Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:インドアライバルビザ取得@デリー

今年の3月からインドの日本人向けアライバルビザ制度が復活したとのことで、早速その制度を利用してみることにしました。

飛行機を降りてから標識に沿って進むと、巨大な手のひらのオブジェが印象的な入国審査場に到着しますが、アライバルビザ申請はこのずっと奥にあります。

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入国審査に並ぶ人たちを左手に見ながら一番奥まで進むと、"Visa on Arrival"の表示にたどり着きました。

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アライバルビザ制度は現在日本人以外には適用されないので、基本的にこのエリアは人がおらず閑散としています。私がここに到着した時もスタッフは出納係が1人いるだけで、彼に話しかけて電話でビザ発行担当職員を呼び出してもらいました。

また、日本人の間でもまだそんなに知られていないのか、JALの同じ便の搭乗客でアライバルビザを申請していたのは私を含め4名のみでした。

手続き自体は非常に簡単で、流れとしては

①申請用紙と入国カードを提出し、

②その場で顔写真の撮影と指紋の採取を行い、

③最後にビザ料金を払うだけです。

①について、申請用紙はデリー空港の申請所には大量に置いてありました。記入項目がそれなりに多いので、急ぎたい人は事前にインド大使館のウェブサイトでダウンロードして記入を済ませておいた方がいいでしょう。大使館のウェブサイトでダウンロードできるものは、紙の申請書をスキャンした画像データと思われ画質が非常に悪いですが、これでも問題なく受け付けてもらえました。ちなみに大使館のウェブサイト上ではインド行きの飛行機内でも申請用紙が入手可能と書いてありますが、JALには搭載していませんでした。一方、もう一つの必要書類である入国カードはJALの機内でもらえるので、事前に記入しておきましょう。

②について、顔写真もその場で撮影されるので、証明写真を持参する必要がないのは助かります。指紋の採取はアメリカ入国時に行われるのと同じような流れです。

③について、ビザ料金2,000ルピーはクレジットカードでも支払いが可能でしたが、クレジットカード払いの場合は少し手数料が上乗せされ、支払額は2,057.50ルピーでした。

以上①から③までの手続きは5分程度で終了します。最初にビザ発行の担当職員が来るまで5分ほど待ちましたが、それを含めても10分程度で手続きは完了しました。

担当職員の数が少ないので(私の利用時は2名)、利用者が増えると待ち時間も増えることが想定されますが、現状であれば非常にスムーズにビザが取得できます。事前準備も全く不要なので、インドビザのハードルがかなり下がった印象です。