Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:JAL JL2 羽田〜サンフランシスコ ビジネス

年内は最終日までしっかりと勤務をしてから、退社したその足で羽田空港へ。JALのサンフランシスコ行きは以前は24時過ぎに出発する深夜便だったのですが、米国線へ羽田昼間枠が割り振られた影響でスケジュールが変更となり、現在では夜19時台の出発になりました。定時で仕事を終えればギリギリ間に合うかどうかという時間帯です。

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予約した旅程は羽田⇒サンフランシスコ⇒ロサンゼルス⇒サンティアゴで、全てAA便名で通しで購入したもの。運航は第1区間JAL、第2区間がAA、第3区間がLATAMなのですが、15分ほど時間がかかったにも関わらず、ボーディングパスはロサンゼルスまでしか発券されませんでした。そしてJAL便のボーディングパスには見慣れたSSSSの文字。

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保安検査場の優先レーンはビジネス乗客は対象外である一方で、JGCSFCは対象。少し不思議な運用です。

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19時前後のJALファーストクラスラウンジはほぼ無人

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この時間帯にラウンジに来たのは久しぶりだったのですが、鉄板料理がハンバーグからカットステーキに変更になっていました。

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座席は10Aだったのですが、何も言わなくとも隣りはしっかりブロックされていました。スカイスイート機材であれば隣席に人がいてもあまり関係ないのですが、コードシェア予約であっても対応してくれている辺り、JALはしっかりしています。

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米国便は昨年秋頃から搭乗ゲートでの保安検査が強化されたとのことだったので、少し早めにゲートに向かいましたが、1人あたり3秒ほどの質問(他人が詰めた荷物はありますか?といった程度)があった程度で簡単に通過。

その後、SSSSの追加セキュリティチェックです。自分が選ばれたことに対してクレームをつける乗客でもいたのでしょうか、ご丁寧にSSSSの趣旨を説明するような紙まで配っていました。

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搭乗。2016年11月以来のスカイスイートでのフライトです。スリッパ、ゼロハリバートンのアメニティ、ヘッドホンやブランケットなどは全て座席の上にセットされていました。

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ウェルカムドリンクあり。JALのウェルカムドリンクはあったりなかったりするのですが、いまいち傾向がつかめません。

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東京の夜景を横目に離陸。眩い東京にあってもスカイツリーはやはり目立ちます。

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ディズニーランドも見えました。もし花火の時間帯だったりすると綺麗に見えることでしょう。

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ここでちょっとしたトラブル。離陸後にパーソナルモニターを操作しようとすると、機内アナウンスがかかっていないにも関わらず、ずっと"PA in progress"の表示のまま。全く操作できない状態でした。

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他の座席は特に支障が出ていないようなので、クルーを呼んでシステムを再起動してもらいます。再起動時の画面で、IFEシステムがアンドロイドをベースにしていることがまるわかり。

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無事再起動でシステムを正常に戻ったところで、機内食の時間。スケジュール変更で深夜発ではなくなったため、きちんと夕食がサーブされます。

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夕食が終わった後に注文できるアラカルトメニューは相変わらずの充実ぶり。

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1品目は和食、洋食共通。どちらかというと和食に合いそうな内容ではありますが。

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洋食の前菜。"ブランダードのミルフィーユ"と聞いてどんな料理か想像が出来るのは日本人の何割くらいなのでしょう。

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メインは和牛ステーキで。少し寂しい見た目ですが、味は問題ありませんでした。

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デザートはほうじ茶プリン。

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プリンの中に丸い玉がいくつか。多分ホワイトチョコレートだったと思うのですが、その中にカラメルソースが包まれており、噛むと弾ける仕掛けです。

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食事が終わったのは22:30頃。本当は時差を考えるとすぐに寝たほうがいいのですが、まだ眠くならず、ハイボールをお供にガイドブックを見ながらチリの予習。

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眠くなってきたあたりで、シメのラーメン。巣鴨のラーメン店"蔦"とのコラボメニューで、JAL定番のベジタリアンラーメンよりは美味しく食べられます。

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結局、横になったのは日付変更線を越えたあたりでした。ここまで来ると、サンフランシスコ到着まであと5時間もありません。

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4時間ほど寝て、目が覚めたのはこの辺り。もう到着まで残り1時間といったところです。

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到着前の食事はあっさり鯛茶漬けとフルーツ。やはりJALは日本人向けの食事が揃っています。

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食事が終わるともう降下開始。ゴールデンゲートブリッジが真下に見えました。

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サンフランシスコ市街地と対岸のオークランドまで見渡せます。

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サンフランシスコ湾の干潟上空で旋回して最終アプローチ。

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羽田から9時間で到着。冬は強い偏西風に乗るので、意外と短い時間でアメリカまで飛んできてしまいます。

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トランプ政権になって初のアメリカ入国審査は残念ながら別室送り。サンフランシスコの別室はこれで3度目なので慣れたものですが、待合室で待っている人数には驚きました。ベンチが全て埋まっており、立って待つ人までいるほど。政権交代による国境管理政策の影響が如実に出ていることを実感させられます。

1時間半以上待ってやっとインタビュー部屋へ。いつも通り、パスポートにあまりに多くの入国履歴があることを指摘されてから、イラン、ソマリランドアルジェリアあたりを訪れた理由を一通り突っ込まれたあとで解放。2時間近く経ってやっと到着ロビーにたどり着きました。