Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:大韓航空 KE2 成田〜仁川 ビジネス

西アフリカまでの長旅の出発は、直前の仕事の都合で普段は滅多に使わない京成上野駅から。

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平日の午後ということでガラガラだったスカイライナーであっという間に成田着。今回は目的地が目的地なだけに現地でのATM出金だけに頼るのは危険な気がするので、久しぶりに成田空港の両替所でドルとユーロを調達しました。

極悪レートが提示されていることが多いイメージでいつも忌避していたのですが、以前に比べるとまともなレートになっていた印象です。

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大韓航空のチェックインカウンターに着いたのは既に出発時刻の1時間前を切ったタイミング。KEは40分前までチェックインを受け付けてくれますし、この時刻になるとエコノミーを含めカウンターは空いているので、早く来て行列に出くわすよりもスムーズです。

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ビジネスクラス利用なので、SKY PRIORITYの優先保安検査場からイミグレへ。左半分が塀で覆われていましたが、改装中なのでしょうか。

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出国後はデルタ航空のスカイクラブへ。あまり時間が無いのですが、滅多に無いスカイチームキャリアでの出国ですから、軽く見学だけでも。

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既にデルタ航空の米国便は大方出発してしまった後なので、ラウンジ内はかなり空いていました。

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こけしで和の演出。

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こけしはまだしも、このような昭和風情の看板というのは、米国人に対する和の演出になるのでしょうか。

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ミール類も、カップ麺やおにぎりのみだった大韓航空ラウンジとは比べものになりません。スカイチーム便で出国する際は実質ここ1択ということでしょう。

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搭乗時刻が迫っているので、ラウンジ滞在は10分ほどで早々に後に。ゲートへ向かう途中で、本日搭乗予定の大韓航空機がよく見えます。今回搭乗のKE2便はホノルル発→成田経由→仁川行きというフライトなので、この機体もホノルルから飛んできました。

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ゲート前がこのような丸い造りになっているのは第1ターミナルの特徴。普段第2ターミナルばかり使っている身からすると慣れない光景です。

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ゲートに着くと、既にエコノミークラスの搭乗まで開始していました。

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搭乗。座席は2-2-2の配置で、フルフラットにはならない滑り台型のシートです。

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席に着いてしばらくするとウェルカムドリンクとナッツのサービス。グアバジュースが出てくるのは大韓航空の特徴です。

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座席前のポケットに機内食メニューが入っていたので早速チェック。

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大韓航空定番のビビンバと洋食の2択。

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ホノルル発の便なので、ホノルル/成田間のメニューも載っているのですが、なんとメインコースのビビンバが具材まで全く同じだったのには驚き。ホノルルから仁川までの通しでの搭乗はあまり想定していないということでしょうか。

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この便には一応ファーストクラスの設定があります。ただし、ファーストクラスも座席配置はビジネスと同じ2-2-2であまり快適では無さそう。フルフラットになる分ビジネスクラスよりは良いシートですが、他社に比べるとかなり貧弱な設備であることは間違いありません。

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夕刻の成田を離陸。JALANAの夕方のピーク時間帯と被り、離陸前は滑走路の順番待ちが数分ありました。

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離陸後は一旦東に向かい、九十九里浜から銚子のあたりで旋回して西へ。

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短いフライトですから、シートベルトサインが消灯したらすぐに機内食がサーブされます。ご飯がパックなのは以前から同じ。

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日本語の上手なクルーが丁寧に作り方を教えてくれました。作り終えた後はご飯のパックが回収されてスープが登場します。ビビンバももちろん美味しいですが、魚のダシが出たこのスープが個人的にはかなりヒット。

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ビビンバとスープを食べ終わると、皿が片付けられてデザートのフルーツが登場。日韓線という短距離にしては頑張っている機内食といえる内容でした。

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食後は外も真っ暗になってしまったので、モニターを出してフライトマップでも眺めながらゆっくり。大韓航空の就航都市にはロゴを表示させているのはユニークな試みです。

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機内誌のルートマップにも目を通してみました。中国の就航都市数の多さや、東南アジアでもチェンマイやダナンなどの首都以外の都市への就航など、日系では太刀打ちできない路線網は壮観。

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欧州も同様。バルセロナサンクトペテルブルクザグレブなどはほとんど観光需要なのでしょうが、よく採算が取れるものです。

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それに対して、北米は日系と対して変わらず。北米のアジア玄関口としては、成田はまだ存在感のある地位を守ることが出来ています。

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成田出発から2時間で仁川に到着しました。大韓航空が発着するのはオープンしたての第2ターミナル。

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降機してすぐの、韓国国旗と出発地の国旗による出迎えは第1ターミナルと同じでした。なぜ日の丸じゃないのか?と思いましたが、よく考えたらこの便の出発地はホノルルでした。

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第2ターミナルはかなりの大規模。停まったゲートが悪かったのか、イミグレまでかなり歩かされました。

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どうやら韓国の入国は方式が変わったようで、現在ではパスポートに入国印は押されず、その代わりにこのようなEntry Confirmationというものが発行されるシステムに変わりました。パスポートのページが無駄に埋まるのを防げるので、この変更は歓迎。

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今の所第2ターミナルを利用しているのは大韓航空、デルタ、エールフランス、KLMの4社のみ。スカイチームメンバーでも仁川への就航便数の多い中国東方、中国南方などはまだ移ってきていないこともあり、キャパシティには随分余裕がある様子で、預け荷物受取場もガラガラでした。

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預け荷物受取場を抜けたら到着ロビー。何となくの記憶では、第1ターミナルの到着ロビーと随分似た造りな気が。

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そのまま、乗り継ぎ便のエミレーツが出発する第1ターミナルへ移動します。到着ロビーのインフォメーションセンターで確認したところ、出発ロビー階の5番出口付近から無料のシャトルバスが出発しているとのことでした。

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こちらが時刻表。基本は7分間隔で運行しているようです。

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途中、ハイアットホテルを経由して第1ターミナルへ。ハイアットで一夜を明かす場合でもこのバスが使えます。

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すぐやってきたバスに乗車。IT先進国の韓国ですが、シャトルバス内にはWi-Fiは飛んでいませんでした。大回りをしているのか意外と第1ターミナルまでは遠く、乗車時間は20分ほどかかります。

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