帯にオープンしているのはこの中では最低レベルのGreenwichのみ。この時間帯の出発便はJALとCXだけなのでそこまで混んでいるわけではありませんが、食事もBuffetスタイルのみですし、わざわざ早く空港に来て楽しむようなラウンジではありません。

ラウンジも大したことないので少し早めにゲートに着いて待っていると、機内準備の遅れで搭乗が10分遅れるとのアナウンス。Sorry to announce...と始まり、どんな遅延か欠航かと身構えさせるようなアナウンスの始まりだっただけに、たった10分の遅延とのことでゲート周りでは笑いが起こりました。いかにも日本らしい。

今回の搭乗機はoneworld塗装。外は少し霧が出ていました。

座席は5K。B777-300ERのスカイスイートは5列目だけファーストクラスの真後ろでミニコンパートメントのようになっており、他の区画より幾分静かです。深夜便にも関わらずファースト・ビジネスともにほぼ満席の大盛況フライトだったので、5列目が取れたのはラッキー。

アメニティはコロナ禍前から変わらずメゾンキツネでした。

JFK発はウェルカムドリンクのサービスあり。いつも通り、よくわからない謎のパイナップルジンジャージュース一択です。

機内食メニュー。この便は深夜発で離陸後すぐにメインコースがサーブされるわけではないので、まず何か食べたい場合はANYTIME YOU WISHから。

インコースがサーブされるのは離陸から8時間後。NY時間であれば朝10時頃ですが、東京時間だと夜11時頃になります。

搭乗後もなかなか動き出さず、結局30分の遅延で出発。ただ、滑走路が混み合ってゲートを出てから時間がかかることが多いJFKですが、深夜帯だとそういった心配とも無用ですぐ離陸しました。

離陸後、すぐ寝てしまうと日本到着時に時差ボケが酷くなってしまうので、まずは機内食メニューからすき焼き丼を注文。

ちなみに、この便では離陸後すぐのタイミングは特に機内サービスは無いため、キャビン内は暗いままです。座席の上には以前は個人用のライトがあったのですが、この通り数年前の改修の後は撤収されてしまっており、座席後部にあるリーディングライトしかないので、食事時は少し暗いのが残念。

食後はしばらく機内インターネットで暇つぶし。途中トイレに行くついでにギャレーの方を覗くと、お菓子やおつまみ類が自由に持っていけるようにセッティングされていました。

離陸から3時間くらい経ったところで就寝。メインの機内食のサービスが始まるタイミングで目を覚ますと、既にアラスカを越えてちょうど日付変更線の辺りでした。6時間弱ほど寝られた計算です。

いつも通り和洋共通のアミューズからスタート。かつては色々な種類がサーブされていましたが、最近はナッツとオリーブで固定。

今回は和食。そういえば、この日はこのメインの食事のタイミングですらあまりキャビンが明るくなりませんでした。前回同便に乗った時はもっと明るくなった気がしたのですが、方針が変わったのでしょうか。

インコース。コロナ禍以前は機内に専用の炊飯器があり白米は茶碗でサーブされましたが、コロナ禍の間に同設備は引退となったらしく、国内線ファーストクラスと同じ俵ご飯に変更になっています。

食後は映画版のスーパーマリオブラザーズを鑑賞。Nintendoで育ってきた世代にはドンピシャの内容でしたが、マリオ兄弟がブルックリンに住んでいる設定にはびっくり。

映画のお供にジャパニーズウイスキーをお願いしたら、ちょっとしたスイーツも一緒に持ってきてくれました。この辺りはさすがJALのサービス。

朝の羽田に到着。出発は遅れたものの到着はほぼ定刻でした。