Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

2日目:シティリンク QG904 デンパサール〜バリクパパン エコノミー

SQでデンパサール空港に着いたら、まずは国際線ターミナルから国内線ターミナルへ。税関を越えると、バリが目的地であれば右の自動ドアから外へ出て到着ロビーへ向かうのですが、国内線の乗り継ぎの場合はここを直進。

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よく見ると、案内板にもDomestic Terminalと書いてあります。

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あとはそのまま道なりに。余り通行人のいない通路を5分ほど歩くと、国内線ターミナルに到着です。

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国内線ターミナルに入る際には保安検査が必要。バリもテロの心配が無いわけではありません。

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保安検査を抜けたらすぐチェックインフロア。シティリンクは右側端の方にカウンターを構えています。一応LCCのはずですが、特に自動チェックイン機は無く、全員カウンターでチェックインをする必要があります。ただ、幸いさほど混雑しておらず数分でチェックインを終えることができました。

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制限エリアには、なんとビアードパパが出店していました。

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今回はLCCということでラウンジも無いのでゲート近くで待っていたのですが、なかなか搭乗が始まりません。おかしいなと思ったら、搭乗予定時刻を5分ほど過ぎたところで遅延のアナウンス。13:50発が、14:50発へと1時間の遅延です。

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ゲート前ではミールボックスの配給が始まりました。

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中身は菓子パン、チョコレートと水。内容はシンプルですが、そもそもLCCが1時間の遅延でミールボックスを出すことに驚きです。

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1時間遅れで搭乗。最前列の座席を指定していたので、足元のスペースは十分。

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座席前の仕切りは最近よく見る、透明になっていてクルーが座ったままでも機内を見渡せるタイプ。B列やC列に座ると、離発着時はクルーとまともに顔を見合わせることになります。

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座席には機内誌。

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シティリンクの路線図。東ティモールを除けばインドネシア国内線のみの運行ですが、アチェからパプアまで手広くカバーしています。

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搭乗率は50%にも満たない程度だったため、搭乗はスムーズに終了し、あっという間に離陸。

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LCCなので機内食は当然有料。私は買いませんでしたが、55,000 IDR (=約500円)とインドネシアの国内物価にも配慮してか安めの価格設定。

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遅延を45分に縮めてバリクパパンに到着。2014年に開業したばかりの新ターミナルですが、利用客数に不相応な規模で建設してしまったのか、ゲートはガラガラ。これぞ無駄な公共事業の典型です。

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到着ロビーがショッピングモールに直結しているという面白い造りのターミナルでした。

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空港からはタクシーで市内へ。中心部までは定額で70,000 IDR (=約650円)。15分ほどの距離です。

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2日目:シンガポール航空 SQ938 シンガポール〜デンパサール ビジネス

羽田からの便の到着はターミナル3。到着後は、デンパサール行きの便が出発するターミナル2へ向かい、シルバークリスラウンジへ入室します。朝5時過ぎということもあり、まだラウンジ内は静か。

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ラウンジ内のミールは朝食仕様。洋食から飲茶やお粥などの中華まで一通り揃っています。

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デンパサール行きのゲートF60はターミナルの一番端。歩いて10分ほどかかりました。

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搭乗機はA330-300。

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隣りにはカタール航空のプライベートジェットが。まさかドーハからノンストップで飛べるだけの航続距離は無いと思いますが、なぜこんなところに。

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搭乗。リージョナル仕様のビジネスクラスですが、今までに乗ったシートとは色合いが違う気が。

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iPodのイラストに時代を感じます。

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今回のシートは11K。直前にExpertFlyerで確認すると、ほぼ満席の中で隣りが空席だったためラッキーと思っていたのですが、数列後ろに座っていた白人中年女性がドアクローズ直後に私の隣りにやってきました。夫と思われる人物と一緒に搭乗していたのですが、どうやら夫婦喧嘩をして1人だけ席を移ってきた様子。搭乗中ずっとカリカリしていて、こちらとしては良い迷惑です。

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離陸。チャンギの拡張計画は相当大規模なようです。

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朝食メニュー。メインは洋食、マレー系、中華の3種から選択できます。

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ただ、私はせっかくなので機内食の事前予約システムであるBook the Cookを利用してみました。選択肢は20種類以上とかなり豊富な中、アンガスビーフバーガーをチョイス。サイズも大きすぎず、朝食でも十分食べられる内容でした。

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2時間過ぎで機体はバリ島上空へ。

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2時間半でデンパサール空港に着陸。インドネシアのビザももはや必要ないので、VOAカウンターを通り抜けてそのまま入国です。

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1日目:シンガポール航空 SQ635 羽田〜シンガポール ビジネス

数年ぶりのシンガポール航空。最近は5スターエアラインも増えてきた中で、ここは名実ともに文句無い5スターの質を維持しているエアラインなだけあり、搭乗前から楽しみにしていました。

まずはANAラウンジへ。このラウンジの売り(?)であるヌードルバーですが、いつも気になるのが音をたてて麺を啜る日本人。主に中年男性。音をたてて啜るのが日本の文化だというのはわかるのですが、ANAは国際空港という場所柄は考慮しなかったのでしょうか。トランジットで羽田を利用している外国人から見ると異様な光景であることは間違いありません。

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スターアライアンス名物の、優先搭乗客による長蛇の列に私も参加。エコノミーのレーンががらがらなのとは対照的です。

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SQはリージョナル用の機材を除き、B777のビジネスは1-2-1の配列。配列は他社のファーストクラスと同様の配列のため、横幅はかなりゆったりしたシートです。

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ただ、その分前後のピッチは狭目で、フルフラットにした時は足を左側に伸ばし、斜めに寝ることに。実質的には逆ヘリンボーン型とあまり変わりません。

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ウェルカムドリンクは7-upとフルーツジュースを混ぜたモクテルです。

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搭載されているエンタメはバージョンが古いのか、このご時世に言語が英語とフランス語しか搭載されていません。日本語が無いのはまだしも、中国語すら無いとは。

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ただ、プログラム自体はかなり充実しています。逃げ恥が全話入っているのは驚き。

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搭乗開始が定刻の20分前なので少し遅れるかと思いましたが、定刻5分前にはドアクローズ。B777の搭乗を15分で終わらせるとはさすがSQです。

東京の夜景を横目に離陸。

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機内食のタイミングは、出発後もしくは到着前のどちらかを選べます。和食メニューはSQおなじみの花恋暦。

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洋食は全体的に朝食を想定したメニューのよう。

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私は離陸後に食事をすることに。和食にしましたが、弁当スタイルのワンプレートで出てきました。何も言わなくても緑茶が一緒に付いてくるあたりはさすがSQ。

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ビジネスクラスは満席でしたが、離陸後のタイミングで食事をしていた乗客はぱっと見2割程度しかおらず、サービスもスムーズに進みました。

食後はさっさと睡眠。このシートは、座席背もたれを後ろにリクライニングさせるのではなく、前に倒してフルフラットにするので、ベッドを作りたい時はクルーに頼まないといけません。フルフラット状態から少しだけ上体を起こしたりする操作ができないのは少し不便。

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クルーに起こされると、すでにシンガポールは目前。やはり東南アジア線の夜行便は、ぐっすり寝るには少し時間が足りません。

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2017年10月 セルビア出張 まとめ

昨年のオーストリア出張以来、約1年ぶりの海外出張の行き先はまたしてもヨーロッパでした。プライベートならまだしも、仕事となると時差のキツい地域は体に堪えるので避けたいところですが、どうやらクジ運がよくないようです。

今回の出張先のセルビアは2009年に旅行で訪れて以来2度目の訪問。当時はまだNATO空爆の爪痕が生々しく残っていましたが、そうした戦争遺産もだいぶ風化も進んでいるようでした。英語が通じる現地人も予想外に多く、8年の時の流れを感じる出張となりました。

 

【フライト】

往路はカタール航空、復路はエティハド航空。業務出張にしてはイレギュラーなフライトですが、フライトの時間帯を優先した結果このようになりました。湾岸系の2社を乗り比べる良い機会となったのですが、カタール航空はいつも通りの文句無い機内サービスだったのに対し、エティハド航空は2フライトともに座席やアメニティなどの設備面は素晴らしかったもののクルーのプロフェッショナリズムに関しては及第点以下と言わざるをえず、対照的なフライト経験となりました。

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【旅行記】

往路:カタール航空 QR807 成田〜ドーハ ビジネス

往路:カタール航空 QR231 ドーハ〜ベオグラード ビジネス

ベオグラード滞在

復路:エティハド航空 EY72 ベオグラード〜アブダビ ビジネス

復路:エティハド航空 EY878 アブダビ〜成田 ビジネス

復路:エティハド航空 EY878 アブダビ〜成田 ビジネス

乗り継ぎ時間は1時間45分と十分あったので、とりあえずラウンジへ。

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エティハドのホームラウンジということで面積は広く混雑した印象は受けませんでしたが、窓が無いので少々閉塞感があります。

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フード類はビュッフェスタイルのみですが、文句無しのラインナップ。イスラム教の国らしく、アルコールはバーカウンターで個別に注文する方式でした。

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夜行便に備えてシャワーを浴びてリフレッシュ。順番待ちのためにリストに名前を記入する必要があるのですが、待っているのは全員日本人でした。この時間帯はアジア方面への出発のピーク時間帯なので他にもフライトはたくさんあるのですが、日本人はシャワー好きな民族なのでしょうか。

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ラウンジを後にし、ゲートへ向かう途中で、アブダビ空港の有名なオブジェ?を目にすることが出来ました。

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搭乗。機材は最新型のB787-9で、シートは写真ではわかりにくいですが、ANAやイベリアと似たスタッガード型です。

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座席の横に据え付けられたライトにも高級感があります。

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スタッガード型の常で、フルフラットにした時の足元は前の座席の下に潜り込む形。それでも先端まで左右幅はそこまで狭くなっておらず、特段不快ではありません。

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座席横のガジェット類。シート操作はタッチパネルです。

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配布されるスリッパもしっかりした生地。

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ビジネスクラス最後列の11Aは、残念ながら翼の上でした。

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機内食メニュー。ALL DAYとアラカルトの組み合わせになっているのはベオグラード線と同じ。ただ、長距離線だからかALL DAYメニューはより充実しています。

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ラウンジである程度夕食を済ませていたため、離陸後の食事はパスしてすぐに就寝。毛布や枕はなかなか良い質感のもので快適に眠ることができ、起きたのは既に朝鮮半島を通過したあたりでした。

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到着前に食事をもらいます。前菜はアラビア風のものをチョイス。

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メインは和食で鮭のソテー。アブダビ発にしては問題の無い仕上がりです。

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気になったのは、前便に続きクルーのサービス意識の低さ。前便同様にグラスが空になってもノーリアクションなのはもちろん、食べ終わった食器もなかなか下げに来ず、待ちくたびれてコールボタンで呼んでも、誰もこないままいつの間にかランプだけ消されてしまいました。湾岸系3社はサービスを売りにしているものと理解していましたが、エティハドは違う方向性だったのでしょうか。

かなり待ってようやくデザートの抹茶ケーキ。抹茶の流行りは中東まで到達したようです。

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エティハド航空インタラクティブフライトマップでは、ムスリム向けに次のお祈りまでの時間も右下に表示される仕様でした。

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食事が終わるとすぐに着陸態勢に。

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成田に到着。サービスの質はさておき、中東系のキャリアで唯一昼間に成田に到着するので、フライトスケジュール自体は便利です。

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復路:エティハド航空 EY72 ベオグラード〜アブダビ ビジネス

帰りはエティハド航空エミレーツカタールと並ぶ中東御三家で唯一今まで乗ったことがなかったエアラインです。

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ここの空港はファストレーンがしっかりと用意されており好印象。後ろの反転フラップ式掲示板も良い雰囲気を出しています。

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エティハド航空は、ベオグラードをハブにしているエアセルビアのラウンジを利用します。エアセルビア自体がエティハドの子会社なので、当然といえば当然。

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ラウンジ自体は小さいですが、利用客がほとんどいなかったので窮屈さは感じません。食事はホットミールが何種類もあり、予想以上に充実しています。

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簡単な肉料理のアラカルトメニューも2種類あり、チェヴァプチチというセルビア伝統のケバブのような料理をもらいました。

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シャワーも完備。この空港自体の規模を考えれば、十分満足できるラウンジです。

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この空港はシンガポールやクアラルンプールと同様、ゲート前で保安検査を受ける方式。よって、ゲートの前にはこのような行列が出来ていました。

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A2ゲートのАбу Дабиはアブダビと想像がつきますが、隣りのA3ゲートの表示はСолун。アルファベットに直すとSolunですが、ソルンなんて聞いたこともありません。

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10秒で正解は判明し、テッサロニキでした。たしかテッサロニキの旧名はサロニカですから、それがセルビア語ではソルンなのかもしれません。都市の名前は言語によって思いもよらない変化をすることがあるのが面白いところ。

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エティハドの機材はA320。シートはリクライニングのシステム等を含めカタール航空と全く同じでした。

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ウェルカムドリンクもきちんとサーブされました。

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ビジネスクラスは満席で離陸。東欧の小国の首都ですが、意外とフライトの需要はあるようです。

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機内食メニュー。前菜、メイン、デザートのアラカルトメニューに加え、いつでも注文可能なALL DAYメニューが4種類あり、小型機の中距離線にしては充実した内容です。

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食事のサービスは定番のナッツではなく、チップスからスタート。

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前菜はチキンテリーヌ。添えてある黒いものはオリーブのペーストでした。

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メインはトルコ料理キョフテ。食事は美味しかったのですが、ビジネスクラス担当のクルーのパフォーマンスがどうにも低めなのが気になります。一部の顔見知りと思われる乗客にだけプロアクティブにサービスを行う一方で、他の乗客にはいつまでも食事を終えた皿を片付けなかったり、ドリンクのグラスが空になっても反応がなかったりと、これで5スター航空会社かと疑わざるを得ないサービスだったのが残念。

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デザートはリンゴのシュトゥルーデル。クルーの質に問題はありつつも、食事の質は文句無しでした。

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食事サービスの終了後も、クルーと顔見知りの乗客はギャレーに移動して賑やかに話し続けていたのですが、ついに1人の乗客が苦情を言いに行ったのか、そのあとはやっと静かになりました。

イラクを避けて飛行し、5時間ほどでアブダビに到着。

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到着時はバスゲートでしたが、ここもビジネス専用のバスが用意されているので全く苦ではありません。

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ベオグラード滞在

今回の宿はクラウンプラザベオグラードの中心からはサバ川を挟んだ反対側、ノヴィ・ベオグラードという地区にあるホテルです。

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最上階の部屋がアサインされました。窓からは街の中心部の方を望むことができます。

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部屋自体は可も無く不可も無く。自費ではありませんから、あまり文句は言えません。

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仕事の合間に、中心部にも出かけてみました。

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見所の一つである聖サバ教会は、いかにも正教会という建築様式で、バルカン半島では最大の教会とのこと。

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1935年に建設が始まって以来、第二次世界大戦やユーゴ紛争の影響もあり、未だ工事中という、東欧のサグラダファミリアのような建物です。

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地上階はまだコンクリート剥き出しの一方、地下は完成済み。煌びやかで見ごたえのある礼拝堂です。

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ベオグラード市内の移動手段はバスかトラム。チケットは街中のキオスクで一回券や一日券が購入できます。

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ベオグラードの特徴的な見所といえば、ユーゴ紛争時にNATO空爆されたビルの残骸ですが、時間が経つにしたがって崩壊の恐れが高まるとのことで、かなり解体が進んでいました。

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角度は違いますが、2009年に旅行でベオグラードを訪れた際に、同じビルを撮影した写真。中央の一番損傷が激しかった部分が丸々解体されてしまったようです。

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こちらのビルも外壁に覆われてしまっています。まさに解体作業中なのかもしれません。

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2009年時点ではこうでした。

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鉄道駅の周辺には、ドイツを中心とする西欧各国へのバス会社が何社も並んでいます。出稼ぎ労働者向けでしょうが、それにしてもミュンヘンまで49ユーロは安い。

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ここ数十年は不遇の時代が続くセルビアですが、ベオグラードは重厚な雰囲気を纏った歴史ある東欧の街という感じで、町歩きが楽しいところでした。