Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

4日目:アシアナ航空 OZ221 ニューヨーク(JFK)〜仁川 ビジネス

帰国の途に就くためJFK空港へ。アシアナ航空はターミナル4からの出発です。

1時間半前にチェックインカウンターに着いたところ、既に大半の乗客の手続きは終わっているのかエコノミークラスまで含めてガラガラでした。

仁川から先は別発券の大韓航空便に乗り継いで日本へ帰るのですが、荷物はスルーで預かってもらえました。最近では断られるケースも多いだけに助かります。

f:id:Pablo21:20190401221147j:plain

ビジネスクラスへのアップグレードは片道1,200ドル〜1,700ドル。価格設定に幅があるのはブッキングクラスに依るということでしょうか。ただ、条件のところに"Must be purchased in Korea"と書いてあるのが謎です。

f:id:Pablo21:20190401221205j:plain

セキュリティチェックの列は大渋滞。

f:id:Pablo21:20190401221237j:plain

ただし、ファースト・ビジネスクラス用の優先レーンはしっかり用意されているので安心。エコノミー利用の上級会員については、デルタのSKY PRIORITYは対象となる一方、その他のエアラインの上級会員(アシアナ搭乗のスターアライアンスゴールド等)は弾かれていたようなので、ターミナル4利用時は要注意です。

f:id:Pablo21:20190401221254j:plain

不思議なTravel Advisoryが掲示されていました。さすがマニラ。

f:id:Pablo21:20190401221309j:plain

エキゾチックの航空会社が多く就航しているターミナル4。搭乗機であるアシアナのA350が挟まれているのはウズベキスタン航空とケニア航空です。

f:id:Pablo21:20190401221324j:plain

指定ラウンジはスイス航空。ターミナル4を利用するスターアライアンス系の航空会社はここに集約されることになりそうです。

f:id:Pablo21:20190401221349j:plain

とはいえ、内部はかなり狭いものでした。この時間帯のスターアライアンス便はアシアナ航空くらいしか無さそうでしたが、その乗客だけでかなりの混雑。大型機が2便以上重なったりするとかなり窮屈になりそうです。

f:id:Pablo21:20190401221402j:plain

食事はシンプル。北米のラウンジは9割方はこんなものでしょうから、期待しても仕方ありません。

f:id:Pablo21:20190401221418j:plain

コールドミールばかりで、ホットミールは見当たりませんでした。朝食の時間帯ということもあるのかもしれませんが。

f:id:Pablo21:20190401221430j:plain

搭乗時刻になりゲートへ。帰路も往路と同様に最新機材のA350です。

f:id:Pablo21:20190401221456j:plain

ゲート前には長い行列。混沌にならないあたりは、さすが極東のエアライン。

f:id:Pablo21:20190401221510j:plain

搭乗。予想はしていましたが、往路便と同じクルーでした。彼らのサービスとはあまり相性がよくなかったので少し残念。どうやら北米線は現地2泊の行程で飛んでいるようです。

機材が同じなので当然シートも往路と同じ、スタッガード型。

f:id:Pablo21:20190401221522j:plain

ウェルカムドリンクはオレンジジュースにしておきました。確かシャンパン、水との3択です。

f:id:Pablo21:20190401221535j:plain

スムーズに搭乗も終わり、定刻で出発。滑走路脇で離陸の順番を待機している間、エミレーツA380が着陸していくのが見えました。やはり迫力・騒音共に別格です。

f:id:Pablo21:20190401221554j:plain

離陸。先月のコスタリカ旅行に続き2ヶ月連続で利用したJFKですが、今後しばらくは来る用事も無さそうなので、これで見納め。

f:id:Pablo21:20190401221629j:plain

西向きに離陸したので、右側に座るとマンハッタンを遠目に眺めることができました。

f:id:Pablo21:20190401221643j:plain

離陸後は機内食の時間。洋食は、メインが牛・鶏・魚の3択というのは標準的な内容ですが、やはりスープが付くのは特徴的。ビジネスクラスでスープを出すエアラインはそこまで多くありません。

f:id:Pablo21:20190401221656j:plain

韓国料理は定番のビビンバでした。これは日韓線で何度も食べているのでここではパス。

f:id:Pablo21:20190401221710j:plain

その他、好きなタイミングでオーダー出来るのはサンドイッチ、ラーメン等。ソウル発の便に比べると少し選択肢は減ります。

f:id:Pablo21:20190401221725j:plain

到着前の食事はSnackとなっていますが、前菜+メインということでしっかりした内容です。14時間超の長距離フライトなので当然でしょう。ちなみに、往路と違いメニューがすぐ回収されかけるといった珍事もありませんでした。

f:id:Pablo21:20190401221738j:plain

1回目の食事がスタート。まずはカナッペ。

f:id:Pablo21:20190401221750j:plain

続いて前菜はマグロ。大きい身が3つも乗っていて、しっかりした内容でした。

f:id:Pablo21:20190401221819j:plain

ポテトスープ。ANAのファーストで出てきたコーンスープよりもこっちの方が全然マシです。

f:id:Pablo21:20190401221833j:plain

そしてメインはビーフステーキ。これもかなり大きめ。

f:id:Pablo21:20190401221845j:plain

食後はチーズ。往路便もそうでしたが、付け合わせばかりで肝心のチーズは少量しかありません。まあ韓国も日本同様にチーズ文化は発展途上でしょうから、仕方ないでしょうか。

f:id:Pablo21:20190401221856j:plain

チョコレートブラウニーで終了。

f:id:Pablo21:20190401221914j:plain

品数が多かった割には、クルーのサービスが慌ただしかったこともあり、食事が終わってもまだこの辺り。出発して2時間しか経っていません。

f:id:Pablo21:20190401221928j:plain

その後は読書をしながらゆっくり。映画を見ようかとも思ったのですが、韓国映画以外の選択肢が少なかったのが残念。まあ日系も邦画を除くとレパートリーは大したことないですから、それと同じようなものでしょう。どちらも自国民最優先の航空会社ということです。

先月乗った羽田線はアラスカ最北端のバロー付近まで北上しましたが、その更に北を飛ぶ仁川線。ほぼ北極縦断です。

f:id:Pablo21:20190401221955j:plain

北極をすぎたあたりでリフレッシュメントからラーメンとフルーツをもらいます。往路の冷製麺が結構まともだったので期待していましたが、今回はどう見てもインスタントの辛ラーメンでした。

f:id:Pablo21:20190401222058j:plain

その後、ハルビンあたりまで南下してきたところで到着前の食事。

f:id:Pablo21:20190401222109j:plain

前菜はホタテとスモークサーモン。1食目のマグロと方向性はほぼ同じです。

f:id:Pablo21:20190401222121j:plain

メインはビーフストロガノフを選択。あまり考えていませんでしたが、これも1食目とほとんど似た内容になってしまいました。

f:id:Pablo21:20190401222148j:plain

レモンケーキでシメ。

f:id:Pablo21:20190401222203j:plain

北朝鮮を避けるため一旦西寄りに進み、大連の辺りから仁川へ回り込むルートです。

f:id:Pablo21:20190401222218j:plain

仁川空港に到着。往路同様にサービスの質は東アジアのエアラインとしては疑問符がつきますが、それでもフルフラットの最新機材でゆったり過ごせたので快適な長旅でした。

f:id:Pablo21:20190401222248j:plain