サンボジャ・ロッジにアレンジしてもらった車で空港へ。新しいターミナルなので屋内もまだまだ綺麗です。国内線ということで出発1時間前を目安に到着したのですが、残念ながら搭乗便は1時間の遅延ということでした。
ガルーダの優先チェックインカウンターはエコノミーとは違う場所に設置されていました。専用ソファーまで用意されていますが、そもそもこのカウンターを利用する客がほとんどいなかったせいか、少し不相応な感じも。
制限エリアに入ると、ラウンジも立派なものが用意されています。
利用客はまばらで広々した雰囲気。
ダイニングスペースもあり、ナシゴレンやチキン料理をはじめとしたホットミールが用意されています。これも地方空港の国内線ラウンジとしては豪華な部類。
搭乗時刻が近づいてきてゲートへ。1時間遅延したこともあり、ゲートではボックスミールが配られていたようで、脇にはその余りが山積みされています。
搭乗も秩序立っており、優先搭乗のタイミングで機内へ。機材はB737-800で、シートもナローボディでは一般的な2-2配列(x3列)の仕様です。
不思議だったのは、ビジネスクラスの乗客は私を含めて2名だったのですが、2列目と3列目に制服を着たクルーが8名陣取っていたこと。搭乗開始時には既に着席しており、一切業務は行わずにそのまま一緒にジャカルタまで飛んでいきました。1時間の遅延と何か関係があるのかどうかは謎ですが、あまり見ない光景です。
ウェルカムドリンクはオレンジジュースか水。新聞や雑誌のサービスもありましたが、残念ながらインドネシア語のみの用意でした。
ちなみに、機内誌には日本語ページも用意されています。成田〜バリ線などはほとんど日本語しか話さない乗客も多いでしょうから、そうした層のこともしっかり考えているということでしょう。
ガルーダの制服一覧。女性クルーの鮮やかな色が特徴でしょうか。右端2人の男性はファーストクラス専用シェフです。
機内誌をパラパラめくっている間に離陸。こう見るとバリクパパンも大きな街です。
機内食は特にメニューは配布されませんでしたが、"Chicken with noodles"か"Beef with rice"とのことだったので後者を選択。短距離国際線でも十分通用するレベルの食事です。
2時間弱でジャカルタに到着。
ガルーダは国際線・国内線ともに2016年に開業したばかりのターミナル3を利用しています。
ゲートはたくさん空いているように見えたのですが、なぜか沖止め。
それでも、ビジネスクラス用のバンが用意されているので特に支障はありません。むしろ、遠いゲートに到着して長い距離を歩くよりはこちらの方が楽。
到着時には、Premium Arrival Serviceなるサービスがあります。これは、ビジネスクラス乗客であれば、カウンターにいるスタッフに荷物タグを渡すと、乗客は専用のアライバルラウンジで待っているだけでスタッフが荷物をピックアップしてくれるというサービス。
人件費が安いインドネシアだからこそできるのでしょうが、国内線でここまでガルーダがビジネスクラスのサービスに注力しているとは驚きでした。