Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:ジェットエアウェイズ 9W312 デリー〜ムンバイ エコノミー

ビザ取得後、国内線のチェックインカウンターに向かいます。エアインディアとジェットエアウェイズの場合は国際線と同じターミナル3で国内線も発着しているので、特にターミナル移動は必要なく、"Domestic Transfers"の標識に沿って進んでいくだけです。

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ところが、Domestic Transfersの方へ進んでいくとチェックポイントが設けられており、e-ticketもしくは予約確認票を提示しないと先へは進めないとのことでした。

この時は運悪くどちらも印刷しておらず、スマホから予約時の確認メールを呼び出そうにもデリー空港はフリーWifiが整備されておらず、アクセスできません。

デリーに限らず、今回の旅行を通じて、インドの空港は必ずチェックインカウンターに入る前にフライト予約のチェックを求められたので、予めチケットを印刷しておくか、スマホにデータを入れてオフラインでも見られるようにしておくのは必須です。

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困ったな、と空港内をうろうろしていると、国際線到着ロビーに面したWHSmithの前あたりで、運良く野良Wifiを拾うことができました。

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無事チェックポイントを通過して、チェックインエリアへ。近代的なターミナルです。ちょうどディワリ(インドのお祭り)のシーズンだったので、天井が装飾されています。

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ジェットエアウェイズのチェックインカウンターはがらがらでした。

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搭乗予定のムンバイ行きは定刻予定。エアインディア便を選ばなかったのは正解でした。

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搭乗ゲート。ボーディングパスに記載されているゾーン順に搭乗していくはずなのですが、そこはやはりインド人。当然そんなものは守らず、優先搭乗が開始すると大勢がゲートに向かっていきます。その結果、ただでさえ狭い搭乗口はカオス状態。空港は近代化したとはいえ、私の知っているインド人は相変わらずそのままでした。

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当然パーソナルモニターはありませんが、2時間の国内線ならば特に問題はありません。座席ピッチは結構狭めでした。

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離陸すると機内食が配られます。インドらしくベジorノンベジでした。国内線でもホットミールを出してくるとは意外です。

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食事中、隣の席に座っていたインド人の中年男性が急に前の座席の背もたれを後ろから叩き始めました。どうやら、食事の時間になってもリクライニングが元に戻されないことに腹を立てているようです。前の座席の乗客はすぐに気づいてリクライニングを戻しましたが、中年男性は気が済まないのかそのあとも断続的に叩き続け、ついには口論になり、クルーも巻き込んで一騒動に。中年男性が、クルーに対してジェットエアウェイズの上級会員タグを見せつけながら怒鳴っているのが印象的でした。まさに、JGC/SFCでよく見かけるタイプの日本人中年男性のインド版という感じです。

ムンバイへの到着時は、インド最大の幹線ルートにもかかわらず沖止めでした。

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着いたのが夜11時。次のフライトは明朝5時なので、トランジットホテルで少し休憩することにします。到着ロビーにサインが出ているので迷うことはありません。

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1階に降りるとすぐに見つかりました。ただ、ここはレセプション機能のみのようです。

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チェックインを済ませると、そのままスタッフに連れられ2分ほど歩いて宿泊棟まで連れていってもらえます。チェックアウトは宿泊棟で済ませられるため、翌朝またレセプションまで行く必要はありませんでした。

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1泊9,000円ほど。安くはありませんが、空港敷地内という立地を考慮すれば仕方ないでしょう。

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1日目:インドアライバルビザ取得@デリー

今年の3月からインドの日本人向けアライバルビザ制度が復活したとのことで、早速その制度を利用してみることにしました。

飛行機を降りてから標識に沿って進むと、巨大な手のひらのオブジェが印象的な入国審査場に到着しますが、アライバルビザ申請はこのずっと奥にあります。

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入国審査に並ぶ人たちを左手に見ながら一番奥まで進むと、"Visa on Arrival"の表示にたどり着きました。

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アライバルビザ制度は現在日本人以外には適用されないので、基本的にこのエリアは人がおらず閑散としています。私がここに到着した時もスタッフは出納係が1人いるだけで、彼に話しかけて電話でビザ発行担当職員を呼び出してもらいました。

また、日本人の間でもまだそんなに知られていないのか、JALの同じ便の搭乗客でアライバルビザを申請していたのは私を含め4名のみでした。

手続き自体は非常に簡単で、流れとしては

①申請用紙と入国カードを提出し、

②その場で顔写真の撮影と指紋の採取を行い、

③最後にビザ料金を払うだけです。

①について、申請用紙はデリー空港の申請所には大量に置いてありました。記入項目がそれなりに多いので、急ぎたい人は事前にインド大使館のウェブサイトでダウンロードして記入を済ませておいた方がいいでしょう。大使館のウェブサイトでダウンロードできるものは、紙の申請書をスキャンした画像データと思われ画質が非常に悪いですが、これでも問題なく受け付けてもらえました。ちなみに大使館のウェブサイト上ではインド行きの飛行機内でも申請用紙が入手可能と書いてありますが、JALには搭載していませんでした。一方、もう一つの必要書類である入国カードはJALの機内でもらえるので、事前に記入しておきましょう。

②について、顔写真もその場で撮影されるので、証明写真を持参する必要がないのは助かります。指紋の採取はアメリカ入国時に行われるのと同じような流れです。

③について、ビザ料金2,000ルピーはクレジットカードでも支払いが可能でしたが、クレジットカード払いの場合は少し手数料が上乗せされ、支払額は2,057.50ルピーでした。

以上①から③までの手続きは5分程度で終了します。最初にビザ発行の担当職員が来るまで5分ほど待ちましたが、それを含めても10分程度で手続きは完了しました。

担当職員の数が少ないので(私の利用時は2名)、利用者が増えると待ち時間も増えることが想定されますが、現状であれば非常にスムーズにビザが取得できます。事前準備も全く不要なので、インドビザのハードルがかなり下がった印象です。

 

 

 

 

1日目:JAL JL749 成田〜デリー ビジネス

11月の旅行先はインド。まずはJALの直行便で成田からデリーへ向かいます。

今回は成田のサテライトから出発だったので、久しぶりにこちら側のラウンジに来てみました。

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午前中の出発ラッシュの時間帯でしたが内部はがらがらで、同時間帯の本館側とは対照的です。

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本日の機材、B787。スカイスイートが導入されている機材でしたが、Wifi設備は搭載されていませんでした。

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搭乗後、バックパックをラウンジに放置してしまったことに気づきます。着替え等全て入れており、あれがないと旅行に大きな支障が出るため、慌ててクルーにコンタクト。一度機内に入ると逆戻りすることはできないようで、サイズや色をクルーに伝えると座席で待っているように言われ、地上係員の方が探して下さり5分ほどで機内まで持ってきて下さいました。搭乗後すぐに気づいたので、なんとか事なきを得ました。

ほぼ定刻でゲートを離れ、5分ほど順番待ちをしてから離陸。外は快晴でした。

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霞ヶ浦の辺りで一周りしてから西へ向かいました。都心上空を飛ぶ前に高度を稼ぐためでしょうか。

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機内食メニュー。先々月に乗ったモスクワ線とほぼ同じ内容です。

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アラカルトメニューはモスクワ線に比べるとかなり貧弱でした。

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前日が夜遅く寝不足状態だったため、離陸してすぐに一眠り。3時間ほど眠ってから食事をもらうことにします。

前回が洋食だったため、今度は和食にしてみました。全体的に濃い味付けで、日本酒と合いそうな料理ばかりです。

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メインは牛タンシチューと鮭の味噌漬け。こちらも濃い目の味付け。

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デザートの最中は、自分で皮に餡ときな粉を詰めて作る方式でした。

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到着前の2食目はパスタ。見た目以上に軽めです。

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デリー線はヒマラヤをどうやって越えていくのか気になっていたのですが、中国雲南省からミャンマーに入りヒマラヤの南に周り込むルートでした。そのせいで、デリー線の直線距離(3,656マイル)はモスクワ線(4,664マイル)に比べて1,000マイル以上少ないのですが、所要時間は同じです。

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インド上空に入ると、右側には遠方にヒマラヤを望むことができます。

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デリー空港混雑のため上空でかなり時間調整が入りました。

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大気汚染による濃いスモッグの中、デリーに到着しました。

 

 

 

 

2016年9月 ロシア旅行 まとめ

9月は4日間でロシアのヴォルゴグラードに行ってきました。

ヴォルゴグラード(旧称スターリングラード)は第二次世界大戦の激戦地であり、近現代史ファンなら一度は訪れてみたい場所の一つです。主な見所はパノラマ博物館とママエフ・クルガンの丘の2カ所で、丸一日あれば一通り見て回ることが出来ました。

現在は市街地は完全に復興しており、いかにもロシアの一地方都市という風情。ここに住みたいかと言われれば答えは確実にノーですが、なぜかたまにこの独特の雰囲気を味わいに訪れたくなるのがロシアの不思議な魅力です。

 

【フライト】

往路は成田からモスクワまでJALの直行便、モスクワからはS7航空の国内線で飛びました。日本からヴォルゴグラードへ向かうには多分これが最短ルートです。

復路はかなり遠回りですがモスクワからロンドンと香港経由でBA、キャセイを利用しました。相当な物好きでないと選ばないルートですが、珍しいBAのA321フルフラット機材、キャセイの最新ビジネス、引退間際のB747とそれぞれ楽しめたフライトでした。

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 【旅行記】

1日目:JAL JL421 成田〜モスクワ(DME) ビジネス

1日目:S7航空 S71165 モスクワ(DME)〜ヴォルゴグラード エコノミー

2日目:ヴォルゴグラード街歩き (1)

2日目:ヴォルゴグラード街歩き (2)

3日目:ヴォルゴグラード街歩き (3)

3日目:S7航空 S71164 ヴォルゴグラード〜モスクワ(DME) エコノミー

3日目:ブリティッシュ・エアウェイズ BA232 モスクワ(DME)〜ロンドン(LHR) ビジネス

3日目:キャセイパシフィック CX256 ロンドン(LHR)〜香港 ビジネス

4日目:キャセイパシフィック CX542 香港〜羽田 ビジネス

4日目:キャセイパシフィック航空 CX542 香港〜羽田 ビジネス

乗り継ぎのセキュリティチェックを通過すると、ちょうどThe Pierのラウンジの近くに出たので、少しラウンジ内で時間をつぶしてからゲートへ向かいます。

10月1日でキャセイからは退役してしまったB747です。退役してしまう前にぎりぎり滑り込みで体験することが出来ました。

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当然2階席へ向かいます。実は、ジャンボの2階席は初めての体験です。

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2階はビジネスクラスのみが配置されており、真ん中の通路を挟んで両サイドにヘリンボーン型のシートが並んでいます。(写真は降機時に撮りました。)

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進行方向右側最前方のシート(80A)を予約していました。ここは向かい側に座席がなく、通路を通る人もパイロットくらいしかいないので、他の座席よりはプライベート感が増します。香港までのフライトで体験した最新型の逆ヘリンボーン型に比べると、収納が格段に少ないことと窓から外が見にくいことが欠点です。

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機内食メニュー。

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まずはお通し。日本路線だからか、普段のナッツではなくおつまみ風のスナックでした。

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続いて前菜。ロンドン線よりは少しましになりました。

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メインはビーフです。全体的にゆっくりしたペースでサーブされます。

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食後はチーズとフルーツ。チーズはワゴンに載せられた塊から好きなものを選ぶと切り分けてくれます。

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最後にアイスクリーム。

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1ヶ月前に乗った同区間のJAL便の食事がワンプレートだったことと比べると、キャセイが中華系エアラインらしく食事を重視していることは感じられました。ただ、肝心の内容は今ひとつといったところです。

食事が全て終わる頃にはもうこの辺り。

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これにて4日間のロシア旅行も終わりです。今回の旅行で、今年も無事JMBダイヤモンドの基準に到達しました。 

 

 

 

3日目:キャセイパシフィック航空 CX256 ロンドン(LHR)〜香港 ビジネス

T3にはキャセイのラウンジもあるのですが、利用日時点では改装中だったのでBAのラウンジを利用します。なぜか利用客は日本人ばかりで賑やかな日本語があちらこちらから聞こえましたが、どうやらちょうどJAL便の出発前だったようです。JALの搭乗時刻が過ぎると少し静かになりました。

それにしても、ここのラウンジは天井が低いせいか全体的に狭く薄暗い印象です。カーペットや椅子等も汚れが目立ち、今まで利用したファーストクラスラウンジの中では残念ながら最低レベルでした。

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搭乗ゲートはラウンジからかなり遠く、早足でも10分以上はかかりました。さすが大空港ヒースローです。着いた時には既に優先搭乗は終わっていたようで、ビジネス用レーンからさっさと搭乗できました。

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座席は逆ヘリンボーン型。座席は足先まで比較的広く、通路に対して斜めに外側を向いた座席のためプライバシーが確保されており、JAL等で採用されているスイート型と並んで一人客にとってはベストなシートタイプの一つです。

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夕食メニュー。

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まずはナッツ。キャセイはビジネスでも袋入りではありません。

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前菜は「え、これだけ?」という感じ。もうちょっと見栄えを気にした方がいいような。

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メインはビーフにしました。

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デザート。

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夜行便なので食後はさっさと寝ます。5時間ほど寝て、起きたのはこのあたり。

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1食目以降の食事は日系キャリアほど充実しているわけではありませんが、ワンタン麺があるとのことだったのでアイスクリームと一緒にもらいました。

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その後、到着の1時間半前に朝食。メニューはこちら。

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これも皿をプラスチックにしてしまえばエコノミー向けと思ってしまうような内容でした。

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香港に到着です。食事はがっかりでしたが、シートが良いことに加え、クルーが日系ほど距離が近すぎずゆっくりでき、かといって欧米系のように無愛想ではなく陽気な感じで、全体としては快適なフライトでした。

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3日目:ブリティッシュエアウェイズ BA232 モスクワ(DME)〜ロンドン(LHR) ビジネス

国内線の到着ロビーからは標識通りに進めばすぐチェックインカウンターに着きました。

カウンターでチェックインをする前に、手前に立っているスタッフに最終目的地を聞かれます。ロシア人はイギリスその他EU圏等に行くにはビザが要るので、そのチェックでしょうか。ロンドン、香港経由で東京へ戻るというと案の定笑われました。飛行機趣味の無い一般の感覚を持つ人からしたら相当変なルートに見えるのでしょう。

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ちなみに、向かいはJALのカウンター。あっちに乗れば早く帰れるのに、と言われましたが、そういう問題ではないのです。

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出国審査前には自動ゲートのようなものが置いてありましたが、機能はしていないようです。何だったのでしょうか。

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出国審査を越えて制限エリアに入ります。オーストリア航空、ルフトハンザ、スイス航空は同一グループなのにそれぞれラウンジがあるようです。

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あれ、BAは?と思って後ろを振り向くと、ありました。

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このNavigator Club Loungeというのが実質BAラウンジになっています。ただ、BA運営ではないためワンワールドラウンジには当てはまらず、JALなど他のワンワールドキャリアの乗客は使えません。

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中はかなり広々しています。今日のBAの機材は小型機だったので、人もかなり少なめで快適です。

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ラウンジからは停泊中の飛行機がよく見えます。すぐ前には2日前に乗ってきたJALが停まっていました。こう見るとB787も小さく感じられるのは後ろのエミレーツのせいでしょうか。

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反対側を見ると更に拡張工事中のようです。確かに、現在の規模はロシアの首都空港にしてはこじんまりとした印象を受けます。

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食事もアウェイ空港のラウンジにしては十分用意されていました。最後の最後でボルシチにもありつけます。

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ラウンジ利用者は全員BA搭乗客なので、搭乗開始のアナウンスがラウンジ内に流れると全員でぞろぞろとゲートに向かうことになります。今日の機材はA321です。

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搭乗。モスクワ線のビジネスクラスはヨーロッパ域内路線でよくあるエコノミーの座席の真ん中をつぶしたものではなく、小型機材でもフルフラットになる座席が採用されています。ソロシートと2席並列が交互に並ぶ変則的な座席配置なので、1人の場合にはソロシートを予約した方が快適です。

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最前列はフルフラットにすると壁の下部にくり抜かれた部分に足を突っ込むことになります。

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BAはアメニティがポーチではなく袋に入っています。これ、ポーチよりも再利用しやすいのでいつもありがたく使わせてもらっています。f:id:Pablo21:20161016175319j:plain

 機内アナウンスは離陸前に一度ロシア語の録音された音声が流れた以外は英語のみでした。

機内食のメニュー。15:45発、17:55着(時差2時間)という食事をするには微妙な時間帯のフライトですが、しっかりとサーブされます。

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最初はBAおなじみのout of Africaナッツ。

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前菜はモッツァレラチーズ。デザートも最初からトレイに乗って出てきます。

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その後のメインが、他の乗客には配膳されていきますが私のところにはいつまでも来ません。しまいには、クルーがもうトレイを下げてもいいかと聞いてくる始末。まだメインが来ていないことを伝えると、慌ててギャレーに下がり数分後にやっと配膳されました。周りの乗客は既に食べ終わっています。

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昼間のフライトなのでフルフラットにさせる必要もなく、映画を見ながら時間をつぶしていると降下開始です。

ヒースロー空港の慢性的な混雑の影響でしょうか、上空で少し時間調整が入りました。

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ロンドン上空。

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ヒースローに着陸。T5を使っているイベリアは肩身が狭そうです。

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乗り継ぎ便のキャセイはT3からの出発なので、降機後はバスで移動します。

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次のバスは9分後との表示ですが、2~3分で来ました。故障しているのか、常に9分後と表示されたまま動かないようです。

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バスは地下道を走っていきます。空港内に地下道があるとは、さすがヒースロー。

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