1泊2日で能登旅行。この時点では年明けに大地震が発生するとは全く思いもしていない状況下での旅行でしたが、今となっては被災した地域の早期の復興を祈るのみです。
能登空港からはレンタカーで。空港ターミナルビルのすぐ横にレンタカー用の駐車スペースがあるので、別途送迎車等で移動する必要なくすぐに運転開始できます。
最初に行ったのは輪島朝市。午前のフライトで能登空港に飛んで車で直行すればギリギリ間に合うくらいの時間まで朝市はオープンしており、週末ということもあって観光客で賑わう朝市を散策してきました。ただ、ここも訪れてから1ヶ月も経たないうちに一帯が震災で大火事になってしまったということで、残念でなりません。
ランチは輪島にある寿司屋さん伸福で地物にぎりセット。アメリカ在住の身としては、3,000円(=$20)でこんな寿司セットが食べられることに感動。いつの間に日本も物価の安い国になりました。
同行者が頼んだちらし寿司。見た目で言ったらこちらの方が豪華そう。(値段は握りもちらしも同じです。)
午後は能登半島の中でも有数の観光地の1つである白米千枚田へ。ここは田植えから稲刈りまでの間のシーズンの方が、田んぼに稲が並んでおりより絶景となるようです。ちなみに冬季は夜間ライトアップをやっていたので、昼より日没後の方が人気だそう。
その後は北側の海岸沿いに車を走らせ、珠洲にある見附島まで。軍艦島とも呼ばれる景勝地ですが、2022年の地震ですでに少し崩れてしまっていたところ、今年年始の地震でさらに崩落が進みこの時の半分ほどは消失してしまったようです。
そのまま半島の南側に車を進め、能登半島の新たな珍名所イカキングへ。コロナ禍で支給された交付金を使って能登町が道の駅に設置した巨大なイカ型遊具ですが、見事に地元の子供達の遊び場になっているようでした。こうやって私のような観光客も珍風景目当てに訪れているわけですし、結果的には能登町にとっても良い資金の使い方になったと言えるでしょうか。
この日は和倉温泉に1泊。宿泊については別記事に記します。
翌日は南へ。天気が曇天模様なのか残念ですが、まずは砂浜に敷かれた車道として有名な千里浜なぎさドライブウェイに行きました。
ただし、がっかりなことにこの日は高波注意の看板とともに閉鎖で砂浜を車で疾走することは出来ず。そこまで風が強かったり波が高かったりする様子もなかったので、天気が優れない時は基本的に大事をとって閉鎖する運用なのかもしれません。
ランチは氷見で名物の氷見うどん。
その後、天気が悪く景色が期待できなかったため、晴れていれば日本海と北アルプスが一望できる雨晴海岸はスルーし高岡の歴史地区を少々散策。重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている有名観光地のはずなのですが、日本人・外国人観光客ともに皆無で非常に静かな街並みでした。
最後は富山駅前でレンタカーを返却し、そこから市バスに乗ってサウナーの北陸の聖地スパアルプスを1年半ぶりに訪問。アメリカに住むとただでさえサウナロスになっているのですが、ここのサウナは地下水を使っている水風呂のまろやかな水質が格別で、個人的には日本でも5本の指には入るお気に入りサウナ施設です。