Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

3日目:タイ国際航空 TG318 ムンバイ〜バンコク ビジネス

国内線の到着ロビーから上階にある出発ロビーへ向かうと、このサインが目に入ります。"First / Business Class"の表示があるので、上級クラス向けの専用チェックインエリアがあるのかと思いきや・・・

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そちらにあるのはエティハドのカウンターのみでした。どういう運用なのか、イマイチ意図がよくわかりません。

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タイ航空のチェックインカウンターは通常通り、上級クラスも含め1カ所に纏まっていました。まだチェックインは始まっていませんでしたが、もう列ができています。着いてすぐ、20:00頃にチェックイン開始。

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チェックインを済ませてイミグレに向かうと、そこは大混雑。ただでさえ人が多いのに加え、大勢が並んでいる列が途中で急に閉じられ、そこから溢れた人たちが他の列に横入りをするなどかなり混乱しており、最後までインドらしさを味わうことができました。

私も最初は行列に並んでいたのですが、少し列が進んだところで左端の列に上級クラス利用者用の看板を発見。インド人たちはそんなことお構いなしといった感じでどんどんその列にも並んでいたので、最初は全く気づきませんでした。

これは厄介だなと思いながら、近くにいた係員にビジネスクラス利用だがどこに並べばいいのかと素知らぬ顔で聞いてみると、なんとその行列に並ぶ人たちを全部抜かして一気に最前列までジャンプアップ。本当の上級クラス利用者まで何人か抜かしてしまった気がするのですが、とりあえずインドでは何事も強く自己主張するのが大事ということのようです。

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そんなこんなでやっとのことでたどり着いたラウンジ。タイ航空は自前のラウンジを持っていないので、共用のGVK Loungeがアサインされます。

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内部はかなり広々。ピークの時間帯とずれていたのか利用客は少なめです。

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ダイニングエリア。カレーはもちろんのこと、ビリヤニ、寿司、生春巻き、ラザニア、ナシゴレン等世界各地の料理が置いてあり、種類は十分でした。この奥にはバーエリアもあります。

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一日遺跡巡りで汗をかいていたので、夜行便の前にシャワーでリフレッシュしておきます。今回は利用しませんでしたが、無料で体験できるマッサージもあるようでした。

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到着便は30分ほど遅れているのを確認していたのですが、乗る予定の折り返し便は一応定刻出発と表示されていたので、予定の搭乗時刻に間に合うタイミングでゲートへ。空港内が隅々まできれいで、ここは本当にインドなのか一瞬疑うほど。

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案の定搭乗予定時刻を過ぎても搭乗は始まらず、往路の遅れをそのまま引き継いで30分ほど遅れました。

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搭乗が始まり、ゲート前を埋め尽くすインド人たちをすり抜けてさっさと機内へ。乗り込んでクルーに搭乗券を見せると、最前列のシートに移ってほしいとのことで、特に問題なさそうだったので了承しました。元々の指定が最後列シートだったので、そこをクルーレストにしたかったのかもしれません。

機材はB777、シートは旧型で一応ライフラットになるらしいのですが、壊れているのか仕様なのか、足の部分がライフラットというほど十分には上がりませんでした。(写真は到着時に撮影)

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パーソナルモニターもバンコク到着までずっとこの画面のまま。夜行便で寝るだけなので特に問題はありませんが、かなり古い機材であることは確かなようです。

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搭乗が終わってからもなかなかゲートを離れず、結局離陸したのは1時過ぎ。離陸後すぐに食事がサーブされたのですが、あまりの眠さにパスしました。アイマスクをつけてすぐ眠りに落ち、クルーに起こされるともうバンコク上空。

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ムンバイからバンコクは4時間と意外に近く、寝ているとあっという間に到着です。

 

 

 

3日目:ジェットエアウェイズ 9W7149 アウランガーバード〜ムンバイ エコノミー

アウランガーバードの空港も最近改築されたのか現代的な造り。デリーといいムンバイといい、インドの空港は改築ブームのようです。

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インドにはまだ賄賂文化があるのでしょうか。"DO NOT PAY BRIBE"の看板は初めて見ました。

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便数の少ない地方空港なので、フライト時間が近づくまで制限エリアには入れず、チェックインカウンターがあるエリアで待たされます。

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出発予定時刻が近づき、セキュリティチェックもオープンして制限エリアに入りました。ただ肝心のフライトは遅延しているようで、なかなか機体も到着しません。遅延に関するアナウンスは何もなく、Wifi環境がないためネット上のチェックもできず、少しやきもきさせられました。

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結局30分ほど遅れて搭乗開始。ゾーン順の搭乗に関するアナウンスは何もなく、乗客も全く気にしていないようだったので、私もそのインド流のやり方に従い搭乗の列に並びます。

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空港の規模の割には、ボーディングブリッジ設備もしっかり準備されています。

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往路の早朝便と違い、ほぼ満席でした。

機内食は往路とほぼ同じ内容。選択肢はなくベジのみです。

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あっという間にムンバイに到着です。今回は沖止めではありませんでした。

荷物受け取り場に出る手前に乗り継ぎ客向けの表示があったので一瞬そちらに行こうとしましたが、よく見ると"Jet Airways, Air India & Vistara Only"と小さく書いてあります。それ以外のエアラインに乗り継ぐ方はやはり一度制限エリア外に出る必要があるので、間違えないように注意しましょう。

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3日目:ダウラターバード要塞

昼食をとったあとはダウラターバード要塞へ。エローラからアウランガーバードへ戻る途中の道沿いにあり、丘に建つ砦の頂上からは辺り一帯が見渡せるとのことです。

要塞前は小さな露天市のような雰囲気。

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入り口の構えはいかにも砦。

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中に入ると崩れている塔や壁もあり、保存状態があまりいいわけではなさそう。

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道端には猿。人間を恐れる気配も全くなく、悠々としています。

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この赤茶色の塔は目立ちますが、これに上ることはできません。

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この門をくぐったところから砦の頂上に向けた登り道がスタート。

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結構急です。

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複雑な構造の中を登ります。この複雑さも敵の攻撃に備えるための対策なのでしょう。

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30分ほどで見晴台に到着。アジャンタの2つの展望台よりよっぽど厳しい登りでした。

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素晴らしい眺め。砦を囲む防壁は5kmに渡るとのことです。

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横を通り過ぎた赤い塔も見下ろせます。

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見晴台からもう少し上に進むと砲台エリアに出ます。

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この砲台が最高地点です。

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背後をみると、どこまでも見渡せます。

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これにて2日間のアウランガーバード近郊観光も終了。フライトの時間も近づいてきたので、直接空港へ向かいました。

 

 

 

3日目:エローラ洞窟

この日はエローラへ。朝は少しゆっくり出発することにして、ドライバーには朝9時にホテルに来てもらいました。

エローラはアジャンタよりも近く、アウランガーバード市内からは約30km。30分ほどで到着します。過去のガイドブックやブログには車でそのまま遺跡内を周れるとの記載があるものもあったのですが、ここも現在は一般車は内部には入場できず、入り口向かいのホテル内駐車場に車を停めて、歩いて向かいました。

中に入るとすぐに最も有名なカイラーサナータ寺院が目に飛び込んできますが、第1窟から順番に見ていくことにしたため、ここは一旦通り過ぎて右手へ。

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エローラには仏教寺院群、ヒンドゥー教寺院群、ジャイナ教寺院群が隣り合って建っています。

第1窟〜第12窟は仏教寺院群です。

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アジャンタに比べると、掘りっぱなしで細かい装飾は少ない窟が多い印象です。

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岩が崩れかけているのか、つっかえ棒で補強している場所もありました。この厚さの岩が頭上に落ちてきたら、間違いなく即死でしょう。

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こちらは2階建ての窟。

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内部はアジャンタと似ています。

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3階建てアパートのような窟もあります。

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3階まで登ると遠くまで見渡せ、何もないところに建てられていることがわかります。

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続いて第13窟〜第29窟はヒンドゥー教寺院。

カイラーサナータ寺院は第16窟に当たります。観光客の人気もダントツのようです。

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仏教寺院とは彫刻の趣も異なります。

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細かいところまで手が込んでいます。

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本殿を支えている動物たち。

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本殿の内部に入ろうとすると、インド人グループに写真を撮るよう頼まれて1枚。インドの女性は服の色が鮮やかです。

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本殿内部。柱の彫刻も繊細。

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全景。石を積み重ねて造ったのではなく、上から少しずつ削って全て人力で彫られていった事実に感嘆させられます。

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最奥部から上を見上げると、掘られた深さが実感できます。

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以前はカイラーサナータ寺院の脇を登って背後から見下ろすことができたらしいのですが、転落者が相次いだため現在は閉鎖されていました。

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エローラはアジャンタと違い水売りが至る所にいるため、ペットボトルを忘れても安心です。

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第16窟以降はめぼしい窟はなく、観光客もめっきり減ります。

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ヒンドゥー教らしいガネーシャ像。

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第28窟から第29窟への道は通行止めになっていました。よく見てみると奥の道が崩落しています。

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行き止まりになっていたので、正面入り口まで戻ってきました。

どうやら、第29窟及び第30窟〜第34窟のジャイナ教寺院へ行くには、このバスに乗っていくしかないようです。lonely planetにはオートリクシャーで移動すると書いてありましたが一台も見かけなかったので、最近システムが変わったのかもしれません。

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アジャンタ同様のオンボロバスです。正面入り口→ジャイナ教寺院群→第29窟→書面入り口と循環しています。

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ジャイナ教寺院入り口。5窟しかないためすぐに見て回ることができます。

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一番凝った造りになっているのが第32窟。

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緻密な彫刻だと思いつつも、宗教的な背景等勉強不足な点もあり、違いがわからずこの辺りになると少し飽きてきてしまいました。

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象はよく出てきます。

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最後、第29窟に行くにはここのバス停で降りて歩いていくらしいのですが、朝から歩き回って疲れ気味だったためパス。これにてエローラは終わりです。

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車を停めたホテルに戻り、そこのレストランでビリヤニを食べて腹ごしらえ。外国人観光客しかおらず、価格設定も強気でした。

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2日目:アウランガーバード市内観光

ホテルに戻って少し休憩した後、アウランガーバード最大の見所、似非タージマハルとして有名なビービー・カー・マクバラーに行ってみることにしました。

ホテルの前で警備員に頼んで、オートリクシャーを捕まえてもらいます。

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街の中には、牛だけでなくヤギの姿も。

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バイク4人乗り。これくらいインドだと普通なのでしょう。

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ホテルから10分ほどでビービー・カー・マクバラーに到着。帰りの足をまた探すのも面倒なので、オートリクシャーの運転手に1時間ほど待ってもらうように頼んでおきました。

チケット売り場は長蛇の列でしたが、よく見ると 2つあるカウンターの左側の誰も並んでいない方が外国人用になっていました。料金はインド人価格の10ルピーに比べて20倍の200ルピーですが、この列に並んでいると30分はかかりそうなので、それを短縮できると思えば外国人価格も悪くないかもしれません。

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この門が入り口です。

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くぐり抜けると、例の似非タージマハルが真正面に現れました。

本物のタージマハルと違い、大理石はドームと台座の一部分にしか使われていないため、"poor man's Taj"と呼ばれているそうです。

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本物のタージマハルは写真でしか見たことがないのですが、確かに壮麗さに欠ける気が。

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内部に入ると中心の吹き抜けの下は墓になっており、ここにお金を投げ入れるのがインド流のようです。

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壁に彫られた幾何学模様はなかなか素敵でした。

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西側にある建物は後から増築されたモスクです。

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周囲を囲む庭園は、地元の人の憩いの場になっているよう。背後にはデカン高原の大地が広がります。

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ゆっくりと敷地内を一周してから待たせていたオートリクシャーでホテルに戻りました。

その後、夕食にロンリープラネットおすすめのBhojというターリーレストランに行ってみました。ホテルから徒歩5分、雑居ビルの2階に入っています。

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メニューはターリーセットのみ。こちらからもう要らないと言わない限り、ひたすら注ぎ足され続けます。飲み物は無料でもらえる水しか置いていないので、衛生状況が心配な人は、ペットボトルの水を忘れずに持参するようにしましょう。

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翌日はもう一つの洞窟、エローラを訪れます。

2日目:アジャンタ洞窟

空港からは、事前にアレンジしておいた車でホテルへ。

今回、車のアレンジは全て事前にホテルにお願いしてあり、行き帰りの空港送迎+アジャンタ+翌日のエローラを合わせて4,100ルピーでした。時間がタイトな弾丸旅行なので、不確実要素は早めにつぶしておくに限ります。

宿泊先はTripadvisorで評判の良かったGreen Olive Hotel。早朝到着にもかかわらず、部屋が空いていたようですぐに案内してもらえました。宿代は約3,000ルピーです。

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外に出るのも面倒だったので、ホテルでブッフェの朝食をとることに。基本は部屋代に込みですが、今回のようにチェックイン日に朝食をとる場合は265ルピーでした。

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朝食後は早速アジャンタに向かいました。

アウランガーバード市内からアジャンタまでは100kmとそれなりに距離があります。途中、インド式ドライブインで小休憩。

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スナックの袋を暖簾のように吊るしているのは何か意味があるのでしょうか。

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2時間半ほどでアジャンタの駐車場に着きました。一般車は洞窟前までは入れないので、ここからは年季の入ったバスに乗って入り口まで向かいます。

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ここが入り口。最近値上げされたらしい500ルピーのチケット代を払っていざ入場。

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 階段が辛い人向けにはこういったものもありましたが、入り口から洞窟まではすぐなので、わざわざ使っている人は見かけませんでした。

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階段を上りきると、洞窟が見えてきます。

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まずは第1窟から。ここが一番装飾の保存状態が良く、見ごたえがあります。

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天井画。

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外から見ると、ここが岩山を削って造られたということがよくわかります。

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窟によっては、このように天井は掘ったままになっているようなところも。

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第10窟。アジャンタ洞窟群の中でも最古と言われている洞窟です。正面の装飾は既に崩落しており、内部に日光が入るのを避けるための簡易壁が設けられています。

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内部には立派なストゥーパ

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第10窟の柱の一つには、ここを1819年に発見したイギリス人John Smithのサインが残っています。自力で探すのは至難の技なので、見てみたいならスタッフに尋ねた方がベターです。

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団体で来て各窟で礼拝をしている仏教徒も。彼らと後で話したところ、サンフランシスコ在住のベトナム系米国人とのことでした。

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鮮やかな壁画です。

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内部の壁画だけでなく、外部の彫刻も細かいところまで凝っています。

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これだけの数の洞窟があると、ひとつひとつ見ていくとかなりの時間が必要です。昼になると気温が上がっていきますが、内部では水は一切売っていなかったので、入場する時に十分な量の水を持ち込む必要があります。私は500ml一本しか持ち込まず、後半はかなり苦しみました。

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建造中に放棄されたと思われる窟もあります。

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そして最奥にあるのが第26窟。ここは外部、内部共に緻密な彫刻が多くあり見逃せません。

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第10窟と比べると、彫刻の細かさがわかります。

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壁を取り囲む彫刻も見事。

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これは迫力がありました。

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涅槃仏もあります。これはインド人観光客にかなり人気なようでした。

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これで洞窟は全て見終わったので、アジャンタ全体を見渡せる展望台まで上がってみることにします。

展望台は2つあり、1つ目は15分ほどの登りで着きました。ここでコーラ、スプライトを売っている露天商と出会い、やっと喉の渇きを癒すことに成功。

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ここから少し奥に行くと滝も見えます。滝つぼを歩いている人も見えたので、第26窟から更に奥に進む道もあったのかもしれません。

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そこから更に上がると2つ目の展望台。ロンリープラネットには1つ目の展望台から40分はかかると書いてありましたが、実際には15分程度で着きました。ここはまさに最初にJohn Smithがアジャンタ洞窟群を発見した場所とのことです。

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これにてアジャンタ観光終了。また入り口まで降りてバスに乗り、駐車場まで戻り、アウランガーバードへ帰ります。お昼時は過ぎていましたが、めぼしいレストランもなさそうだったのでランチはチップスで済ませました。

 

 

 

 

 

 

2日目:ジェットエアウェイズ 9W313 ムンバイ〜アウランガーバード エコノミー

早朝5:15発のフライトなので、トランジットホテルを3:30には出て空港ターミナルへ戻ります。

ここはデリー以上に近代的な建築のターミナルでした。どうやら2014年にオープンしたばかりの新ターミナルのようです。

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ターミナルに入ってすぐ、自動チェックイン機があったので、ここでボーディングパスの入手完了。

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有人チェックインカウンターは早朝にもかかわらずそれなりに混んでいました。

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アウランガーバード行きは早朝3番目のフライト。5時台から各地に向けたフライトが並んでいます。インドの空は朝が早いようです。

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セキュリティチェックを通って制限エリアへ。新しいターミナルなだけあり、設備も充実しています。誰でも使えるタブレットもありました。

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アウランガーバード行きは一番奥のゲートからの出発でした。45分前にはゲートに着いたのですが、もう搭乗が始まっており、誰も並んでいませんでした。

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搭乗すると機内はかなり空いており、搭乗率は30%程度といったところ。時間ぎりぎりになって日本人のご年配の方々のツアー客が20人ほど乗ってきましたが、彼らは再後方に陣取ったようでした。

私の列は他に乗客なし。座席ピッチはやはり少し狭い気がします。

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ムンバイ〜アウンランガーバード間は175マイルと、羽田〜中部よりも短い超短距離線なので、機内食も選択肢なし。ペットボトルの水は機内からそのまま持ち出せるので助かります。

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早朝なので少し眠っていたらあっという間に到着。成田から2度乗り継いで、やっと目的地に着きました。