マレーシア航空の到着ターミナルはKLIAですが、エアアジアの出発ターミナルはKLIA2。2つのターミナルは距離が離れているため、歩いて移動することはできません。今回は鉄道を利用することに。
KLIAの地下にある鉄道駅に着いたのは5:00頃。10分弱ほどの待ち時間でKLIA2行きの列車がやってきました。ターミナル移動の運賃は2 MYR (約50円)と激安です。
乗車時間は5分ほどですぐKLIA2に到着しました。KLIA2では空港隣接のショッピングモールに鉄道駅が設置されているので、モール内を通り抜けて出発ターミナルへ。
金正男暗殺事件で一躍有名になったKLIA2の出発ロビーです。
自動チェックイン機でチェックイン。
プリントされたボーディングパスを入手後、荷物を預けるためにカウンターへの列に並びます。この時点で5:30頃とまだまだ朝早い時間ですが、エアアジアのカウンターは大盛況です。荷物を預けるまでに20分ほどかかりました。
荷物も預け終わった後は、チェックインカウンター横にあったKFCで朝食を済ませてから、保安検査場を通過して制限エリアへ。国内線の出発ゲート周りには大したレストランはなく、制限エリアへ入る前に食事をしておいて正解でした。
今回の乗り継ぎは、ターミナル移動が伴うため余裕を持って3時間半ほどの乗り継ぎ時間を確保しておいたのですが、結果的には1時間以上余ってしまいました。LCCはラウンジも無いので、ゲート前でぼーっと外を眺めながら搭乗時刻を待ちます。
やっと搭乗。エアアジアの搭乗はゾーン制のようです。
今回は事前に追加料金を払って最前列を確保済。最前列や非常口列の座席はホットシートと呼ばれ、ゾーン1で搭乗することができました。
前方の仕切りはクルーが機内を見渡せるように透明になっており、離着陸時は正面を見ているとまともに目が合ってしまいます。
機内食メニュー。当然全て有料です。
写真を見る限りどれも美味しそうですが、実際のものとの見た目の格差が気になるところ。
LCCといえばコストカットが至上命題のはずですが、機内誌は発行しているようで各席に準備されていました。発行費は広告収入でほとんどカバーできるということでしょうか。
約2時間半でコタキナバルに到着。降機後に標識に従って進むと、国内線のはずなのになぜかパスポートコントロールへ。不思議に思いながら審査官にパスポートを渡すと、サバ州入国のスタンプが押されました。どうやらマレーシアはマレー半島側とボルネオ島側で別々の国境審査を行っているようです。
到着後、まずはSIMカードの入手。到着ロビーに出てすぐ右側にcelcom社のブースがあったので、ここで購入しました。1週間有効の2GBデータ利用プランで10 MYR (約250円)はかなりおトク。いかに日本の携帯通信料が割高に設定されているかが分かります。
市内への移動はエアポートバスを利用。カウンターは到着ゲートですぐ見つかります。
バスの時刻表。昼間は45分間隔で走っています。10:30着のフライトで、11:00発のバスにちょうどいいタイミングで乗れました。
今回の宿泊先はEDEN54。手頃な価格帯のホテルの中から、例のごとくTripadvisorで評価の高いところを選び予約しました。街中心部の北側に位置し、2つ目のバス停から歩いて5分ほどでした。近くにはスーパー、ショッピングモールや観光案内所もあり便利な立地です。
まだ正午前でしたが、既に清掃が終わっているとのことですぐにチェックインをさせてもらえました。部屋は清潔感があり、冷蔵庫が無いことだけが残念だったものの、一泊約4,000円という値段を考えれば文句無し。