チリポ山から下山した日は、来る時にもバスの乗り換えで一瞬立ち寄ったサンイシドロの街に1泊。14時過ぎにはサンイシドロに着いたので、結果的にはその日のうちにサンホセまで行くバスにも間に合ったのですが、何時に下山できるか予想が難しかったので、念のためここに1泊する予定を立てていました。
泊まったのは世界的チェーンのBest Western。アメリカのモーテルといったような雰囲気です。
土地に余裕があるおかげか、Best Westernにしては広めの部屋でした。これで朝食込みで1泊約7,000円。翌朝の出発が早かったため朝食をパスしなければならなかったのが残念です。
サンイシドロは大きな街ですが、特段観光客が興味を持つようなものは無し。マクドナルドやピザハットなど外資系ファストフードが一通り揃っているのは驚きました。まさか中米の小国の地方都市にまで進出しているとは。
中南米の街らしく、街の中心にあるのは広場とカテドラル。この日は適当に街をぶらぶら散歩した後、スーパーで職場へのお土産を調達したりして過ごしました。
翌朝。サンホセへ向かうためにバスターミナルへやって来ました。サンイシドロからサンホセ行きのバスを走らせているのはMUSOC社。ターミナルはBest Westernから歩いて1~2分の距離です。チケットはオンラインで購入済み。
サンホセ行きの時刻表。朝4時半から夕方6時半まで、30分から1時間間隔で運行しています。Directoがノンストップ便、Indirectoが途中の村々に停車していく各駅停車便です。今回は6時半発のDirecto便に乗りました。
バスはサンイシドロ出発後、途中のドライブインでの1度の休憩以外は走り通しです。ちょうど山越えの峠のあたりにドライブインがあり、標高が2,500m以上あるので外は肌寒かったことだけ要注意。
約3時間半かかって、10時前に首都サンホセのバスターミナル到着。サンホセもサンイシドロと同様にバス会社毎にターミナルが点在しています。
MUSOCのターミナルから、空港行きのバスを運行しているTUASAのターミナルへ移動。2kmほど離れており歩いて行くには少し遠いのでタクシーを利用しました。
サンホセのタクシーはメーター制。10秒ほどの頻度でどんどんメーターが上がっていくので若干不安になりますが、そもそも通貨コロンの単位が大きく(1ドル=600コロン)、上がると言っても1回10コロンほどなので大したことはありません。
タクシー代は1,700コロン(=約300円)で済み、5分ほどでTUASAのターミナルに到着。ここからは空港近郊の街であるアラフエラ行きのバスが10分間隔ほどで頻発しており、アラフエラに行く途中で空港にも立ち寄ってくれます。予約も不要で運賃はドライバーに支払い。車体は高速バス仕様ですが、路線バスのような雰囲気です。
運賃585コロン(=約100円)、乗車時間30分弱で空港に到着。10:45頃空港に着いたので、サンイシドロからの所要時間は4時間15分。5時間ほどと予想していたので、想定より早く着く事が出来ました。
これからフライトを乗り継いで日本までの帰路につきます。