ビザ取得後、国内線のチェックインカウンターに向かいます。エアインディアとジェットエアウェイズの場合は国際線と同じターミナル3で国内線も発着しているので、特にターミナル移動は必要なく、"Domestic Transfers"の標識に沿って進んでいくだけです。
ところが、Domestic Transfersの方へ進んでいくとチェックポイントが設けられており、e-ticketもしくは予約確認票を提示しないと先へは進めないとのことでした。
この時は運悪くどちらも印刷しておらず、スマホから予約時の確認メールを呼び出そうにもデリー空港はフリーWifiが整備されておらず、アクセスできません。
デリーに限らず、今回の旅行を通じて、インドの空港は必ずチェックインカウンターに入る前にフライト予約のチェックを求められたので、予めチケットを印刷しておくか、スマホにデータを入れてオフラインでも見られるようにしておくのは必須です。
困ったな、と空港内をうろうろしていると、国際線到着ロビーに面したWHSmithの前あたりで、運良く野良Wifiを拾うことができました。
無事チェックポイントを通過して、チェックインエリアへ。近代的なターミナルです。ちょうどディワリ(インドのお祭り)のシーズンだったので、天井が装飾されています。
ジェットエアウェイズのチェックインカウンターはがらがらでした。
搭乗予定のムンバイ行きは定刻予定。エアインディア便を選ばなかったのは正解でした。
搭乗ゲート。ボーディングパスに記載されているゾーン順に搭乗していくはずなのですが、そこはやはりインド人。当然そんなものは守らず、優先搭乗が開始すると大勢がゲートに向かっていきます。その結果、ただでさえ狭い搭乗口はカオス状態。空港は近代化したとはいえ、私の知っているインド人は相変わらずそのままでした。
当然パーソナルモニターはありませんが、2時間の国内線ならば特に問題はありません。座席ピッチは結構狭めでした。
離陸すると機内食が配られます。インドらしくベジorノンベジでした。国内線でもホットミールを出してくるとは意外です。
食事中、隣の席に座っていたインド人の中年男性が急に前の座席の背もたれを後ろから叩き始めました。どうやら、食事の時間になってもリクライニングが元に戻されないことに腹を立てているようです。前の座席の乗客はすぐに気づいてリクライニングを戻しましたが、中年男性は気が済まないのかそのあとも断続的に叩き続け、ついには口論になり、クルーも巻き込んで一騒動に。中年男性が、クルーに対してジェットエアウェイズの上級会員タグを見せつけながら怒鳴っているのが印象的でした。まさに、JGC/SFCでよく見かけるタイプの日本人中年男性のインド版という感じです。
ムンバイへの到着時は、インド最大の幹線ルートにもかかわらず沖止めでした。
着いたのが夜11時。次のフライトは明朝5時なので、トランジットホテルで少し休憩することにします。到着ロビーにサインが出ているので迷うことはありません。
1階に降りるとすぐに見つかりました。ただ、ここはレセプション機能のみのようです。
チェックインを済ませると、そのままスタッフに連れられ2分ほど歩いて宿泊棟まで連れていってもらえます。チェックアウトは宿泊棟で済ませられるため、翌朝またレセプションまで行く必要はありませんでした。
1泊9,000円ほど。安くはありませんが、空港敷地内という立地を考慮すれば仕方ないでしょう。