パノラマ博物館の次は、ママエフ・クルガンへ向かいます。ここはスターリングラード攻防戦の激戦地となった丘で、戦後に「母なる祖国像」という彫像が建てられています。
トラムは中心部を外れると地上走行となり、車内からでも母なる祖国像が確認できました。
ママエフ・クルガンは丘全体が公園として整備されており、中心にある母なる祖国像まではそれなりに歩きます。
母なる祖国像以外にも、小さなサイズの彫像はいたるところにあります。
道なりに進んでいくと、途中でこの建物に入っていくことになります。
戦没者の追悼施設でした。
壁には戦没者の名前が記されています。
結婚式の記念写真を撮るカップルもいました。これは日本人としては若干違和感がありましたが、感覚の違いでしょう。
出口から屋外に戻ると、像が目の前でした。台座の下まで近づくことはできますが、自由の女神のように中に入って登ることは出来ません。
真下から見上げるとかなりの迫力です。近づくと、細かい襞まで丁寧に作り上げられていることがわかります。
攻防戦で実際に使われていた装備品でしょうか。
来た道を引き返してトラムの駅まで戻ります。帰りのトラムは新型車両でした。
中心部に戻ってからは、ヴォルガ川沿いをぶらぶら。
川沿いの道は遊歩道になっています。
クレープ屋を発見。
このイクラクレープの写真に魅かれて思わず衝動買い。イクラはロシア語にしてもIkraなので、何とか通じました。
実際に投入されていたイクラはこの程度。かなりの誇大広告でしたが、149ルーブル(=約250円)なら仕方ないでしょう。実際、かなりおいしかったです。
夕食はスーパーで見かけた寿司のパックを購入。左側はカニカマかと思っていたらカマンベールチーズで、味も大外れでした。