Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

4~5日目:プラハ街歩き(ホテル、公共交通機関、旧市街)

今回プラハで滞在したのは、Hotel Ariston。観光の中心である旧市街からは少し距離がありますが、トラム駅やスーパーが近くにあるので立地としては便利です。部屋もかなり広めで、配置してある家具に対して広すぎるので若干不自然なほどスペースに余裕があります。

風呂スペースも広め。シャワーの圧力も問題ないですし、朝食ビュッフェ代金込みで1泊$70という価格帯にしては良い選択だったと思います。

プラハの公共交通機関は地下鉄・トラム・バス等がありますが、毎回チケットを買うのは面倒なので今回は3日間の乗り放題券を購入。330コロナ(=約2,200円)と意外と良いお値段がします。1回券だと30分有効券が30コロナ、90分有効券が40コロナということで、相当乗り倒さない限りあまりお得感のあるチケットではありません。それよりも、毎回購入の心配をする必要がないという便利さを買ったようなものです。

トラムは新型・旧型の車体が入り混じって運行しています。今回乗ったいくつかの路線はどれも5分以内の待ち時間で乗ることが出来たので、十分実用的な運行間隔で今回も何度もお世話になりました。

新型車両はこのような最近流行りの低床型で、スーツケース等の重い荷物を持ったままでも乗りやすそう。欧州あるあるの信用乗車方式ですが、検札に遭遇することは3日間で1度もありませんでした。

ボヘミアンスイス国立公園から帰ってきた日の夜は、せっかくなので旧市街の夜景を見に行ってきました。プラハの中心を貫くように流れるヴルダヴァ川沿いから見る、川に架かるカレル橋とその奥に建つプラハ城の眺めは、ライトアップも相まってなかなか素敵。

ただ、中心部はやはり観光客でかなりの人。カレル橋は歩行者専用ということで少し歩いてみましたが、夜21時でもかなり賑わっており、そもそも昼間に国立公園で動き回って疲れていたこともあったので早々に退散しました。

翌日の最終日は早めに起きて、まだ観光客で賑わい出す前の朝の時間帯に旧市街散策をリベンジ。こちらが旧市街の入り口にある火薬塔(Powder Tower/Prašná brána)と呼ばれる建物。

そこから数百メートル進むと、大きな広場に出てきます。これが、旧市街の中心的である旧市街広場(Old Town Square/Staroměstské náměstí)。

広場以外はこのように細い入り組んだ路地が連なっていました。ただ、先月訪れたスイスのベルンとの違いがほとんどわからないあたりに、自分のこうした街並みへの感度の低さを改めて実感します。

30分ほどフラフラと街歩きを楽しんで、最後にやって来たのはプラハシャンゼリゼ通りとも呼ばれるヴァーツラフ広場(Wenceslas Square/Václavské náměstí)。プラハの春で歴史的舞台にもなった場所ということを考えると感慨深いものがあります。

プラハ街歩き終了。もっと深く知りたいと思えば他にも巡る場所はあるのでしょうが、個人的には半日でちょうど良いくらいでした。