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とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記

9日目:ヤムスクロ観光 (2) ノートルダムドラペ大聖堂、大統領宮殿のお堀

ホテルを一通り見学し終えたら、この町一番の見所であるノートルダムドラペ大聖堂(仏語:Basilique Notre-Dame de la Paix、英語:Basilica of Our Lady of Peace)へ向かいました。タクシーで1,000フラン(=約200円)。

近づくにつれて、やはりその存在感が際立ちます。

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入場券は2,000フラン(=約400円)。

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しっかりセキュリティチェックを受けてから入場。ここは観光客の姿もちらほらと見受けられました。

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この大聖堂はコートジボワール初代大統領のウフェ=ボワニにより建てられ、1990年に当時のローマ教皇ヨハネパウロ2世を招いてオープンしました。建設には数億ドルが費やされたようなのですが、当然全て国費持ち。さすがアフリカの政治家はやることが違います。

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近くに来るとその大きさには思わず笑ってしまうほど。頂点の十字架までの高さはなんと158mもあるそうです。

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ここの入り口でガイドと合流し、建物内はグループツアーで周ることになります。通常はフランス語のみなのですが、外国人観光客の場合は英語ガイドを準備してくれるのが助かるところ。

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英語ガイドの到着を待つ間、入り口に置いてあった冊子に目を通します。どうやら年間の訪問客は21万人ほどいる模様。そのうち8万人が観光客ということなので、それなりの集客能力はあるということでしょう。

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10分ほど待ってガイドツアー開始。同じタイミングで来た南アフリカ人と2人で周ることになりました。仏語ツアーに比べて人数が少ないのでガイドにいろいろと質問できてラッキー。

1階部分で写真が許可されているのは、最初の入り口部分だけ。そこから順々に周っていくのですが、中央の柱の部分にはマイクが埋め込まれていたり、各椅子の下にはエアコンが付いていて冷風が出てきたり、椅子に座っていると音は響かないのに、中央部分に立つとどういうわけか声がかなり反響する造りになっていてミサの時に神父の声が通りやすくなっていたりと、色々な不思議な仕掛けをガイドから解説してもらえました。

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続いて、柱の中に埋め込まれたエレベーターを使って上階へ。このフロアは撮影可能です。

建設に使われた大理石は全てポルトガルやイタリア等の地中海諸国から輸入したもので、椅子に至ってはコートジボワール産の地元木材をわざわざイタリアに送り、向こうで椅子に加工してから際輸入したとのこと。贅の限りが尽くされていますが、コートジボワールの実情を見ると身の丈以上と言わざるをえません。

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それでも、欧州の一流職人が手がけているだけあって完成度はかなり高いです。天井のステンドグラスも目を見張る出来。

本当は1階の各窓のステンドグラスもこれ以上に素晴らしかったのですが、写真に収められなかったのが残念。そのうち1つの作品には、なんとウフェ=ボワニ初代大統領自身も登場しているのが可笑しいところです。

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別室には建設時の写真や模型を展示されていました。

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バチカンのサンピエトロ大聖堂との大きさ比較。バチカンより大きなものを作るなんて逆にバチ当たりにはならないのでしょうか。

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上階部分は外に出ることも可能です。間近で見るドームは大迫力。

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正面には広場とそこから伸びる参道。参道の端からこの大聖堂の中心まではちょうど1kmあるそうです。

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隣りには病院。オープン時にはローマ教皇が来ましたが、その時の条件が病院を併設することだったらしく、教皇肝入りの病院です。

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遠くには泊まっているホテルプレジデントも見えました。あちらから見た大聖堂はかなりサイズ感があり近く見えたのですが、実際はこの遠さ。遠近法に騙されそうになりました。

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大聖堂の裏にあるのは、1990年のオープン時にローマ教皇が使った教皇専用の宿泊施設。教皇以外の人が利用することは禁じられており、1990年以降ずっと使われていないそうです。

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不思議な大聖堂を後にして、次はこれまた不思議なお堀へ。大統領宮殿を取り囲むお堀なのですが、ここはワニを生息させていることで有名とのことで、様子を覗きに来てみました。

お堀に着くとまず目に入るのがこの看板。ワニが居るのは本当のようです。

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お堀を覗き込むと、いました。しかも、人の気配を察知すると泳いでこちらにやって来ます。

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そしてそのまま土手に陣取りました。もしかしたら、餌をあげる観光客でもいるのでそれを狙って人が来ると寄ってくるのでしょうか。

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なかなか怖い顔つき。こんなのがお堀にいると知ればここを泳ごうとする人などいないでしょうから、大統領宮殿の警備という意味では実はかなり実用的なのかもしれません。

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初代大統領が造った不思議な町のヤムスクロ。1日あれば十分見て回れる規模ですが、いろいろと突っ込みどころが多く思った以上に楽しめる町でした。