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とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記

2日目:ニューヨーク滞在 (2) ジャクソンハイツ、グリーンポイント散策

アストリアから移動してやって来たのはジャクソンハイツ。ギリシャ・東欧系が目立ったアストリアとは打って変わって、こちらはラティーノのシマ。雰囲気もまさに下町といった様相です。

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早速目に入るのはスペイン語。ただでさえ米国では存在感のあるスペイン語ですが、この地区では英語を上回る勢いです。

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ラティーノというと中南米系の人々を全般的に指しますが、細かく見るとメキシコ系、プエルトリコ系、中米系、アンディーノ系などに分類出来ます。街歩きをした限りでは、ジャクソンハイツで特に存在感を感じるのはコロンビア系でした。

このレストランは、看板に用いられている黄・青・赤の3色でコロンビア系であることは一目瞭然。

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パン屋の名前はMiraCali。Caliはコロンビア第3の都市ですから、ここもコロンビア系でしょう。

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ここはわかりやすく、そのままコロンビア推し。

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中南米でも、メキシコ・中米と南米では食事の雰囲気が随分違います。コロンビア、ベネズエラあたりは両方の要素が混じっているのが特徴なのですが、ここのメニューは随分と南米寄りな雰囲気。メキシコ・中米系の料理はアメリカではありふれているので、こちらの方がアメリカ人にとってエキゾチック感はあるのかもしれません。

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レストランはたくさんある一方で、アストリアと違って大きなスーパーはあまり見当たらず、あるのは小さな商店ばかり。その中でも看板からラティーノ感が漂うLOS PAISANOSという店に入ってみました。

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品揃え自体は特筆すべきものではないのですが、商品は全て中南米各国からの輸入品なので完全にスペイン語のみ。こちらがアジア系にも関わらず、店員さんも当然のようにスペイン語で話しかけてくるので、あたかも中南米に来たかのよう。

ただし、ラテンアメリカ各国の商品が隣り合って並んでいる風景は、逆にアメリカらしいと言えるかもしれません。

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ペルーのインカコーラキューバ系のマテルバ。この辺りはラティーノ街でないと手に入りにくいでしょう。

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そして中南米の定番スナック、チチャロン。豚の皮をカリカリに揚げたものです。

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アメリカではあまり人気の無いサッカーも、ここでは大人気。もちろん一押しはスペインのラ・リーガです。日本ではFCバルセロナが人気ですが、中南米では圧倒的にレアルマドリードの方が人気は上。国民性の違いがそのまま反映されているようで妙に納得できます。

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あたかもスペイン語がわからない人は相手にしていないかのよう。今回の旅で周ったニューヨークの移民街でも、英語併記が無いのはスペイン語と中国語だけでした。この2ヶ国語の米国での存在感たるや、ということでしょう。

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ちなみに、ジャクソンハイツの駅から北側の方にはラティーノではなくインド系の移民街があります。米国最大のインド系チェーンスーパーであるPatel Brothersも店舗を構えていました。

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ラティーノ街は目と鼻の先なのにも関わらず、ここではスペイン語は全く聞こえずに店内はインド系ばかり。ヒンドゥー教徒が大部分を占めるインド系は食事制限が他の民族に比べて厳しいので、専用のスーパーの需要は大きいのでしょう。それにしても、このカレー粉の量はさすが。

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インド人街の周辺には、チベット系の店もちらほら。チベット動乱以来多くのチベット人がインドに逃れた経緯もあり、インド系とチベット系は親和性が高いようです。

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チベット料理のキッチンカーも。

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売っているのはチベットやネパールの伝統料理であるモモでした。写真だと小籠包や餃子に見えますが・・・

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サリー店。さすがにこういった服装の人はこのエリアでも見かけませんでしたが、インド系女性は家の中ではこれを着ているのでしょうか。

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ネパール&チベット料理店、アフガン料理店、ハラル肉店と並んでいます。今回のジャクソンハイツ散策は時間が短くここまででしたが、奥深くまで探索すればラティーノ、インド系に限らず様々な発見がありそうな気がする地域でした。

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続いて夜になってやって来たのはブルックリンのグリーンポイント地区。ポーランド人街として有名な地域です。地下鉄のGreenpoint Ave駅から地上に出るとすぐに目に入るのは大きなカトリック教会。

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アストリアやジャクソンハイツに比べるとエスニックタウンとしての規模はかなり小さめ。このようにポーランド語で出している看板もありますが、数としては少数派です。

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そんな中、教会のすぐ近くにポーランド系のスーパーを発見。赤地に白い鷲はポーランドの国章にも使われている典型的なポーランドのシンボルです。

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店内は、陳列品の説明までポーランド語。

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取り扱っている商品も大半がポーランド製です。

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東欧の国らしく、スープの種類がたくさんあります。インスタントでたくさん売っていたので、いくつか購入してしまいました。

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更に、ポーランドにしか無い商品ならまだしも、ただの水のボトルまでポーランド語でした。徹底しています。

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それでも、店員募集の張り紙はスペイン語。アストリアのギリシャ系と同じく、グリーンポイントのポーランド系も成熟したコミュニティになっているようです。

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ディナーはニューヨーク在住の友人と合流してポーランド料理店"Krolewskie Jadlo"へ。Korytoというグリルミートとポテトの盛り合わせにピクルスが添えられた大皿料理を頼んだところ、十分すぎる量が出てきました。味も美味しく、この量で46ドルと値段もリーズナブル。珍しいポーランドビールもあり、おすすめの店です。

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