Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

2日目:ニュージーランド航空 NZ702 シドニー〜オークランド Works Deluxe

到着ロビーからそのままエスカレーターで出発ロビーへ。ニュージーランド航空オークランド以外にもクライストチャーチウェリントンクイーンズタウンなどニュージーランド各地にフライトを飛ばしており、ここでは一大勢力です。

チェックインは、上級クラス乗客を含めて全員が自動チェックイン機を利用して行い、その後に預け荷物がある場合は専用カウンターへ向かう流れ。

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私の場合はすでに東京でボーディングパスを受け取り済みだったのですが、スタッフに確認したところボーディングパスを再印刷してもらった後に、荷物預けも完了。バゲッジタグは渡されず、タグナンバーがボーディングパスに印刷されるという今までに経験したことがない仕様でした。

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残念ながらスターアライアンスの上級会員ではないので今回はラウンジが使えません。そこで、プライオリティパスで利用可能なレストランの一つ、Better Burgerに行ってみました。

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プライオリティパス会員であれば36豪ドルの割引が受けられます。チーズバーガーとジュースを注文したところ、まだまだ36ドルに達していないとのことで店員さんにフライドポテトLサイズまで勝手に追加されてしまいました。朝から随分ジャンキーに。

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食事を終えて出発ゲートへ向かうとバスゲートでした。なぜかゲート通過の際に赤ランプが点灯。ビジネスクラスが無いフライトなのでインボラは有り得ないですし、なんだろうと思っていたら、1Fから1Aへの座席変更でした。最前列の窓側という属性は変わっていないので特段問題は無いのですが、直前で勝手に座席変更されるのはあまり良い感じではありません。

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軽い雨模様の中搭乗。機材はA320

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ニュージーランド航空A320にはビジネスクラスの設定が無く、その代替として最前列から数列にWorks Deluxeが用意されています。Works Deluxeとは、シートはエコノミーと同じである一方で3列掛けの真ん中座席は空席確約という欧州のビジネスクラスと似たようなクラス。ただし、優先搭乗は可能ですがラウンジ利用は不可なので一般的なプレミアムエコノミー相当というような理解でしょうか。

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滑走路混雑の影響で、30分ほど遅れて離陸。

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最前列なのでパーソナルモニターは座席横から出てくる形式。解像度の良い画面で特段操作に不自由することはありません。

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言語は英語・中国語と並んで日本語が選択可能。日本から団体ツアーで訪れるような英語の苦手な客層にも優しいサービスです。

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座席には、短距離路線にしては珍しいペットボトルが1本置いてありました。これもWorks Deluxeの特典です。

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機内食ビーフキャセロールかチキンサラダの2択で前者をチョイス。内容は完全にエコノミー仕様といったところ。

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この便はクルーが個性的で、みなさんに重大なお知らせがあります、、、というアナウンスをいきなり始めて何かと思いきや、AirlineRatings.comの評価で世界のベストエアラインに選ばれました!という発表をして機内を盛り上げたり、小さな子供達を集めて乗客に対する着陸前の飴配りサービスを体験させたりと、乗客を少しでも楽しませようとする工夫が感じられる心地よいフライトになりました。

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結局、30分の遅れを取り戻せないままオークランドに到着。ロサンゼルス行きの乗継客は乗継便の出発がギリギリということらしく、まずはその便へ乗り継ぐ客だけを先に下ろしてから、他の乗客の降機となりました。アナウンスを無視して自分勝手に降機しようとする人が全くいなかったあたりは、さすが先進国路線です。

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