Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

7日目:ロスアレルセス国立公園 (1) アクセス・宿泊

エスケルでは1泊だけして、翌日は今回の目的地2つ目であるロスアレルセス国立公園へ。エスケルのバスターミナルから、夏の観光シーズン限定ですが直通バスが出ています。出発の15分ほど前に着くとチケット購入の大行列。

バスの時刻表。朝エスケルの町を出て夕方に戻ってくるので、日帰りでも観光できるスケジュールとなっていますが、今回の旅行は余裕をもって2泊。ちなみに、12月は1日1本ですが1月になってアルゼンチンの観光シーズンが本格化すると1日2本に増えるので更に便利になります。

バスはこのサイズのミニバン。朝のチケット売り場への列を見て全員乗り込めるのか不安でしたが、案の定積み残しが発生したもののすぐに2台目が増発されました。こういうフレキシブルな運用なら安心。

今回の目的地Lago Verdeまでは5,000ペソ(=約5ドル)。2時間半という乗車時間を考えれば、全てが観光地価格だった南部パタゴニアから来るとかなりの破格です。

バスの中ではひたすら爆睡して、Lago Verdeで下車。バス停から砂利道の下り坂を10分程度降りていくと、これから2泊お世話になるキャンプ場El Aura Lodgeに到着です。

Lago Verdeの湖畔に面した静かな立地のキャンプ場。かなり山奥なので携帯の電波も入らず、通信手段も衛星を経由したWi-Fiが有料である程度です。周囲には何もないので、キャンプ場内にあるミニ商店が頼り。

ちなみに今回はテント持参ではないので、ドーム型の既設テントを予約しました。7~8台ほど設置されているのですが、結構人気なようでシーズンの時期は早めに予約しないと満室になることも多い様子。

中はこの通りシンプルですが、ベッドや毛布が置いてあるので寝袋等は不要です。断熱は皆無なので夜はかなり冷えますが、受付にいえば追加の毛布ももらえるので安心。ちなみに、1泊あたり60ドルと結構良いお値段ではあります。

当然ドーム内にシャワーやトイレはないので、キャンプサイトの共用のものを使用。ただ、これも驚くほど綺麗に整備されていてここは日本かと思うくらい感動しました。

食事は少量のお湯はミニ商店で恵んでもらえるので、基本的にカップ麺やアルファ米フリーズドライを持参して対処。ただ、キャンプ場にはおしゃれな雰囲気のレストランも併設されているので一晩はそこに行ってみることにしました。

こんな感じの本格的な料理が出てきて驚き。ビールもエスケルクラフトビールがドラフトであったりと、結構気合の入ったレストランです。ちなみにこのメインの肉料理は13,000ペソ(=約13ドル)。

しかもここのスタッフが日本に留学していたこともあるという日本好きで、日本語の練習がしたいということで日本語とスペイン語を織り交ぜながらかなり会話が弾みました。そのままデザートはご馳走になってしまって申し訳ないほど。ロスアレルセス国立公園に来るなら、El Aura Lodgeおすすめです。