Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

国内旅行:ANA NH747 羽田〜能登 プレミアムクラス

12月の一時帰国中、1泊2日で能登へ行ってきました。この頃には年明けに大地震が起こるとはつゆ知らず、初の能登半島旅行です。

今回能登までの往路は飛行機ということで、久々の日本国内線。能登線ANAの独占路線なので本当に久しぶりのANA国内線です。コロナ禍で海外に行けなかった頃はほぼ毎週末のように国内線に乗っていましたがそれもJALが基本だったので、羽田の第2ターミナルはいまだに使い勝手がよくわかりません。

今回はプレミアムクラスなのでこちらから。週末の朝でそれなりに混雑していたので、ありがたく優先レーンを使わせてもらいます。

8:55出発予定の便ですが、保安検査を通過したら既に8:30だったのでラウンジに立ち寄る暇もなくゲートへ。出発ゲートの47番に向かったのですが、サテライトのゲートとのことでサテライトターミナルまでバスで移動することに。

サテライト行きのバス乗り場。てっきり常にバスが待機しているのかと思いきや、到着したタイミングでは全て出払っていたようで5分ほど待たされました。20分前までに保安検査を通過すればOKという米国在住者からしたら信じ難い運用をしている羽田空港国内線ですが、ここで5分の待ちが発生してしまうようだと、サテライト便の定時運航に結構な影響が出てしまうのではないかと心配になります。

サテライト出発の便を見てみると、岩見・能登・米子・富山・稚内八丈島・大館能代など、大半がJALと競合していないANA独占の路線となっている点は、やはりという印象です。

とはいえ、個人的にはバス搭乗は嫌いではありません。こうして間近で飛行機を眺められるので、Aviation Geekにとっては意外と嬉しいもの。

結局ゲート前に着いたのは定刻8分前の8:47でした。私と同じバスで来た人が全員ゲートを通過した後のタイミングでも、ゲートのスタッフさんがあと10名待ちと言っていたので、やはりサテライトになると少しのディレイは仕方ないという運用になっていそうです。

機材はB737-800。プレミアムクラスは2-2の座席配置で、結構年季が入っていそうなタイプのシートでした。

かなり時代を感じさせる座席操作レバー。やはり国内線の機材ではJALに一日の長がある感じがします。

結局ゲートでは10人待ちと言っていたのですが、次のバスで来た乗客は6人だけで、そこまでで搭乗は終了してドアクローズして出発。残りの4人はどうなったのか知りませんが、次の便に振替だとすると能登便は1日2便しかないので夕方まで待ちぼうけを喰らうという大惨事に。ANAで羽田発で特にJAL競合が無い路線に乗る場合は、サテライトゲートに当たることも見越して早めの行動が吉ということを学びました。

大都会東京を眼下に眺めながらの上昇。やはり後ろに聳え立つ富士山の存在感が際立っています。

プレミアムクラスということで食事付き。こちらがメニューで、一応朝からお酒もサーブしているようですが今回は現地に着いたらレンタカーの運転が待っているので自粛。ただ、JALのファーストクラスと違いシャンパンは用意していないようです。

朝食時間帯ということでサーブされたのはサンドイッチとスープ。しっかりした機内食を期待するとがっかりする内容ですが、国内線ですしちょっとした軽食程度と思えばまあこんなものでしょうか。

羽田から能登へのルートは、富士山を皮切りに長野県を中心とする日本屈指の山岳地帯を縦断するルート。個人的には登山・トレランを趣味にしておりこのエリアの山々には幾度となくお世話になっているので、窓からの景色もひたすら眺めていても飽きることはありません。



こちらは八ヶ岳から南アルプス中央アルプス、さらにその奥にはつい10年前に噴火して死傷者を数多く出したことで有名になった御嶽山

多くの山々がフライトを通じて見えますが、ハイライトはやはり北アルプス五竜鹿島槍といった後立山連峰、そしてその裏に連なる剱岳立山といった立山連峰の雪を被った様は圧巻の一言に尽きます。

そして親不知から富山湾へ。上空から見るといかに親不知が交通の難所だったかよくわかります。

のときゅーこと能登空港に到着。2003年開業とのことで、まだまだ新しい空港です。