ロンドンからの便で到着したので、ここマドリードでシェンゲン圏への入国審査を受け、そのまま保安検査を通り抜けて出発フロアへ。電子ボードに職員ストライキのため保安検査の通過に時間がかかる可能性があると掲示されていましたが、実際は問題無くスムーズでした。
バラハス空港の発着表示の便名欄は、なぜか航空会社の表記が2レターではなく3レター。しかしコードシェア便の表示は3レターと2レターが入り混じっていたりと、イマイチ平仄が合いません。
出発まではイベリア航空のラウンジで。バラハス空港にはシェンゲン域内便向けのDali Loungeと域外便向けのVelazquez Loungeという2つのイベリア航空運営ラウンジがあり、今回使えるはDaliの方です。
シェンゲン域内線向けですが、シャワーや仮眠室まで設置されており設備の面では優れたラウンジです。夕方の出発便が集中する時間帯にも関わらずそこまで混雑した雰囲気も無く、広さも十分。
ただ、食事類は少し貧弱。
域外線側のVelazquez Loungeだと多くの種類がありますが、こちらはサンドイッチ、サラダ、スープ程度です。
ゲートに着くと、既に搭乗が開始されていました。
単通路機にしてはキャパシティが大きいA321なので、優先搭乗を逃すと直ぐに搭乗の列が詰まってしまうのが残念なところ。
イベリア航空のビジネスクラスはも、欧州線はエコノミーと同じ座席で中央列を空席にしただけ。さらに、先ほど搭乗したブリティッシュエアウェイズと違い、中央席に設置する簡易テーブルのようなものすらありません。
20:45頃に離陸。この時間帯でもこんなに明るいのは、ヨーロッパの中でも特に西に位置するスペインならではです。
機内食はチョイス無しでパスタ1択。帰りに乗った同区間の復路便はメインが2種類から選べたのですが、この便でなぜ選べなかったのかは不明です。
食後にお茶を頼むと、トレイに入れたセットで出て来ました。ティーバッグなのは仕方無いでしょう。
ポルトガルから大西洋に出るあたりではさすがに暗くなり始めます。
そして、マドリードを出発してから2時間半が経ち、グランカナリア島の街灯りが見えてくる頃にはさすがに真っ暗。
ラスパルマス空港に到着。端の方のゲートに駐機したのか、天井の低い廊下をひたすら歩かされました。
1年半ほど前にこの空港に着いた時はロストバゲッジの憂き目に遭ったのですが、今回は無事羽田で預けた荷物とも再会。
空港からはバスに乗って市街地まで向かいます。これも1年半前に利用しているのでもう慣れたもの。
宿も前回と同じHotel Parque。羽田を出てから約24時間、長い移動の1日もやっと終わりです。