急に決まったセルビア出張。本当は羽田発の方がアクセスも楽でいいのですが、既に予約時点で羽田発のフライトのビジネスクラスは満席になっていました。カタール航空は湾岸諸国のボイコットにも関わらず日本線は好調なようです。
当日は、出発時刻の1時間半ほど前に成田のチェックインカウンターに到着。エコノミークラスの方には長蛇の列が出来ていますが、ビジネス側は列も無く、すぐにチェックイン完了です。
この日の機材はB777-200LR。
B777のシートはA350やB787と違いソロシートではなく2-2-2のの配列なので、窓側に座ると通路へのダイレクトアクセスは確保されません。この日はビジネスクラスが満席だったので、私の隣りの席も埋まってしまい、トイレに出るとき等は少し不便さを感じます。
ただ、シートの前後・左右のゆったりさはかなりのもの。B777といえば、JALのスカイスイートで2-3-2、ANAのスタッガードで2-4-2というのが基本の配置。それらと比較すると、その広さがわかるかと思います。
ウェルカムドリンクはロゼシャンパンをもらいました。ビジネスクラスでシャンパンを2種類以上積んでいる会社もなかなかありません。
離陸前の安全ビデオは、いつのまにかFCバルセロナ仕様は終了してしまったようです。
離陸後、東京の夜景を下界に眺めながら上昇していきます。
機内食メニュー。カタール航空の長距離線は、アラカルトメニューで好きな組み合わせを自分で注文するスタイルが基本。それに加えて日本路線の場合は和食懐石というセットメニューが離陸後の夕食、到着前の朝食でそれぞれ選べます。
離陸後は夕食タイム。まずはナッツからスタート。器に入れられた状態で温められたナッツが出てきます。
続いてアミューズ。これはメニューに記載はありませんが全員に提供されます。
夕食は和食を選択。前菜とメインがワンプレートで一気に出てきました。この時点で既に22:45頃なので、早く食事を終えて眠りたい乗客へ配慮かもしれません。
食後のデザートは日本らしい柚子ケーキ。
満席にも関わらずテンポのいいサービスで、長崎県上空あたりで夕食サービスは終了しました。
食後はすぐ就寝し、目覚めるとパキスタン上空。7時間半ほど眠れたようです。
飛行経路は中国から中央アジア経由かと思いきや、ヒマラヤの南に回りこみインドを横断していくルートでした。直線距離では中央アジアルートよりかなり長いですが、気流の影響でしょうか。
まだ到着までは2時間半ほどありますが、目が覚めてしまったので朝食をもらうことに。まずはスムージー。
朝は洋食で、オムレツと鶏グリル。
最後にアラカルトから追加でフルーツももらいました。
朝食後にはGODIVAのチョコレートが配られます。
夜でも煌々と明るいラスラファンの天然ガスプラント群が見えたら、ドーハもすぐ近くです。
今までは日本からのフライトだと東からのアプローチが基本でしたが、UAEのボイコットの影響で、現在では北からのアプローチ。そのおかげで、ドーハの夜景を眼下に見ながらの着陸となりました。
到着は現地時刻の3:05と、朝のピークよりは少し早い時間帯なのですが、なぜかバスゲート。それでも、ビジネス利用客は専用バスが用意されているのでエコノミー利用客を待つ必要もなく、また保安検査場の真下までバスに乗っていけるので、遠いゲートがアサインされるよりは良いのかもしれません。