JAL便で到着した国際線ターミナルから、アメリカンの発着するターミナル4へ移動。この2つのターミナルは隣接しており、このようにすぐ隣りに見える距離で歩いて移動することが可能です。
ターミナル4のメインエントランスから中に入ると、すぐに出発ロビー。自動チェックイン機が数多く設置してあります。
プライオリティのチェックインコーナーも同様。人件費削減が徹底しています。
ただし、実はターミナル4には出発ロビーとは別にプライオリティ用のチェックインコーナーが別にあるのです。エントランス自体がメインの場所とは別のところにあるので非常にわかりづらいのですが、この"American Priority"のサインが目印。
その名もFLAGSHIP FIRST Check-In。国際線及び大陸横断線(JFK、MIAのみ)のファーストクラス乗客及びワンワールドエメラルド会員のみが利用可能です。さすがにここは有人カウンター対応。成田で入手出来なかったリマからイキトスまでのLATAM便のボーディングパスも無事発券してもらえました。
保安検査を抜けて制限エリアに入ったら、AAのラウンジへ。フラッグシップラウンジとアドミラルズクラブが併設されていますが、ワンワールドのエメラルド、サファイア会員であればフラッグシップラウンジ側に入室することが可能です。
まずはシャワー。フラッグシップラウンジ側の受付でシャワーを利用したい旨を伝えると、シャワールームの鍵を渡してもらえる仕組みです。数年前に利用した時に比べ、リノベーションが済んだのか随分雰囲気が変わっていました。
食事類も豊富。AAはクルーの質を始めとする機内サービスの点では相変わらず先進国キャリアとしては最低レベルですが、シート、ラウンジなどの設備面はここ数年で確実に改善されました。
ホットミールもこれだけあります。
搭乗ゲート前。列を為さずに無秩序に乗客が立って待っているのはアメリカでのいつもの風景です。
搭乗。アメリカン航空がFIVE STARとは笑わせてくれます。
機材はA321。シートは国内線仕様でフルフラットになるようなものではありませんが、個人モニターは付いています。この後に乗ったリマ便のB757で、シートは最新型にも関わらずモニターが無いのとは対照的。
AAにしては珍しくウェルカムドリンクも無いままに離陸。市街地の南に回り込み、ロングビーチの港を眺めながらの上昇となりました。
離陸後、まずはドリンクとナッツのサービス。
機内食はオンラインで事前予約が可能。当日機内で選択可能な2種類に比べ、事前予約のみでオーダーが可能なメニューも2種類あります。
今回は一番下のCharcuterie Plateを選びました。15:30発という昼食にも夕食にも中途半端な時間帯のフライトなので、この程度の内容がベストです。
食後はAA恒例のチョコチップクッキー。温めてからサーブしてくれるのですが、チョコが溶けてしまって手がベトベトになるのが難点。
3時間弱でダラス上空。ダラスに着く頃には外ももう夕暮れになっていました。