Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

9日目:ナイロビ1日観光

ナイロビには2泊するはずだったのですが、旅行開始の1週間ほど前になってこの後のフライトが一部欠航となりフライト振替が必要となってしまい、その関係でナイロビは1泊のみとなりこの日の夕方にはもう出国しなくてはならないことに。ということで、この日は大急ぎでナイロビで1日観光です。

たまたまナイロビ在住の知り合いがおり、その車を出してもらって朝から出発。まずはナイロビ国立公園へと向かいます。ナイロビ市街地に隣接する国立公園で、ものの10分ほどで到着。

入場料は居住者1名430シリング(=約430円)、非居住者1名43ドル(=約6,500円)、自動車1台300シリング(=約300円)と、東南アジアも驚きの外国人価格。これも来年からは更に値上げをするそうで、ケニアも外貨獲得に必死です。

数ヶ月前まではここのゲートで支払いもできたそうですが、現在はケニア政府による電子ポータルe-Citizenに一元化されており、そこでオンラインの事前購入が必須です。e-Citizen自体はケニアのeVisa申請時にも使用するので、旅行者でもそんなに難しいことはありません。

入り口には堂々としたライオンの像。この国立公園には野生のライオンも生息しているとのことで期待が高まります。

まずお目にかかったのはインパラの群れ。当初は興味津々で写真をガンガン撮っていきますが、30分ほど走ると頻繁に見かける珍しくない動物であることがわかり、後半は近くにいても車を止めることすらしなくなりました。

続いてヌー。こちらも同じくナイロビ国立公園で頻繁に見られる動物の代表らしいですが、今回はこの1度しかお目にかかれませんでした。

そしてこちらはハイエナの赤ちゃん。成獣になるとイカつい見た目になりますが、これくらいであればペットにしたくなるような愛くるしい風貌。

ダチョウは砂漠地方に住んでいるイメージを勝手に持っていたので、サバンナで見ることが出来るとは意外でした。

キリン。iPhoneしか持ってこなかったので写真ではこのサイズが限界でしたが、知り合いが丁寧に双眼鏡を持ってきてくれたので、実物はじっくりと観察することができました。

こちらが最近中国資本で建設された鉄道。国立公園を横切って線路を敷くということで色々と話題になりましたが、最終的に国立公園部分は全て高架にするということで決着しました。最終的にはウガンダまで伸びるそうで、中国の影響力の大きさを感じる建造物です。

そして最後の最後で見かけたのがライオン。今回はメス2頭でしたが、野生のライオンを見たのは人生初とあって個人的には大興奮。ドライバー曰くこれは狩り獲物を探している最中だとのことで、こちらもしばらく追いかけてみましたが、人間を気にするそぶりは全く無しでした。さすが百獣の王です。

ちなみに、こうやって写真で見るとほとんど観光客がいないように見えますが、実際はこんな感じ。ナイロビに隣接するとあってアクセスしやすい国立公園として人気のようです。多くの車が集まって停車しているところを見かけたらそこには何かしら動物がいるということで、探す方も簡単でした。

ナイロビ国立公園を満喫した後は、ジラフセンターなる施設に立ち寄り。保護されているキリンに餌付けをできるという施設で、キリンの顔の高さに合うような位置にデッキが作られており、キリンと至近距離まで接近できるというのがこの施設のウリで、一観光客としてなかなか楽しめました。

国立公園とジラフセンターを楽しんだらもう14時過ぎになってしまったので、ナイロビ中心部で遅めの昼食。せっかくなので現地料理をということで、Ashaki Grillという有名なレストランでニャマチョマ(グリルミート)をもらいました。その場でカットしてくれる豪快なアフリカンスタイル。

これにて駆け足ナイロビ観光はタイムアップ。そのまま空港まで送ってもらい、後は米国への帰路につくだけです。