高地順応2日目はラグーナ・チュルップへ。3,800mのスタート地点から4,450mの湖畔まで、2時間半のコースです。
昨日のウィルカコチャとは違い登山口まで行く一般コレクティーボは無いらしいので、登山口までの往復の足はオーランドにアレンジしてもらい、25ソルでした。
ワラスから40分程度で登山口に到着。ここで国立公園への入園料を徴収されます。1日用であれば10ソルですが、サンタクルストレックにも行く場合は65ソルのチケットを買えばそのままサンタクルスでも使えます。
最初はずっと尾根伝いに登っていきます。右奥に見える山の麓に湖があるとのことで、近く見えるのですが標高が高いせいか結構きつかったです。
途中には2ヶ所の岩場もありました。これは1ヶ所目。
2時間ほどで滝に到着しました。この滝を登った先に湖があります。手前の少し広くなった部分は簡易的なキャンプ場になっていて、ここでテントを張ることも出来るようです。
その先には2つ目の岩場。ここでちょっとひやりとする出来事がありました。ここのロープはワイヤーにゴムのカバーが付いているのですが、私がロープを引っ張ろうとしたタイミングでゴムの部分が切れてしまったのです。咄嗟にワイヤーの部分を掴み直すことが出来たので、バランスを崩して岩にぶつかったものの軽い擦り傷だけで済みましたが、一歩間違えればそのまま足を踏み外して落下してしまった可能性もあり、ひやりとした一瞬でした。ここのロープはあまり信用しすぎない方が良さそうです。
岩場を登り終えて数分進むと、ついに到着です。
昨日のウィルカコチャは湖というよりは沼もしくは池という呼び方が似合うようなところでしたが、チュルップは湖と呼ぶにふさわしい綺麗なところです。後ろのチュルップ山も美しい。
宿で用意してもらったボックスランチを食べながら湖畔でしばらく休憩した後は、 "Mirador"という標識に従って更に5分ほど登ると、今まで登ってきた道と湖が一度に見渡せる展望エリアに出ます。
登山道側。
湖側。
復路は展望エリアから登ってきた道と逆側に下りていくので、アクシデントがあった岩場は通らずに済みます。1時間半ほどかけて登山口まで戻ってきました。
登山口にコレクティーボが1台いたので話を聞いてみると、普通のコレクティーボはここまで来ないものの、観光客向けに1日1~2台は登山口まで来るとのこと。ただ、運賃は片道10ソルと言っていたのでツアー会社のアレンジする車とほとんど変わりはないようです。
ワラスに戻ると既に3時過ぎ。夕方以降はゆっくり休養して明日からのメインイベントに備えます。