Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:アメリカン航空 AA959 マイアミ〜パナマシティ ビジネス

パナマシティ行きの便の出発まで、乗り継ぎ時間は2時間。JFKから来たのでイミグレもありませんし時間は有り余っているので、いつものFlagship Loungeへ。

ラウンジ前に着くと並んでいるのでギョッとしましたが、こちらは米国国内線上級クラス客が利用するAdmirals Clubが満席のため、入室待ちの列とのこと。係員にFlagship Lounge利用と伝えるとすぐに入れてもらえました。

8月にJFKのデルタSky Clubでも同様の事象を目撃しましたが、米国においてはステータスのバラマキによるラウンジの混雑は日本よりも深刻です。

今朝は出発が早くシャワーを浴びる余裕すらなかったので、ここでシャワールームを借りてさっぱり。ついでに着ている服もNYの秋冬仕様からパナマの常夏仕様に着替えて準備万端。

ちなみにマイアミ空港でアメリカン航空が使用するコンコースDは横長の造りになっており、通常はSkytrainを使って移動するのですが、現在メンテナンスにて運休中。このため、ラウンジからゲートまでは15分ほど歩くことになりました。

この誤算のせいで、今回もゲート到着はボーディングが始まったあと。Group 7と一緒に搭乗です。

機材は前便と同じくB737MAX8。米系は基本的に自社マイレージプログラムの上級会員へのアップグレードに手厚いシステムなので、上級クラスに空席があることはほぼありません。今回もご多分に洩れず満席。

今回の便では離陸前に機内食の選択の確認がありました。事前予約時の選択肢は3つありますが、当日アップグレード等で事前予約をしていない乗客への機内でのオーダー確認では前者2つのチョイスしか聞いていなかったため、3つ目のメニューは事前予約限定だったようです。

離陸後、飲み物とナッツのサーブ。すぐに飲み物と一緒に食事が出てくる国内線とは、少し差別化されているようです。

その後20分ほど経って食事のサーブ。ワインのつまみにちょうど良さそうなシャルキュトリープレートの方を選択しました。

個人的にはこれはアメリカン航空機内食では好きな部類に入るのですが、今回の便はラザニアの方が人気だったらしく、私が座っていた最後列はオーダー確認の時点で事前予約をしていない乗客は全て問答無用でこちらになることに。酒飲みには良いですがあまり腹に溜まる感じでは無いので、しっかりとしたランチを希望していた場合はがっかりかもしれません。

食事の途中あたりでケイマン諸島・グランドケイマン島の上空を通過。タックスヘイブンとして有名なケイマン諸島ですが、カリブ海のリゾート地の1つでもあるため米国からはフライトも多く、日本に帰国する前に行っておきたいところ。

食後は紅茶で終了。いつものことながら、アメリカン航空は緑茶を積んでいないのが残念。

食後は税関申告書の事前配布。最近では紙の申告書の廃止が増えているのが世界的な流れですが、パナマではまだこのスタイルが生きているようです。配布時の機内アナウンスで「予備のペンは無いので周りの人に借りるように」ということが流れるのも、日系だったら有り得ないですが米系では通常運転。

パナマシティへは西側からのアプローチ。左側の窓側席を確保していたため、パナマ運河の閘門がよく見えました。手前が2016年に開通した新閘門、奥が従来からある観光施設も併設しているミラフローレス閘門です。

着陸直前に見えたパナマシティ。海辺に高層ビルが立ち並ぶ風景は、空港へのアプローチルートが似ていることもあって、どことなくチャンギ着陸時のシンガポールを彷彿とさせます。

13年ぶりのパナマ入国。前回はコスタリカからの陸路入国だったので、空路での入国は初めて。イミグレは待ち時間無く通過し、降機から10分程度で外に出ることが出来ました。