Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

2日目:エジプト航空 MS268 カイロ〜ルクソール ビジネス

BAでカイロに着いて、エジプト航空の国内線に乗り継ぎです。まずは到着したターミナル2でSIMカードの調達から。9.6GBで280エジプトポンド(=930円)と、エジプトの物価の安さを着いて早々に実感できる価格設定でした。

SIMカードの調達が完了したらターミナル2からターミナル3への移動。歩いて行ける距離ということなので、ターミナルの外に出てみて移動開始。全く標識が無いので困りますが、近くの人に聞きながら言われた方角に進んでみます。

もっと大きなエントランスがあるのかと思いきや、Terminal 3の入り口はこのような細いスロープでした。よく周囲を見ていないと見逃してしまうレベル。

ターミナル3の出発フロアに到着。エジプト航空に加えてスターアライアンス各社の便も発着するのですが、今回訪れた夕方6時頃は便が少ないのか、かなり閑散とした雰囲気でした。

国内線の出発カウンターは一番奥。まずチェックインカウンターがあるエリアに入るためにセキュリティチェックを受けないといけません。

保安検査を越えると、チェックインカウンターはエコノミー側の方はかなり長い行列が出来ていました。一方で手前のビジネス側は全く列無し。今回はビジネスとエコノミーの差が$30程度しかなかったのですが、このチェックインの列を回避できるだけでも元が取れた気がします。

チェックイン後はラウンジへ。まさかの通路に設置されたこんなプレハブのような施設かとギョッとしましたが、ここは閉鎖されているようでした。

実際のラウンジはその向かい。ソファーが10人分くらいとかなり小さいラウンジで混み合っていました。

フード類はクッキー、サンドイッチなど。特段ホットミールは無いようです。

デザートもかなりの数。アルコールは無い一方で炭水化物がかなり充実しているという、かなり中東らしいカラーの出ているラウンジミールでした。

ラウンジの偵察だけ終えたらゲートへ。チェックインカウンターの行列はどこへやら、人がほとんど見当たらないゲートエリアです。

今回のゲートはゲートエリアの最奥に位置するG24。このターミナルは各ゲート前にセキュリティチェックがあり、ここでかなり渋滞が発生しているようでした。セキュリティチェックが1列しかないためボトルネックになっており、ここはビジネス用のレーンも無いためここで10分以上並ばされることに。

機材はB737アサインされており前日のウェブチェックインの際にもそうだったのですが、当日いざゲートに来てみると駐機していたのはA330。どうやら、1便前のルクソール行きを当日になってキャンセルして、2便分の乗客をこの1つの機材にまとめて載せているようでした。機材が大型化すること自体は歓迎なのですが、こうした直前での運用はエジプト航空に対してあまり信用できない印象を持たざるを得ません。

搭乗。大型機材なのでもしかしたらフルフラットかと一瞬期待しましたが、残念ながらただのリクライニングシートでした。しかもかなり年季の入った様子で、エジプト航空は普段からあまり良い評判を聞かないところ、さもありなんという感じです。

ウェルカムドリンクはきちんとグラスでサービス。エジプト航空はドライエアラインなのでアルコールのサーブはありません。

所要時間1時間の短距離フライトですが、離陸後は機内食のサービスがありました。とはいえ、ここでもやはりパンとケーキの炭水化物オンパレード。以前にロイヤルヨルダン航空に乗った時も思いましたが、なぜ中東の航空会社はこんなにパンばっかり出してくるのか気になりまるところです。一応、パンはそれぞれチーズとハムが挟まっています。

暗くなったルクソール空港に到着。この空港はボーディングブリッジが無いので、漏れなくバスゲートになります。

荷物が出てくるベルトも3, 4, 13Aと表示が複数あり意味不明。この辺りはやはりエジプトクオリティです。何故か優先タグが付いていた荷物が最後まで出てこないというこれもまたエジプトクオリティの運用のせいで、30分くらい待ってからやっと予約していた送迎ドライバーと合流してホテルへと向かいました。