Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

4~5日目:ツェルマット〜ベルン〜チューリッヒ 陸路移動

ツェルマットでの2日間の滞在も終了。最後は気温もかなり下がり、街中でも氷点下まで下がってみぞれ混じりながらも雪が降り始めるような状況になりました。

ツェルマットは宿代が高いので、その日のうちにベルンまで移動します。変更不可の格安チケットSupersaverで18:30発の列車を予約していたので、それまで駅に隣接するイタリアンで腹ごしらえ。物価の高いスイスですが、ビールはジョッキで5フラン(=約850円)とかなり良心的なのが良いところ。

フィスプまで戻って、そこからInterCityでベルンへ。フィスプもベルンもドイツ語圏ですが、車内アナウンスはドイツ語→フランス語→英語の完全3カ国語対応でさすがスイスということを実感します。

フィスプからベルンへは、3,000m峰が連なる山脈を突っ切るトンネルで直線的に北上していくルートで、1時間弱というあっという間の乗車。21時前には首都ベルンに到着しました。

翌日は10:30発の列車なので、朝少し早起きして街を散策。ヨーロッパの都市にあるあるの旧市街で、世界遺産にもなっているそうです。

首都とはいえ人口10万人ちょっとの小さな都市なので、中心部はバスやトラムを使わずとも十分に歩いて回れるほどのサイズ感です。雰囲気としてはテーマパークのような造りですが、学が浅いのでどこの都市に行っても同じに見えてしまい違いが分からずじまい。

ベルンの街のシンボルはクマとのことで、クマを飼育して展示している公園もあります。その名もシンプルにBärenPark(英:Bear Park、日:クマ公園)。

入場無料だったので園内に入ってみたのですが、檻の中を探してみてもクマは見つからず。

どうやらまだ冬眠中ということのようでした。日本の動物園だと冬眠をさせずに冬でも見学できた記憶があるのでこれは少し新鮮。確かに、3月末であれば日本でも野生のクマはまだギリギリ冬眠している時期です。

首都らしく政府関係の施設も数多くあります。中でも一番目立つこちらの建物は連邦議事堂。内部を見学できるツアーもあるようでしたが、今回は朝だけの短時間滞在ということもあって外観を眺めるだけとなりました。

2時間弱ほど散策したら、チューリッヒへ向かうべく鉄道駅へ。地理的にスイスの中心に位置するだけあって、かなりの頻度で国内各地への列車が頻発しているターミナル駅です。

私が乗るのは10:31発のクール(Chur)行き。チューリッヒまでは約1時間かかりますが、その間一切途中停車駅が無いInterCityです。

この電車も車両は自由席。ガラガラなので空席を心配する必要は全くありませんでした。