Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:エミレーツ航空 EK319 成田〜ドバイ(DXB) ファースト

今回はエミレーツ航空の成田発の便で出国。2019年の冬スケジュールから成田空港の運用時間が延長したことにより、この便の出発時刻も22時から23時へと1時間繰り下がりました。

ただし、チェックイン開始は以前と変わらず19時からとのこと。スケジュール変更を知らずに早めに空港に来てしまっても、待たされることはありません。

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私がカウンターに着いたのは20時半頃。超大型機のA380での運航便ですが、カウンターの数がたくさんあるため、行列にならずにうまく捌けているようです。

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ファストトラックを利用して出国。ここのファストトラックの対象者は、ファーストクラス、ビジネスクラスワンワールドエメラルド&サファイアに加えて"プレミアムメンバー"とありますが、これの詳細は不明。

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エミレーツの成田ラウンジと言えば揚げたての天ぷら。スタッフに頼むと数分で自席まで持ってきてもらえます。

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その他ラウンジ内部は前回使った時から特段変更も無かったので省略。ファーストクラスだからと言って特別なサービスがあるわけではなく、ビジネスクラスと共用です。

ゲートはターミナルの最果てにある66番。この時間帯であれば混雑とも無縁のため、どのゲートでも選び放題なはずですが、A380が発着出来るゲートが限られているため、自然と遠い場所になってしまいます。

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5分以上歩いてゲート着。まだ搭乗は始まっていませんが、既に行列が形成されていました。左側が優先搭乗の列ですが、こちらもファーストクラスはビジネスクラスと共用。

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搭乗。約1年ぶりにエミレーツのファーストに帰ってきました。いつも通り当日アップグレード客が多かったのか、前日の時点では残席4でしたが、当日になってみると満席のファーストクラスでした。日本人客はザッと見回したところ私のみ。中東系も見当たらず、ほとんどが欧米系の乗客です。

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この日のファーストクラスのクルーは主に日本人女性、中国人女性、レバノン人男性、クロアチア人女性の4人体制。座席までアテンドしてくれたのはクロアチア人クルーでした。

いつも通りまずは「エミレーツのファーストは初めてですか?」と確認されました。答えはNoでしたが、ここでYesと答えると座席の装備を説明してくれるので、多くの機能があるシートでも安心です。

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前方の引き出しは開けるとエミレーツのロゴ入りの手帳とボールペン。これは記念にいつも持ち帰ってしまいます。

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手元の操作パネルはなんと13言語から選択可能。ここまで選択肢が多いのは湾岸系ならではでしょうか。もちろん日本語もあります。

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続いて、再び同じクロアチア人クルーからアメニティポーチの配布。

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中身はブルガリで統一。ブルガリのおしぼりとは驚きました。

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その後、中国人クルーからウェルカムドリンクのサービス。ペーパーコースターにはエミレーツ航空がスポンサーを務めるラグビーワールドカップのロゴが入っています。

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その次はレバノン人クルーからアラビックコーヒーとデーツのサービス。どちらもクセがあり日本人では苦手な人も多いのですが、私はかつて中東某国に駐在していた時から大好物です。

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そして最後にパジャマを持ってきたのが日本人クルー。このクルー、駐機中に客席に聞こえるほどの大声でケータリング担当の地上職員を叱責していたりとクセがありそうな気がしていたのですが、予感が的中です。

いきなり、「お客様、特典搭乗なんですね。マイルをたくさんお持ちなんて、すごい!」と有償ではなく特典搭乗を強調するかのような発言から始まり、終始慇懃無礼な感じの対応。まあ特典搭乗は事実なので否定しようはありませんが、エミレーツで波長の合わないクルーに遭遇するのは初めてでした。

ちなみに、パジャマはSサイズでも標準的な日本人からするとかなり大きめです。

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パジャマを受け取ったら、離陸前にトイレに行ってさっさと着替え。このトイレの大きさはA380ならではです。

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ちなみにここのトイレにはA380名物の機内シャワーもあります。離陸前に利用の有無をクルーに確認されるので、利用したい場合はそこで利用するタイミング等をクルーに相談しましょう。

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私は、前回乗った時に利用したところ1回使えばもう十分というレベルだったのを経験しているので、今回はパス。

離陸後は早速機内食の時間。まずはメニューに目を通します。

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1ページ目に朝食が記載され、2ページ目以降に主食が掲載されています。ファーストクラスはいつでも好きなタイミングで好きなメニューを頼めますが、この便のスケジュール的に搭乗してすぐに朝食とはならないはずなので、これは掲載順のミスな気が。

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主食のメインコースは3ページ目。こう見ると豪華な内容ですが、実は前菜のキャビア以外はビジネスクラスとほとんど内容が変わりません。

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まずはシャンパンから。食事と違いアルコールはビジネスとファーストでかなり差を設けており、ファーストでサーブされるのはドンペリニョンです。中東系でありながら、実は酒飲み向けのエアライン。

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パンはバスケットから選ぶのでは無く、適当に何種類かアレンジして持ってきてくれる形式でした。

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ラウンジである程度食事をしていたので、前菜はかぼちゃのスープだけ。これはクリーミーでインスタント感もあまり感じず良い出来です。

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メインはビーフテンダーロイン。皿はファースト用の立派なものですが、中身はビジネスと全く一緒かと思うと、少し物足りない気も。肉もかなり火が通っていて硬めです。

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チーズプレート。エミレーツのチーズは種類も豊富で好きなのですが、これだけ量があると全ては食べきれず、半分ほどでギブアップ。

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それでも懲りずに最後はデザートのフルーツタルト。これは日本発にしては珍しく歯が溶けるほどの甘さでした。

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最後は緑茶で終了。急須で持ってきてくれるのがエミレーツファーストの特徴です。

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食後、クルーにベッドメイキングをお願いしている間にトイレへ。トイレ脇のバーコーナーにはこのように数々のお酒が綺麗にセッティングされていました。

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ベッドメイキングをしてもらうと座席はこんな感じになります。

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この辺りで就寝。

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目が覚めるともうこの辺りでした。6時間ほどぐっすり眠れたことになります。

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例の日本人クルーに「もう起きられたんですか!ファーストのお客様は普通睡眠導入剤とかを服用してぐっすり眠られる方が多いんですよ・・・!」と相変わらず慇懃無礼な挨拶を受けつつ、ベッドを片付けてもらいます。

トイレ前のバーコーナーも、いつの間にか模様替えされていました。小石まで置かれていて、なんだか和の雰囲気。

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続いて再び到着前の食事。和定食をオーダーしました。これもビジネスと同じ内容の食事だから仕方無いのですが、ファーストと考えると物足りない内容。

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ドバイまでこんなルートで飛行しました。とはいえ、ずっと夜間飛行だったので外の景色はほとんど望めませんでしたが。

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夜明けのドバイ国際空港に到着。A380の尾翼が並ぶドバイならではの景色がお出迎えです。

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