イヴァロ空港からは今回の滞在先であるKiilopää(キーロパー)という宿泊施設まで直行。近くの地方都市サーリセルカの郊外の森の中にポツンとあるキーロパーですが、到着便に接続する空港バスが直通で向かってくれるので助かります。キーロパーまではバスで約45分、料金は19€でした。
キーロパーに到着。山スキー、スノーシュー、ファットバイクなどのアウトドアアクティビティの拠点となるような施設です。朝9時半でもまだこの暗さ。
まだ朝ですが、部屋が空いているとのことでチェックインさせてもらえました。朝食付きで2泊で220€。清潔で室内にシャワーもありますし、値段相応といったところでしょうか。
この日は犬ぞり体験。サーリセルカ近辺では一番評判の良さそうなHusky&Co.というツアー会社が提供する2時間半のツアーに参加しました。参加費は1人あたり210€で、ホテルまで往復送迎してくれます。
防寒具一式は無料レンタル可能なので、手ぶらで行っても大丈夫なツアーです。ただ、マイナス20度近い極寒の環境での犬ぞりはなかなか過酷で、そりに座っていると風を真正面から受けることになるので、十分な防寒対策をしたつもりでしたが身体の芯まで冷え切ってしまいました。
そりに乗って走るのは正味1時間くらいですが、寒さ的にはこれくらいでもう限界。終わった後は屋内に戻って、暖かいお茶を飲みながらハスキー犬の生態等についてのレクチャーを20分ほど受けました。
最後は子犬たちと触れ合って終了。良い経験にはなりましたが、それなりの値段もしますしまあ1回で良いかなというのが正直な感想です。
ツアー後は宿に戻り、フィンランドといえばということでサウナ。キーロパーには電力で温める電気サウナと薪で温めるスモークサウナの2種類があり、初日は電気サウナの方に入りました。
フィンランドのサウナは男女ミックスが基本なので、水着を着用した上で入ることになります。こちらではサウナ文化は人々の間に深く根付いているようであり、この日も現地の人たちと会話を楽しみつつ正しい楽しみ方等を教えてもらいながら、全部で3セットほど楽しんでしっかりと整いました。
夕食はキーロパーのビュッフェ。28€でサラダ、スープ、魚料理、肉料理、ポテト料理、ソフトドリンク等が楽しめるなかなかお得な内容です。
追加料金にはなってしまいますが、サウナ上がりなのでビールも欠かせません。ラップランドの地ビールLapin Kultaは北欧らしいコクの深いビールでした。
夜は宿の周辺でオーロラ鑑賞。この日は遠くにうっすら出ているのが見えましたが、ちょっと距離があるせいかあまりパッとせず。森の中にある宿なのでここでも綺麗に見えるかと思いきやこの程度だったので、翌日はオーロラツアーを申し込むことにしました。そちらに期待です。
ちなみに夜になると気温はマイナス20度を下回ってきますので、十分な防寒対策は必須です。