この日はエローラへ。朝は少しゆっくり出発することにして、ドライバーには朝9時にホテルに来てもらいました。
エローラはアジャンタよりも近く、アウランガーバード市内からは約30km。30分ほどで到着します。過去のガイドブックやブログには車でそのまま遺跡内を周れるとの記載があるものもあったのですが、ここも現在は一般車は内部には入場できず、入り口向かいのホテル内駐車場に車を停めて、歩いて向かいました。
中に入るとすぐに最も有名なカイラーサナータ寺院が目に飛び込んできますが、第1窟から順番に見ていくことにしたため、ここは一旦通り過ぎて右手へ。

エローラには仏教寺院群、ヒンドゥー教寺院群、ジャイナ教寺院群が隣り合って建っています。
第1窟〜第12窟は仏教寺院群です。

アジャンタに比べると、掘りっぱなしで細かい装飾は少ない窟が多い印象です。

岩が崩れかけているのか、つっかえ棒で補強している場所もありました。この厚さの岩が頭上に落ちてきたら、間違いなく即死でしょう。

こちらは2階建ての窟。

内部はアジャンタと似ています。

3階建てアパートのような窟もあります。

3階まで登ると遠くまで見渡せ、何もないところに建てられていることがわかります。

続いて第13窟〜第29窟はヒンドゥー教寺院。
カイラーサナータ寺院は第16窟に当たります。観光客の人気もダントツのようです。

仏教寺院とは彫刻の趣も異なります。

細かいところまで手が込んでいます。

本殿を支えている動物たち。

本殿の内部に入ろうとすると、インド人グループに写真を撮るよう頼まれて1枚。インドの女性は服の色が鮮やかです。

本殿内部。柱の彫刻も繊細。

全景。石を積み重ねて造ったのではなく、上から少しずつ削って全て人力で彫られていった事実に感嘆させられます。

最奥部から上を見上げると、掘られた深さが実感できます。

以前はカイラーサナータ寺院の脇を登って背後から見下ろすことができたらしいのですが、転落者が相次いだため現在は閉鎖されていました。

エローラはアジャンタと違い水売りが至る所にいるため、ペットボトルを忘れても安心です。

第16窟以降はめぼしい窟はなく、観光客もめっきり減ります。


第28窟から第29窟への道は通行止めになっていました。よく見てみると奥の道が崩落しています。

行き止まりになっていたので、正面入り口まで戻ってきました。
どうやら、第29窟及び第30窟〜第34窟のジャイナ教寺院へ行くには、このバスに乗っていくしかないようです。lonely planetにはオートリクシャーで移動すると書いてありましたが一台も見かけなかったので、最近システムが変わったのかもしれません。

アジャンタ同様のオンボロバスです。正面入り口→ジャイナ教寺院群→第29窟→書面入り口と循環しています。

ジャイナ教寺院入り口。5窟しかないためすぐに見て回ることができます。

一番凝った造りになっているのが第32窟。

緻密な彫刻だと思いつつも、宗教的な背景等勉強不足な点もあり、違いがわからずこの辺りになると少し飽きてきてしまいました。

象はよく出てきます。

最後、第29窟に行くにはここのバス停で降りて歩いていくらしいのですが、朝から歩き回って疲れ気味だったためパス。これにてエローラは終わりです。

車を停めたホテルに戻り、そこのレストランでビリヤニを食べて腹ごしらえ。外国人観光客しかおらず、価格設定も強気でした。
