Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:ブリティッシュエアウェイズ BA384 ニューヨーク(JFK)〜ロンドン(LHR) ビジネス

5月の米国にはゴールデンウィークはありませんが、代わりにあるのがメモリアルデー休暇。ということで今回もいつも通りJFKのターミナル8へ。米国も休暇シーズンということで混んでおり、TSA PreCheckのレーンですら行列で通過するのに15分ほどかかってしまいました。

そしていつも通りのSohoラウンジ。こちらは保安検査とは異なりいつも通りの混雑状況といったところ。ここは実質ワンワールドエメラルド会員向けラウンジですが、ビジネスパーソン渡航は寧ろ減るので上級会員はそこまで多くないということでしょう。

ゲートはラウンジ近くの16番。ゲートスタッフが「搭乗はグループ順なので呼ばれていない人はゲート前を空けるように」とアナウンスしているのですが、ゲート前はこの調子でした。LCCでもないし大型機だから頭上の棚の荷物スペースも十分あるはずなのですが、そこまでして早く乗り込みたい人が多いのは不思議。

機内清掃に時間がかかっているとのことで、予定より10分ほど遅れて搭乗開始。先月と同じClub Suiteシートです。まだシート更新中で旧シートと新シートが混在しているBAの長距離機材ですが、JFK線はエース路線ということもあってか真っ先に更新が終了し、急な機材変更があっても優先的に新シート機材が割り当てられるために、シートの心配する必要はありません。

ちなみに先月の記事はこちら。

ウェルカムドリンクはシャンパン。先月は離陸前はノンアルコールのみという説明だったのですが、今回は普通に配られました。先月のクルーの単なる怠慢だったのか、今月から運用が変わったのかは不明です。

定刻20:10に出発。タキシング時にJAL機の横を通過して行きました。羽田夕方発の6便なので、この時点ではまだ新機材は導入されておらず見慣れたB777-300ER。

出発の時間帯はちょうど日没と重なる時間帯。エプロンの西側に目をやると、夕焼けに染まるマンハッタンのビル群がうっすらと遠目に見えました。

機内食メニューは先月と同じでした。少し残念ですが、流石に1ヶ月スパンでは仕方ないでしょう。前菜・主菜・デザートとそれぞれ種類があるので、前回とは別のものを頼んでみようと思います。

ただ、最初のミックスナッツは種類が変わりました。夏らしいデザインに変更ということなのかもしれませんが、ローズマリー風味ということで個人的にはあまり好みではない方向に変わってしまい残念。

スターターは選択肢の中で一番想像が付かなかったサツマイモ(Sweet Potato)のカルパッチョ。生の芋ということなので当然ですが芋くささがかなり残っていて、好き嫌いが分かれそうな味ではありました。

メインは白身魚でタラ。ベジタリアンではないので動物性タンパク質は毎食摂りたいところですが、主菜は選択肢がチキン・魚・パスタということでビーフもポークも無いというかなり寂しいチョイスでした。このタラも見た目通りの味で、いかにも英国らしいディナーという感じ。

デザートはオーブンが不調で選択肢のうちのChocolate Lava Cakeは今日はサーブできないとのことだったので、フレッシュフルーツをもらうことに。どういうわけか同じものが2つももらえました。

お茶で終了。今回は離陸から30分後にはサービスが始まりましたが、メインが出てくるのに少し時間がかかったためここまで辿り着く頃にはもう離陸から90分ほど経ってしまっていました。オーブンの不調が影響していたのかもしれません。

6時間弱しかないフライトなので化粧室で歯磨きだけ済ませたらさっさと寝る準備。

寝る前に映画のラインナップだけチェックしたところ、日本語対応しているものだけでも100作以上あるようでした。1日2便羽田に就航しているだけの日本路線の規模感にしてはかなり充実していると思います。大半は洋画の日本語字幕ですが、邦画も5-6本ほどあります。

前回のフライトで朝食はミニマルであることを確認していたので、今回はスルーして着陸ギリギリまで就寝。それでも寝られたのは4時間程度とかなりキツい大西洋横断線。日本発の東南アジア線と同じように離陸後も食事はスキップしてひたすら寝続けるのが正解な気がしますが、出発時間帯が18-20時頃と早いためまだあまり眠くもなく、調整が難しい便です。

珍しく晴れているイギリス上空。

現地時間朝7時半、ヒースローに無事着陸しました。