ヤウンデでの街歩きを一通り終え、午前中にチケットを買いに来た鉄道駅に戻ってきたのは16:15頃。17時の出発までまだ時間はありますが既に駅のゲートは開いており、荷物検査を受けて駅舎内に入ることが出来ました。駅舎に入ると制服を着た女性アテンダントにチケットを見せるように言われ、1等車の乗客ということで冷房の効いた専用待合室に通されます。

16:30過ぎにホームへの扉が開放され、乗車開始。座席指定制なのでまずは自分の車両を探さないといけないのですが、号車が番号順になっていないのでなかなか苦労させられました。

なんとか見つけて乗車。1等車と言っても座席は普通の2-2リクライニングシートでした。かなり満席に近い様子だったので、当日にチケットを買えたのは実はラッキーだったのかも。

定時に出発。最初はヤウンデの市内を縫うように進んでいきます。郊外に行くにつれて建物の質も下がっていきますが、塀も何もないので住民の生活がそのまま覗けるのは鉄道ならでは。

30分ほど過ぎるとヤウンデを過ぎ去り、そのあとは基本的に途中通過するいくつかの街を除いては熱帯雨林の中を走っていきます。野生生物がいないか車窓を眺めていましたが、時速60km程度でそれなりに速いので流石に目視することはできませんでした。18時を過ぎると日没を迎えて暗くなってしまうので、車窓が楽しめるのは最初の1時間ちょっとです。

暗くなった後は、食堂車があるのでそちらに行って夕飯を摂ることに。メニューはフランス語のみですが、フランス語圏に旅行をしていると流石にpetit déjeuner(breakfast)、plats chauds(hot dishes), poulet(chicken)、bœuf(beef)、poissons(fish)、crevettes(shrimp)あたりの必須単語は自然と覚えます。

ドリンクメニュー。ビールがサーブされていることもあり、食事を摂らずにここでビールだけ飲んでいるような乗客も結構いる様子でした。

私が注文したのは1/4のチキン。サイドはライスとフライドバナナを選びました。意外としっかりした内容で、これで3,500CFAフラン(=約900円)は食堂車ということを考えれば良心的な気がします。

食後は座席に戻りましたが、もう日没後で車窓も見えないのでiPadで動画を見ながら暇つぶし。定刻だと22:45ドゥアラ着のところ、どういうことか定刻より30分ほど早い22:15にドゥアラ駅に到着しました。

ドゥアラ駅に展示されていたミニSL。ここからはカメルーンで最もポピュラーなRide AppであるYangoを使って車を呼ぶことに。駅前でたむろするタクシー運転手は「ここはYangoは使えない」と言ってきますが、それは無視して呼んだら無事にピックアップしてもらえました。
