Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

3日目:ラグーナトーレ/トーレ湖 日帰りトレッキング 

エルチャルテンに着いた初日は、フィッツロイの次に人気のトレイルと思われるLaguna Torre(ラグーナトーレ/トーレ湖)という湖へのトレッキング。往復約17kmと距離は長いですが、アップダウンがそこまで激しく無いので比較的初心者向けのトレイルです。

エルチャルテンの町の北と南にそれぞれトレイルのスタート地点がありますが、2kmほど行った先で合流するのでどちらからスタートしても大差無し。今回は北からスタートしました。スタート直後の登りが今回のルートで1番の急登。

スタートしてすぐの所に、タバコの不始末で燃えてしまった木が1本ポツンと立っています。その前には看板が立てられており、Monumento al caminante distraído(注意散漫なハイカーへの記念碑)となかなかウィットに富んだ名前。

スタートから3kmのところがちょっとした展望台になっており、ここからCerro Torre(セロトーレ峰)がよく見えます。目指すトーレ湖はその真下のあたりなので、こう見てもほとんどアップダウンが無いことがわかります。

この先は基本的にずっとCerro Torreを正面に見ながらのルート。トレッキングというよりもウォーキングという言葉がしっくりくるくらいの雰囲気です。

ただ、こんな感じで結構大きめな石がゴロゴロしているので、走るにはちょっと邪魔。最初はトレランのつもりで走っていましたが、この石を避けるのが面倒すぎて途中から歩きに切り替えました。

湖の直前で最後の登り。ただこれもちょっとした坂道程度で余裕です。

トーレ湖の湖畔に到着。スタートからちょうど2時間で到着しました。曇天ではあるものの、Cerro Torreに雲がかからずよく見えていたので満足。

通常コースはここまでなのですが、健脚のハイカーであれば湖岸を右回りに更に進んで展望台まで行くルートもあります。せっかくなのでそちらも行ってみることに。

距離片道2km、標高差にして150mくらい上ってMirador Maestri(マエストリ展望台)まで到着。ここまで来ると湖の奥にある氷河が正面にバッチリ見えて大迫力でした。時間と体力があれば、ここまで来るのはぜひおすすめです。

帰りは同じ道を戻るだけ。往復+休憩時間で5時間程度かかりました。初日は朝にカラファテからの移動があったので出発が正午過ぎになってしまったので、戻りは17時過ぎとなりましたが、夏のパタゴニアは高緯度で遅くまで暗くならないのでまだこの明るさでした。