LATAM航空の国内線で到着したら、そのまま出発階に上がってアメリカン航空のチェックイン。ダラス行き、マイアミ行きがほぼ同時刻に出発するのですが、カウンターはエコノミー客のみ便別に分けられていました。優先カウンターは共同でしたが、列も無くすぐにチェックイン完了。荷物は東京までタグ付けしてもらいます。
制限エリアでは、レストランスタッフによるフラッシュモブもどきのようなものが行われていました。ダンスはグダグダでしたが、観客もそれなりに集まり盛り上がっていた様子。
ダンスを横目に私はラウンジへ。LATAMの旗艦ラウンジでもあり、数年前に改装されたばかりです。
内部は2階建てで広々としており、夜のピーク時間帯であるにも関わらず混雑感は全く感じませんでした。
時間もあまり無いのでシャワーへ直行。夜の時間帯にも関わらず待ち時間無しで使えたのは好印象。
シャワー内にはアメニティとして、シャンプー類と並んでLATAMの長距離ビジネスクラス機内で配られるSalvatore Ferragamoのアメニティボックスがそのまま置いてありました。このやり方は他の空港では見たことがありませんが、櫛や歯ブラシ等必要なものが色々入っているので、こちらにとってはありがたいこと。
米国便は搭乗開始時刻が早めなので、シャワーを浴びた後はすぐにゲートに向かいましたが、既に優先搭乗は終わっていました。今回はSSSSにも引っかからなかったので、エコノミー客に混ざってそのままボーディングブリッジへ。
機材はB777-200。マイアミ線は、12月~1月の繁忙期はAAがB777で2便、LATAMがB787で2便の計4便がデイリーで飛ぶ幹線ルートの1つです。
ゲート通過後、ボーディングブリッジにて乗客1人1人に個別の手荷物検査があるため、ブリッジ手前は大渋滞。優先搭乗に間に合わなかったのが悔やまれます。
スタッフから荷物に係る幾つかの型通りの質問を受けた後、搭乗。逆ヘリンボーン型のビジネスクラスシートで、当然フルフラットになります。アメリカン航空も旧型のライフラットのシートはほとんど見なくなったのは嬉しい限り。
着席するとすぐにウェルカムドリンク。
パーソナルスクリーンは収納型では無く、真正面に備え付けられているタイプ。
座席横には真っ暗なモニターがあり、何だろうと思ったのですが、、、
タッチすると画面が付いて座席操作パネルであることが判明。タッチしない限りは暗いままなのは、フルフラットにして寝そべった時に顔の位置に近いので、眩しくないようにという配慮でしょうか。
頭上には読書灯。これもスイッチ式では無く、上方を押し込んで傾けると自動で点灯するタイプです。
アメニティもパッケージは変わりましたが、内容が貧弱なのは以前と変わらず。
座席横には収納ボックス兼コントローラー置き場。あまり深さがないので、カバン等は入りません。
その隣りにもう一つ収納がありますが、こちらは本当に浅く、入れられるのはボーディングパスとパスポートくらい。あまり意味が無い気がする収納です。
機内食メニュー。事前にExpertFlyerでこの便が満席なことは確認していたので、オンラインでメインはビーフを事前予約していました。
定刻に出発し、離陸するとすぐに夕食タイムです。
夕食はワンプレートでサーブされました。夜行便なので睡眠時間を最大化するための配慮といえば聞こえは良いですが、8時間半を超える長距離フライトということを考えると、コスト削減の感は否めません。
デザートはアイスクリーム。アメリカン航空といえば自分でトッピングを選べるサンデーのイメージが強かったのですが、あれは廃止になったのでしょうか。
食後はクルーに朝食で起こすかどうかを確認されるので、起こしてもらうようにお願いしてから就寝。
起こされたのはこの辺り。5時間半ほど眠ることができました。
朝食はハムチーズサンドイッチ。寝起きなのでこれくらいで十分。
飛行ルート。こう見ると南米もかなりの大きさです。
マイアミには定刻より30分ほど早着。3:50頃にはゲートに着いたのですが、4:00までは空港に入れないとのことで機内で待たされます。
また、入国審査自体はサンフランシスコと違いビザ保有者でも機械で1次手続きは可能になっていましたが、そのあとの有人ブースはまだ入国審査官が1人もいない状態。結局ここでも更に20分ほど待たされることとなりましたが、往路と違い別室送りにはならずに無事入国できました。