Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

8日目:イベリア航空 IB3329 ダカール〜マドリード エコノミー

宿から空港まではタクシーで30分。夕方なので道が混雑するかと思いましたが、空港方面はあまり影響を受けないのか、スムーズに到着しました。

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ダカールの空港が一番賑やかになるのは夜。セネガル航空が昨年破綻して以来、就航するのは外国の航空会社のみですが、ブリュッセル航空、エールフランス、ターキッシュエアラインズなどの大手どころが並んでいるのはさすが西アフリカの中心都市といったところ。

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まだ出発時刻までは3時間ほどありますが、チェックインカウンターはオープンしていました。優先カウンターはロープで封鎖されていたのですが、スタッフに申告すれば開けてもらえます。

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今回はエコノミークラスの利用ですが、ワンワールドのエメラルドなのでラウンジインビテーションがもらえました。チェックインを担当してくれたスタッフに「あなたのマイレージ番号の"JL"って見慣れないけど、どこのエアライン?」と聞かれたのはご愛嬌。アフリカでのJAL知名度なんてそんなものです。

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チェックインを終えたら出国審査と保安検査へ。この時間帯はヨーロッパ便が何本か重なっており、優先レーンもなかったので、40分ほどかかってやっと制限エリアへ出ることができました。

免税店がいくつかありますが、全体的には天井も低く一昔前のターミナルといった雰囲気。新空港の建設が進んでいる今、こちらの空港は移転までこのまま使い続けるつもりなのでしょう。

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ラウンジは各エアライン共用のものが一つあるのみ。カメラの自動補正のおかげで写真で見るとあまり感じませんがフロア全体がかなり薄暗く、場末感の漂うラウンジでした。

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食事はパン類やサモサなどがいくつか。

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今回の搭乗はエコノミーなので、隣席の状況は重要です。ExpertFlyerで最新の状況をチェック。今回指定したのは9Aですが、幸い現時点ではまだ隣りは空席でした。しかもエメラルドステータスのおかげか、嬉しいことに通路側の9Cもブロックが入っています。

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搭乗時刻になりゲートへ。ビジネスクラスの搭乗客がいないのか、優先搭乗はありませんでした。仕方なく列に並びます。ヨーロッパ行きということもあってパスポートチェックはかなり厳重に行われていました。

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この空港はボーディングブリッジがないため、必ずバス搭乗になります。機材はA321です。

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ExpertFlyerの情報通り、隣り2席は空席のままでした。非常口席なので横になれるわけではありませんが、それでも隣りが空いているのは嬉しいものです。

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そして何よりこのシートの最大の魅力はこのシートピッチ。非常口の配置の関係で前列の席が無いため、エコノミークラスの窮屈さとは無縁で過ごせます。この機材だとビジネスクラスでもシート自体はエコノミーと同じで中央席が空いているだけなので、それよりもこちらの方が確実に快適性では勝ります。

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離陸。アフリカともしばしお別れです。

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ダカール22:10発、マドリード4:30着という完全な夜行便ですが、離陸してすぐに機内食がサーブされます。ダカールで搭載された機内食ということでどんなものかと思いましたが、メインのチキンに少しアフリカっぽさを感じるものの、思ったほど悪くありませんでした。

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夜行便とはいえ、時差が2時間あることもあり、実際の飛行時間は4時間にも満たない程度です。うとうとしていると、あっという間にマドリードへ到着。

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降機後にも、ボーディングブリッジからターミナルに入ってすぐのところに係員が待機しており、全員のパスポートとビザチェックが。アフリカ線に乗ると、ヨーロッパでの国境審査の厳格化していることを身をもって経験できるのでした。

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