乗り継ぎ時間は1時間45分と十分あったので、とりあえずラウンジへ。
エティハドのホームラウンジということで面積は広く混雑した印象は受けませんでしたが、窓が無いので少々閉塞感があります。
フード類はビュッフェスタイルのみですが、文句無しのラインナップ。イスラム教の国らしく、アルコールはバーカウンターで個別に注文する方式でした。
夜行便に備えてシャワーを浴びてリフレッシュ。順番待ちのためにリストに名前を記入する必要があるのですが、待っているのは全員日本人でした。この時間帯はアジア方面への出発のピーク時間帯なので他にもフライトはたくさんあるのですが、日本人はシャワー好きな民族なのでしょうか。
ラウンジを後にし、ゲートへ向かう途中で、アブダビ空港の有名なオブジェ?を目にすることが出来ました。
搭乗。機材は最新型のB787-9で、シートは写真ではわかりにくいですが、ANAやイベリアと似たスタッガード型です。
座席の横に据え付けられたライトにも高級感があります。
スタッガード型の常で、フルフラットにした時の足元は前の座席の下に潜り込む形。それでも先端まで左右幅はそこまで狭くなっておらず、特段不快ではありません。
座席横のガジェット類。シート操作はタッチパネルです。
配布されるスリッパもしっかりした生地。
ビジネスクラス最後列の11Aは、残念ながら翼の上でした。
機内食メニュー。ALL DAYとアラカルトの組み合わせになっているのはベオグラード線と同じ。ただ、長距離線だからかALL DAYメニューはより充実しています。
ラウンジである程度夕食を済ませていたため、離陸後の食事はパスしてすぐに就寝。毛布や枕はなかなか良い質感のもので快適に眠ることができ、起きたのは既に朝鮮半島を通過したあたりでした。
到着前に食事をもらいます。前菜はアラビア風のものをチョイス。
メインは和食で鮭のソテー。アブダビ発にしては問題の無い仕上がりです。
気になったのは、前便に続きクルーのサービス意識の低さ。前便同様にグラスが空になってもノーリアクションなのはもちろん、食べ終わった食器もなかなか下げに来ず、待ちくたびれてコールボタンで呼んでも、誰もこないままいつの間にかランプだけ消されてしまいました。湾岸系3社はサービスを売りにしているものと理解していましたが、エティハドは違う方向性だったのでしょうか。
かなり待ってようやくデザートの抹茶ケーキ。抹茶の流行りは中東まで到達したようです。
エティハド航空のインタラクティブフライトマップでは、ムスリム向けに次のお祈りまでの時間も右下に表示される仕様でした。
食事が終わるとすぐに着陸態勢に。
成田に到着。サービスの質はさておき、中東系のキャリアで唯一昼間に成田に到着するので、フライトスケジュール自体は便利です。