アエロカルダルの送迎車でメインターミナルへ。そのままLATAM航空の国内線チェックインカウンターへ向かいますが、長蛇の列が出来ていました。
一応優先レーンもあるのですが、スタッフが出発時刻が近づいたフライトの乗客を優先レーンへどんどん誘導するため、こちらも混雑。まあ、ラテンアメリカらしいオペレーションです。チェックイン完了まで15分ほどかかりました。
チェックインを終えたら保安検査を通って制限エリアへ。LATAMは国内線は全便モノクラス運航としているせいか、ハブ空港にも関わらず国内線エリアには自社ラウンジを設けていません。プライオリティパスで使えるPacific Clubというラウンジが一応あるのですが、狭い割にクレジットカード会員で混雑していて居心地が悪いことは前回経験済みなので、一般エリアで待機です。
搭乗予定のLA269便はオンタイムですが、ほぼ同時刻出発のスカイエアラインのプエルトモン行きは少し遅延。
ゲート前では、搭乗開始の随分前から長い列が出来ました。チリ人は意外と行列好きなのかもしれません。
モノクラス運航ですが搭乗時はしっかり優先レーンがあります。
機材はA320。LATAMの国内線の大半の機材はこれです。
搭乗。国際線運用時には前方数列がビジネスクラス扱いになるため、仕切り用のカーテンが設置されています。国内線では全列エコノミーのため、当然カーテンは開いたまま。
それでも、ワンワールドエメラルド効果で最前列を事前予約することができました。最前列に座ったのは6席中私を含め2名のみだったので、ステータスが無い限りは当日の指定も出来ないようです。
大きめの荷物を持ち込む人は、例え規定内のサイズであっても、頭上荷物入れのスペースの都合から搭乗ブリッジに置いておくように指示され、キャビン下の貨物スペースに収納されます。LATAMはこのあたりの運用は容赦無いようで、スーツケースを持ち込む人は例外無く該当しているようでした。
窓が汚すぎて外がぼやけて見えるのが残念。
離陸時、空港の拡張工事の様子がよく見えます。
欧米キャリアの流れを汲み、LATAM航空も国内線のエコノミークラスでは機内食は有料のみになりました。
コーラや水のボトル、レイズやm&mが1,500ペソ(=300円)。種類はそれなりにあります。
サンドイッチ、缶ビール、チップスのセットは7,000ペソ(=1,400円)。
ミニサンドイッチ、オレンジジュース、グミのセットは4,000ペソ(=800円)。どれも地上よりは高めの値段設定です。
メニューを眺めただけで特に注文はせず。外は夕暮れ時の美しい色に染まっていました。
1時間半でパタゴニア地方の入り口、プエルトモンに到着。出発と到着の動線が同じになっている空港です。
規模は小さいですが、木材風のデザインの天井などパタゴニアらしさを出している良い雰囲気の空港です。
空港で現地の友人と合流。彼にこれから数日間、この近くにあるプエルトバラスという観光地の周辺を案内してもらいます。