Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:バセテール滞在、ネイビス島小旅行

空港からまずは首都であるバセテール市内へ。タクシーで行くのが正攻法だとは思いますが、今回は時間もあるので節約のためにバスで行くことにします。ということで、タクシー乗り場をよそ目に歩いて空港外へ。

空港の外に出ると、有名な観光鉄道であるScenic Railwayの車両が見えました。元々収穫したサトウキビの運搬用として整備された鉄道が、近年観光用に転用されたものです。この島に定期的にやって来るクルーズ船の乗客向けのアトラクションとなっている模様。

そのまま道を歩いてロータリーまで辿り着き、そこからバセテールへ向かう道を100mほど進んだ先にバス停があります。時刻表は無いので座って待つしかありませんが、10分ほどで乗車できました。料金は2.5東カリブドル(=約150円)。

見た目はハイエースのようなバンですが、緑色のナンバープレートがバスの目印です。10分ほどでバセテールのバスターミナルに到着。

今回宿泊したのはバスターミナルから徒歩1分のところにあるThe Seaview Inn。1泊$85とやはりカリブ諸国はなかなかお値段高めです。チェックインして荷物を置いたら早速観光開始。

初日はネイビス島へ向かうことに。フェリーターミナルはバスターミナルのすぐ裏なのでホテルから歩いてすぐです。

時刻表はこちら。日曜日は本数が減りますが、それ以外は大抵30分~1時間に1本の間隔で運行しています。14時過ぎにターミナルに着いたところちょうど14:30は便がなかったので、15時発の便に乗ることに。

チケットはターミナルの裏手のブースで購入。運航会社ごとにブースが分かれているので、時刻表で運航会社を確認してから買うようにしましょう。運賃は片道30東カリブドル(=約1,800円)。

乗船。キャパシティは30人ほどでしょうか。帰りの船はこれの2倍くらいのサイズだったので、時間帯によって色々な船体が運航しているようです。

港に停泊するクルーズ船。クルーズトリップは経験したことがありませんが、もう少し歳を取ったら試してみたいところです。

30分ほどの乗船でネイビス島に到着。時間があれば島の中央にそびえるネイビス山にも登りたかったですが、翌日にセントキッツ国内最高峰のリアムイガ山にチャレンジする予定のため今回はこちらはスルーです。

ネイビス港は一応国際便の運航にも対応しているらしく、イミグレーション設備も用意されていました。

ネイビスの中心都市チャールズタウンを散策。旧英領らしい建築の建物が並んでいる、歴史のありそうな町です。

チャールズタウンでの1番の見どころは、郊外にあるという温泉。港から歩いて15分ほどで到着しました。

これが温泉。写真奥の方に源泉があるらしく、そこから湧き出してきた温泉水が複数のプールを経由して流れて来ます。一番上のプールは体感50度ほどでかなり熱く、下に流れるに従って入りやすい温度に下がってくる仕組みでした。一応1番の観光地ではあるのですが、地元の人が何組かいるだけでとてもリラックスした空間です。

こちらの屋根付きのバスタブは残念ながら閉鎖中。

一応400年以上の歴史ある施設だそう。

そのあとは海岸沿いをぶらぶら。2時間ほど滞在して17:30の便でバセテールへと戻りました。

夕食はホテルの向かいにある中華料理店でテイクアウトで済ませました。アフリカやカリブ等、レストランがあまり充実していない地域ではこうした中華にいつも助けられます。この大量の炒飯で10東カリブドル(=約600円)とかなりリーズナブルなのもいいところ。