Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:パナマシティ交通事情(空港アクセス・メトロ・Uber)・SIMカード事情

パナマシティの空港から市街地へのアクセスは、以前はタクシーやバスが基本だったところ、ついに今年の3月にメトロ2号線の空港分岐路線が開業したとのこと。今回は物は試しと、これを利用して市街地まで向かうことにしました。

ただ、まずメトロの空港駅に着くまでに一苦労。今回はアメリカン航空利用なのでターミナル1に着いたのですが、到着ロビーの案内表示を見ても、どこにもメトロの表示が無いのです。一見、右下のPublic Transportかなと思ってしまいそうになりますが、これはバス乗り場なので間違い。

到着ロビーにはインフォメーションブースも無いため、結局レンタカーショップの店員に質問して場所を教えてもらいました。看板も何もないような裏道を5分ほど歩いてやっと到着。

この駅、ちょうどターミナル1とターミナル2の中間にあり、どちらからも5分ほど歩かないと着かない場所にあります。特にターミナル1から歩く際は、一部舗装されていないようなガタガタの箇所を歩くので、重いスーツケースを持っている場合は要注意です。

ちなみに、駅からターミナル2へはこのように空中通路を建設中のように見えますが、工事が進んでいる様子はなし。開業から半年経ってもこの状況というのは、かなり見切り発車だったようです。

メトロの運賃は乗り換えを含めてどこまで乗っても一律$0.50と激安。しかもこのように自動改札機がクレジットカードのタッチ機能に対応しており、いちいち券売機で乗車券を買わずとも、VISAやMastercardをかざすだけで乗車出来るので非常に便利です。

ということで基本はニューヨークのメトロと同じ形式ですが、Apple Payは使えないので要注意。iPhoneApple Watchでは入れません。

空港分岐線は昼間は10分に1本の運行。これで2駅行ったら、Corredor Sur駅で2号線の本線に乗り換えが必要です。同駅では両方のドアが開き、それぞれ本線の上り線と下り線に接続するホームへと降りられるので、方向を間違えないようにしましょう。シンガポールチャンギ空港からMRTに乗る時に乗り換えるTanah Merah駅と同じ構造。

ちなみに、運転席はガラス張りになっているため、先頭車両に陣取ると運転士気分が味わえます。基本は自動運転なのか、運転士はほとんど操作をしておらず暇そう。流石に携帯をいじったりということはありませんでしたが。

パナマシティのメトロはまだ1号線と2号線しか運行していないため、観光で街を周る際はやはりタクシー利用が便利ですが、パナマシティUberが発達しており、アプリでサクッと呼べるのでスペイン語がわからない人には重宝します。

こちらも目安としては12-15分乗って$5前後と激安なので気軽に利用できますが、パナマの自動車はナンバープレートが後部にしか無いので、間違えた車に乗らないように要注意です。私も1度メーカーも色も同じ別の車に乗りかけました。

最後にSIMカードパナマのローカルカードは空港でも売っていますが、どれも$30以上とぼったくり価格。街中に出れば各キャリアのストアや商店で気軽に買えるので、断然そちらの方がお得です。

今回は+movilというキャリアで、7日間使い放題で$8のプランを契約しましたが、通信速度も常に速くてパナマシティにいる分には問題なしでした。