ニャウンシュエ市街から空港までのタクシーは15,000チャット(=約1,000円)。往路は25,000チャットだったのですが、やはり空港発のタクシーが相場より高くなるのは仕方無いようです。
ゴールデンミャンマー航空のチェックインカウンターは、この簡易ブース1つのみ。しかも、2時間前に着いたところブース内には誰もいません。
後ろの張り紙を見ると、この空港を出発するゴールデンミャンマー航空の便は1日4便だけのよう。今回の搭乗便のチェックイン時刻は15:25(出発予定時刻の90分前)と書いてありました。
とりあえず、チェックインカウンターが開くまでの間は待合スペースで待機。空港というよりは地方の鉄道駅の待合室のような雰囲気です。
ミャンマーにしては珍しく、15:25ほぼぴったりにスタッフが現れチェックイン開始。ボーディングパスは全て手書きで、座席欄に至っては空欄。スタッフに確認すると、なんと自由席とのことでした。
チェックインを済ませたら、到着時と同様にイミグレーションに立ち寄ります。ここでボーディングパスにスタンプを押してもらえるので、多分このスタンプが無いと飛行機に乗れないものと思われます。
ボーディングパスにスタンプを押されたら、保安検査を通って制限エリアへ。もちろんラウンジ設備などありません。
制限エリアは西向きになっているので、夕方は西日がキツいです。ちょうど日が沈むタイミングの、一番眩しさが際立つ時間帯でした。
往路の経験からも遅延の可能性を心配していたゴールデンミャンマー航空のフライトですが、今回は30分ほどの遅延で無事に搭乗開始。Flightradar24で飛んでくる機体の現在位置をリアルタイムでチェック出来ていたので、それほどハラハラせずに済みました。
搭乗後、外は暗くなってしまったので、機内誌チェックをしながら時間つぶし。一応しっかりとした機内誌を作っているようです。
国際線には未進出のゴールデンミャンマー航空ですが、国内各都市を網の目のように繫いでいます。経由便が多いのがミャンマー国内線の特徴で、今回搭乗した便も直行ではなく、ヘーホー出発後にニャウンウー(バガン近郊)を経由してからヤンゴンへ向かいます。
機内誌の他にもう1冊、ミャンマー語オンリーの雑誌が各席に入っていました。左下のバーコードに2,500チャット(=180円)と書いてあるので、市販されている雑誌なのでしょうか。
機内食はそれぞれの区間で提供されました。まず、ヘーホー〜ニャウンウー間はボックス型。フライト時間が30分ほどしかないため、ドリンクもボックスに入った水のパック以外はサーブされません。
続いて、ニャウンウー〜ヤンゴン間。こちらはトレイ型ですが、前区間との違いといえばパンの種類が増えたことくらい。往路も含め、ゴールデンミャンマー航空の機内食はパン縛りのようです。
30分遅延のままヤンゴンに到着。バガンから乗ってきた日本人が何組かいたのですが、この後ANA便に乗り継ぐらしく降機すると慌ただしく走って行きました。ミャンマー国内線から国際線への当日乗り継ぎは、遅延のリスクがあるため出来るだけ避けたほうがよさそうです。
国内線ターミナルの前にもタクシードライバーが数多く待ち構えていますが、多分彼らのほとんどはぼったくりだと思われます。私も声をかけられましたが、Grabを使うと言うとおとなしく引き下がりました。価格では勝負にならないことがわかっているのでしょう。