Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

5日目:オーストリア航空 OS87 ウィーン〜ニューヨーク(JFK) ビジネス

ウィーン空港で乗り継ぎ。カイロ発の便からの乗り継ぎなので出入国の手続きは無く保安検査のみで済みましたが、到着ゲートからJFK便のDゲートエリアは少し離れているようで、15分ほど通路を歩くことになりました。

途中でGゲートエリアのオーストリア航空ラウンジの前を通ったのですが、ここは通過。後から調べたところここがシェンゲン外では一番メインのところだったようで、ここに入っておけば良かったです。

そしてやって来たDゲートエリアのラウンジ、ここは便数が少ないのかかなり小さなラウンジでした。この写真に写っているとの同じくらいのテーブルが背後側にもあり、それで全部という程度の規模。

食事もホットミールが2種類あるくらい。今回はビジネスなのでそこまで気になりませんが、エコノミー利用で搭乗前にしっかり食べておこうと思って来るとがっかりするかもしれません。

円形の構造が印象的なDゲート。

ちなみに、前回利用時の記録を読み返すと各ゲート前で保安検査があったようですが、今回はこのエリアに辿り着く前にまとめて保安検査を済ませて来るようなシステムに変更されていました。

米国線ということでゲート前で搭乗客全員に追加質問(荷物のパッキング等)があり、それを済ませるとボーディングパスにスタンプを押されます。更にゲート前の待機スペースも搭乗グループごとに厳密に区切られており、かなり厳重な警備の様子でした。

搭乗。機材はB777-200です。オーストリア航空のこの機材は1-2-1と1-2-2が交互に配列となっており、両脇にスペースが広い俗に言う"Throne Seat"が存在する仕様になっています。このシートの事前予約は有料ですが、オンラインチェックインで無事に指定することが出来ました。

着席するとまず機内アメニティが配られました。オーストリア航空はポーチスタイルです。

中身はこんな感じでオーソドックスな内容。欧州系エアラインなので、スリッパ配布はありません。

アメニティに続いて配られたのは、ウェルカムドリンクとしてのスパークリングワインと、それに添えてナッツ。離陸前にドリンクだけでなくナッツまでサーブしてくれるエアラインは珍しい気がします。これは良いサービス。

定刻より20分ほど遅れてタキシング開始。滑走路は混雑していないようで、10分ほどですぐに離陸しました。

水平飛行に移ったら、まずは水のボトルが配布されました。1人1本とのことで、追加が欲しい場合はリフィルでの対応となるのはこの前のANAに引き続き乗客としては微妙なところ。

機内食タイム。メニュー冊子はオーストリア航空のイメージカラーの赤を使わずシックにまとまった外観です。

大西洋路線の昼行便なので、まずは離陸後にメインの食事のサービス。

そして到着前に軽いスナックのサービスです。ドリンク類はビールを全て自国産で4種類も揃えているのがさすが。

ドリンクメニュー。スパークリング3種類、そして赤と白は自国産で3種類ずつ、更に自国のデザートワインと、アルコールへの強いこだわりを感じます。更にコーヒーも10種類以上積んでおり、なかなか面白そうなエアラインです。

テーブルセット。最初にオーストリアのロゼスパークリングをもらったら、ミニボトルでのサービスでした。三角形の皿はオーストリア航空のシンボルです。

突き出しはズッキーニ。これはメニューに記載がありませんでした。

前菜はサラダかモッツァレラでサラダの方をチョイス。大きい海老が2尾乗っていて、ずいぶんしっかりとしたサラダでした。

次がクリームスープ。突き出しに続いてズッキーニです。

メインはポーク、チキン、パスタの3択です。宗教的な制約が多いのでなかなか機内食で出会うことのないポークがあったので、今回はそれを選択。イタリア料理のサルティンボッカは塩味が効いていてワインが進むような味付けでした。

デザートはパスして、デザートワインと一緒にチーズ。

そしてせっかくのオーストリア航空なのでアイスのウインナーコーヒーでシメ。チョコレートも一緒にもらいました。

テーブルセットからコーヒーまで約2時間のコースで、終わる頃にはちょうどアイルランドを過ぎて大西洋に出たあたり。ずっと明るいところを飛んでいくフライトなのですが、食後はクルーから窓を閉めるようにとのお願いがあったため閉めて、少し昼寝をして過ごしました。

昼寝をしたり読書をしている間に時間は過ぎて、1食目から4時間ほど経って2食目の時間。パイナップル、リンゴ、ほうれん草、ライムのジュースという青汁的な飲み物からスタートしました。寝起きにはちょうど良い飲み物です。

今回はハムチーズトーストかチキンシーザーサラダのチョイス。4時間前に食事をとったばかりの身としては前者は少し重過ぎたので、サラダをもらいました。ただ、これも大きなチキンがごろごろと入っていて十分過ぎるほどの量。

最後に再びチョコレートをもらって終了。

定刻20:05のところ、ほぼ定刻通りでJFKに到着。北からアプローチしたので西側に広がるマンハッタンのビル群と沈む夕日を眺めながらの着陸となりました。

かつてはJALが発着しておりよく利用していたターミナル1に到着。イミグレは欧州各地から便の到着で混雑していましたが、Global Entryのおかげでサクッと通過し、降機から20分後には到着ロビーに辿り着けました。