朝の北京の乗り継ぎは、かつて経験したことのないほどの長蛇の列でした。北京空港の乗り継ぎの行列は噂では聞いていたものの、今まではそこまでひどいものに遭遇したことが無かったのですが、これはかなりの長さ。奥の壁で列は右に曲がり、そのあとに階段を降って保安検査場まで続いていました。
ちょうど1時間かかってやっとのことで保安検査まで通過して出発フロアに到着。搭乗時刻までは少し時間があるのでラウンジで時間を潰すことに。
エアチャイナはビジネスクラス利用でもファーストクラスラウンジが利用可というよくわからない運用です。
ラウンジ内は混雑しておらず、ゆったりした雰囲気。内装はビジネスクラスラウンジと特段変わりありません。
搭乗時刻にゲートへ向かうと、もう大方の搭乗は済んでいるようでした。
この便も機材はA330-300。クアラルンプールから乗ってきた便とレジ番まで同じの、完全な同一機材でした。搭乗率は30%程度で、隣りも空席なので快適。
この便ではウェルカムドリンクまでサーブされました。
8:20北京発、12:30羽田着のフライトなので、この便でもサーブされるのは朝食。中華か洋食から選べ、和食はありません。
イヤホンが壊れていたのはご愛嬌。
乗り継ぎ客を待っているとのことで少し出発が遅れ、8:45頃にゲートを離れました。
離陸後は食事タイム。洋食にしましたが、想像していたよりはかなりまともな食事。エアチャイナの機内食はいつもがっかりなことが多いのですが、普通においしく食べることができました。
富士山が見えたら東京ももうすぐ。
京葉工業地帯の方を周って高度を下げていきます。
羽田への進入ルート。都心上空の空域がオープンしたら、このルートも変わるかもしれません。