Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

3日目:ブリティッシュエアウェイズ BA232 モスクワ(DME)〜ロンドン(LHR) ビジネス

国内線の到着ロビーからは標識通りに進めばすぐチェックインカウンターに着きました。

カウンターでチェックインをする前に、手前に立っているスタッフに最終目的地を聞かれます。ロシア人はイギリスその他EU圏等に行くにはビザが要るので、そのチェックでしょうか。ロンドン、香港経由で東京へ戻るというと案の定笑われました。飛行機趣味の無い一般の感覚を持つ人からしたら相当変なルートに見えるのでしょう。

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ちなみに、向かいはJALのカウンター。あっちに乗れば早く帰れるのに、と言われましたが、そういう問題ではないのです。

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出国審査前には自動ゲートのようなものが置いてありましたが、機能はしていないようです。何だったのでしょうか。

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出国審査を越えて制限エリアに入ります。オーストリア航空、ルフトハンザ、スイス航空は同一グループなのにそれぞれラウンジがあるようです。

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あれ、BAは?と思って後ろを振り向くと、ありました。

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このNavigator Club Loungeというのが実質BAラウンジになっています。ただ、BA運営ではないためワンワールドラウンジには当てはまらず、JALなど他のワンワールドキャリアの乗客は使えません。

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中はかなり広々しています。今日のBAの機材は小型機だったので、人もかなり少なめで快適です。

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ラウンジからは停泊中の飛行機がよく見えます。すぐ前には2日前に乗ってきたJALが停まっていました。こう見るとB787も小さく感じられるのは後ろのエミレーツのせいでしょうか。

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反対側を見ると更に拡張工事中のようです。確かに、現在の規模はロシアの首都空港にしてはこじんまりとした印象を受けます。

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食事もアウェイ空港のラウンジにしては十分用意されていました。最後の最後でボルシチにもありつけます。

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ラウンジ利用者は全員BA搭乗客なので、搭乗開始のアナウンスがラウンジ内に流れると全員でぞろぞろとゲートに向かうことになります。今日の機材はA321です。

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搭乗。モスクワ線のビジネスクラスはヨーロッパ域内路線でよくあるエコノミーの座席の真ん中をつぶしたものではなく、小型機材でもフルフラットになる座席が採用されています。ソロシートと2席並列が交互に並ぶ変則的な座席配置なので、1人の場合にはソロシートを予約した方が快適です。

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最前列はフルフラットにすると壁の下部にくり抜かれた部分に足を突っ込むことになります。

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BAはアメニティがポーチではなく袋に入っています。これ、ポーチよりも再利用しやすいのでいつもありがたく使わせてもらっています。f:id:Pablo21:20161016175319j:plain

 機内アナウンスは離陸前に一度ロシア語の録音された音声が流れた以外は英語のみでした。

機内食のメニュー。15:45発、17:55着(時差2時間)という食事をするには微妙な時間帯のフライトですが、しっかりとサーブされます。

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最初はBAおなじみのout of Africaナッツ。

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前菜はモッツァレラチーズ。デザートも最初からトレイに乗って出てきます。

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その後のメインが、他の乗客には配膳されていきますが私のところにはいつまでも来ません。しまいには、クルーがもうトレイを下げてもいいかと聞いてくる始末。まだメインが来ていないことを伝えると、慌ててギャレーに下がり数分後にやっと配膳されました。周りの乗客は既に食べ終わっています。

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昼間のフライトなのでフルフラットにさせる必要もなく、映画を見ながら時間をつぶしていると降下開始です。

ヒースロー空港の慢性的な混雑の影響でしょうか、上空で少し時間調整が入りました。

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ロンドン上空。

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ヒースローに着陸。T5を使っているイベリアは肩身が狭そうです。

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乗り継ぎ便のキャセイはT3からの出発なので、降機後はバスで移動します。

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次のバスは9分後との表示ですが、2~3分で来ました。故障しているのか、常に9分後と表示されたまま動かないようです。

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バスは地下道を走っていきます。空港内に地下道があるとは、さすがヒースロー。

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